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「寝る前にお風呂」は日本人だけ!? 日本のお風呂が海外から注目される理由って?

2018.02.01

提供:マイナビ進学編集部

「寝る前にお風呂」は日本人だけ!? 日本のお風呂が海外から注目される理由って?

寝る前のお風呂は、くつろぎのひととき。ゆっくり湯船に浸かったり、中には読書を楽しんだり、お風呂でのんびり過ごす人も多いのではないでしょうか。しかし日本人にとって欠かせないお風呂の文化は、外国人からみると驚くことが多いようです。日本と海外では、どんな点が異なるのでしょう?

この記事をまとめると

  • 寝る前にお風呂に浸かる習慣は、日本特有の文化
  • 銭湯を身近に感じてもらえるよう、PRなどに取り組む自治体・銭湯が増えている
  • 外国では温泉地で水着を着用するため、裸で入浴する日本のお風呂に抵抗を感じやすい

お風呂でくつろぎたいのは日本人だけ?

日本人は、お風呂が大好き。江戸時代から銭湯を楽しむ文化があり、お風呂に対する思いはとりわけ強いようです。私たち日本人にとってお風呂は体を清潔にするだけでなく、疲れをとる・リラックスするために欠かせないもの。お風呂は寝る前に入るのが一般的ですが、これは日本独自の習慣で、汚い体のまま布団に入りたくないという意識があるからだといわれています。

一方外国では、お風呂は「体の汚れを取って清潔にすること」ができれば十分と考えていることが多いようです。シャワーで済まされることも多く、湯船に浸かる習慣がありません。そして、シャワーは起床後にするのが一般的です。もちろんこの習慣は国や風土によって異なり、高湿度の国では1日2回シャワーを浴びることもありますが、同じアジア圏でもある中国も湯船に浸かる文化はなく、大半の人はシャワーで済ませてしまうそうです。

海外からやってきた人々に風呂文化を身近に感じてもらうために

このようにお風呂は日本特有の文化ではありますが、給湯器などを作る企業・株式会社ノーリツの調査によると、日本に来日した外国人の中には、「湯船に浸かるようになった」「入浴時間が長くなった」「就寝前に入るようになった」という人が多数いるようです。日本の風呂文化を肌で感じることで、その魅力を発見するのでしょう。しかし、実際に家のお風呂に入ると窮屈に感じることもあるそう。欧米人は日本人に比べて体が大きいため、そう思うのも自然なことかもしれません。そういった事情から、日本にやってきた外国人は広々とした銭湯や温泉を利用する人が多くいます。

しかし外国人にとっては、温泉や銭湯がどういうシステム・マナーがあるのか、理解できないことも多いようです。「入り口で靴を脱いで下駄箱に入れる」「入浴前に料金を払う」「脱衣所で下着も含めて全て脱ぐ」「湯船に入る前に体を洗う」「タオルは湯船に入れない」といった当たり前のルールも、外国人にとっては初めてのことだらけ。
こうしたことをふまえて、日本の風呂文化に興味を示す外国人観光客が増加し、日本の銭湯も外国人向けにPRを行うようになりました。羽田空港の近くにある東京都大田区では、外国人に銭湯を身近に感じてもらえるよう、銭湯のルールを動画にまとめて公開しています。事前に動画でルールを理解してもらうことで、温泉や銭湯を身近に感じてもらおうという狙いです。

また大阪にある「ゲストハウス木雲(モクモク)」は「銭湯入り放題」を売りにし、外国人観光客から人気を集めています。宿泊することで日本ならではの銭湯を無料で楽しめることから、各国から多くの人々が訪れるようです。このように外国人に向けて銭湯や温泉を楽しんでもらおうとする動きは全国各地で広がりを見せています。

水着やタトゥーはダメなの? 戸惑う外国人たち

しかしルールが分かっていても、いざ温泉や銭湯に入ると文化的な戸惑いを感じてしまう人も。海外の温泉はほとんどが水着着用となっており、外国人は他人に裸を見られることに抵抗があるのです。「水着で入れる銭湯を増やしてほしい」という要望もあるのだとか。

そうはいっても、お風呂は古くからある日本の文化。これからもこの文化を大切にしていくために、外国人に温泉や銭湯とはこういうものだと理解してもらえるよう、しっかり伝えていく必要があります。外国人に配慮しながらも、日本の習慣を大切にしてもてなすことが求められているのですね。

海外の文化を知り、異文化理解へとつなげる学問を「国際文化学」といいます。国際文化学では、「文化」をキーワードに、歴史や芸術、宗教、生活習慣などについて幅広く学びます。世界の文化を比較して、各国の違いと共通点を知ることで、異文化コミュニケーションに役立つ国際的視点を身に付けていくことができます。

入浴ひとつとっても、国によって大きな違いがあります。国際的な社会を生きる私たちは、国ごとにそれぞれの歴史や生活習慣があることを認識しなければいけません。そうすることで、より外国人とのコミュニケーションも取りやすくなるでしょう。こうした文化の違いに興味を持った人は、ぜひ国際文化学を学んでみてはいかがでしょうか?


【参考文献】
DIAMOND online
http://diamond.jp/articles/-/144333
神戸新聞NEXT
https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201706/0010326967.shtml
大田区
http://www.city.ota.tokyo.jp/kanko/syoukai/gaikokujinnotamenosento.html
朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/ASK3661QHK36PQIP011.html
産経ニュース
http://www.sankei.com/premium/news/150731/prm1507310005-n1.html
アサヒグループホールディングス
http://www.asahigroup-holdings.com/company/research/hapiken/maian/bn/200905/00286/

この記事のテーマ
国際・国際関係」を解説

国際問題とひと口に言っても、貧困問題や民族間紛争、資源や食料、環境問題、経済的な競争や協調など、じつにさまざまです。こうした問題を抱えた国際社会で活躍できる人材となるためには、語学力はもちろん、世界各地の文化、経済、政治、法律など、学ばなければならない範囲は多岐にわたります。実際に海外で活動するためには、異文化への理解やデリケートな国際感覚も求められます。留学生との交流や自身の留学も役立つでしょう。

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この記事で取り上げた
「国際文化学」
はこんな学問です

国際社会で起こる課題を、文化の視点から捉えて解決策を探る学問。対立ではなく共存の道を探るために、諸国の異文化間相互理解をどのように図ればよいかを研究する。世界各地域から言葉の壁を越えて発信される音楽、絵画、映像、ダンスなどの表象文化が、どのように情報伝達され、受け取られるのかなど、文化への理解が国・民族・性別を超えて人と人を結び付ける方法論を研究する。

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