海外サッカーのリーグ分けが変わる!? 国の独立運動ってどんな影響があるの?

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海外サッカーのリーグ分けが変わる!? 国の独立運動ってどんな影響があるの?

2018.02.02

提供:マイナビ進学編集部

海外サッカーのリーグ分けが変わる!? 国の独立運動ってどんな影響があるの?

皆さんはスペインと聞いて何を連想しますか? 闘牛やフラメンコ、そしてサッカーを連想する人もいるのではないでしょうか。スペインには「FCバルセロナ」と「レアル・マドリード」という2大チームがあることで知られています。スポーツニュースでもよく名前が挙がるため、一度は耳にしたことがあると思います。

FCバルセロナは世界的な人気を誇るチームですが、国内の事情によりスペインのリーグから離脱するかもしれないといわれているのです。

この記事をまとめると

  • カタルーニャ独立運動により、国内のサッカーチームにも影響が及んでいる
  • イギリスやイタリアなど、ヨーロッパ諸国では独立運動が持ち上がっている
  • 諸外国と日本の関係などをさまざまな視点から考えていく「国際関係学」

サッカーにも影響するカタルーニャの独立運動って何?

FCバルセロナが関わる事情とは、現在バルセロナがあるスペインのカタルーニャ自治州で起きている独立運動です。カタルーニャはスペインから独立し、一つの国になろうと動いています。2017年10月には独立の是非を問う住民投票が行われましたが、独立に反対するスペインの中央政府はこの投票を阻止すべく、警察を動員して投票所を占拠するほどでした。

もしカタルーニャが独立した場合、州都・バルセロナをホームとするFCバルセロナも、スペインのサッカーチームではなくなってしまいます。スペインのスポーツ法では、国内の連盟に属さないチームが国内リーグでプレーすることは原則認められていません。これによりFCバルセロナが、スペインリーグ「リーガ・エスパニョーラ」に所属することが難しくなっているのです。

現在FCバルセロナが国内リーグから離脱してしまった場合、イギリスの国内リーグ「プレミアリーグ」に参加するかもしれないという話も浮上しています。これまでヨーロッパのサッカーを盛り上げてきたチームなだけに、世界中のサッカーファンたちが今後の動向に注目している状況です。

サッカーだけじゃない! カタルーニャ独立問題が与える影響とは?

独立運動というと、日本に住んでいる私たちからすれば、いまひとつピンとこないかもしれません。そこでどうして独立するのかという疑問も踏まえ、カタルーニャの独立運動をより詳しく見ていきましょう。

スペインは憲法や法律などの権限をそれぞれ州ごとに持っています。カタルーニャもそんなスペインを構成する自治州の一つですが、同時にスペインの稼ぎ頭ともいわれている場所です。バルセロナはヨーロッパでも有数の港を持っており、物流が非常に盛んな場所です。またサグラダ・ファミリアなどの観光資源もある他、1992年には世界的なスポーツの大会も開催されました。

しかしバルセロナを中心にカタルーニャがスペイン国内で大きな経済力を持つにつれ、問題も浮上してきました。貿易や観光資源など州の経済が豊かになると、スペインの中央政府に納める税金も増えていきます。問題になっているのは、この納めた税金に見合った交付金がカタルーニャに入ってきていないことなのです。これにより州内の道路などのインフラに整備が行き届かないという問題が生じています。つまり自分たちの税負担だけが大きくなっているという状況に、不満が広がっているのです。

しかし独立運動が進むほど、治安に関する不安も大きくなっています。バルセロナなどを拠点においていた大手企業も運動で生じるリスクを考慮して、本社を州外に移すという動きもみせているのです。そのためカタルーニャの利益でもあった企業誘致も難しくなっているという問題も起きています。

このようなことからも「一国から独立したい」という動きは、政治的な部分だけではなく、周辺の経済、またサッカーなどのスポーツ界においても、大きな影響を及ぼすのです。

諸外国で起きている問題をさまざまな視点から分析する「国際関係学」

カタルーニャと同様の独立運動は、スペインに限った話ではありません。独立運動という言葉を聞くと、遠い昔の話をイメージする人もいるかもしれません。しかしこうした独立運動は今もなお続いているのです。最近ではイギリスが記憶に新しいでしょう。

イギリスはイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドで構成されています。その中で近年、スコットランドで独立運動の高まりをみせています。スコットランドのある北海から油田が発見されたこと、そしてイギリス政府からの財源管理に対する不満が、独立運動の背景にあるといわれています。

他にもイタリアのベネト州やドイツのバイエルン州など、現在も世界のどこかで独立運動は起きているのです。

こうした独立運動や、それらが経済や文化などに受ける影響などを考えることは、「国際関係学」の学びにつながります。国際関係学では、研究対象に選んだ地域の問題を歴史や文化、経済や政治などさまざまな角度から分析していきます。同時にその地域と日本との関係性などを学びます。大学の授業ではその地域の概要を学びつつ、調査や分析の方法を身に付けていきます。日々新聞やニュースで話題になっている国際問題が研究対象となることもあります。

独立運動をはじめとした海外の政治的な問題というと、イメージするのが難しいかもしれません。しかしサッカーの話題や観光資源などがもたらす影響などを考えていくと、さまざまなことが政治的な問題につながっていることが分かります。海外の文化や話題に触れることが国際関係学を学ぶ第一歩につながります。

【参考文献】
日テレNEWS24
http://www.news24.jp/articles/2017/10/07/10374523.html
サンスポ
http://www.sanspo.com/soccer/news/20171003/spa17100312040007-n1.html
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO22832500X21C17A0EA1000/
産経ニュース
http://www.sankei.com/world/news/171011/wor1710110032-n1.html
ハフポスト
http://www.huffingtonpost.jp/2014/08/27/scotland-independence_n_5721392.html
サッカーダイジェストWeb
http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=30673

この記事のテーマ
国際・国際関係」を解説

国際問題とひと口に言っても、貧困問題や民族間紛争、資源や食料、環境問題、経済的な競争や協調など、じつにさまざまです。こうした問題を抱えた国際社会で活躍できる人材となるためには、語学力はもちろん、世界各地の文化、経済、政治、法律など、学ばなければならない範囲は多岐にわたります。実際に海外で活動するためには、異文化への理解やデリケートな国際感覚も求められます。留学生との交流や自身の留学も役立つでしょう。

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この記事で取り上げた
「国際関係学」
はこんな学問です

世界各地と日本、または研究対象に選んだ地域の問題を、歴史学・社会学・経済学・政治学など幅広い学術的な視点から理解・分析する学問。国際社会のさまざまな問題を把握し、国際的な政治、経済、法律も活用して、異文化地域や利害関係を持つ国家・地域同士が共存を図る方法を見出していくために大切な学問である。外資系企業、旅行業界、海外取引のあるメーカーのほか、公務員や教員など学びを生かせる仕事の幅は広い。

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