ゴーグルをかけると、目の前に大迫力のお城が出現!? 「VR」が観光のカギを握る!

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ゴーグルをかけると、目の前に大迫力のお城が出現!? 「VR」が観光のカギを握る!

2018.01.16

提供:マイナビ進学編集部

ゴーグルをかけると、目の前に大迫力のお城が出現!? 「VR」が観光のカギを握る!

イベントやゲーム機でもおなじみになりつつあるVRやAR。それが今、観光業界から大きな注目を集めていることをご存じですか? かつての風景を再現したり、遠く離れた場所の雰囲気を楽しめたり、その地域の魅力を味わえるプロジェクトが多く生まれているようです。

この記事をまとめると

  • VRやARを使って「歴史を体験する」プロジェクトが注目を集めている
  • 「モノ消費」から「コト消費」への変化が観光業界のカギになっている
  • 文化交流を促し、地域の観光の活発化につなげる「観光学」

VRやARといった最新技術で旅行がもっと楽しくなる!?

VR(仮想現実)やAR(拡張現実)はイベントやゲーム機などで積極的に活用されているだけでなく、今さまざまな場面で普及が進んでいる技術です。例えば、最近ではプロスポーツ選手のトレーニングにVRが取り入れられたり、スマホで簡単に楽しめるARアプリが多く誕生したり、今後ますます普及が予想されています。この技術では、映し出された世界観をリアルな体験として楽しむことや、現実世界に広がりを感じることができるという特徴があります。

そんな中、今注目されているのがVRやARの技術を観光へ応用する方法です。

例えばVRを活用すれば、石垣しかないお城の跡を訪れたときに、専用のゴーグルをかけることでまるで目の前にお城が建っているかのような風景を再現することができます。また、遠く離れた地域の景色や豊かな自然も、VRで疑似体験することができます。観光地が集まっている街では、ARアプリを活用して「アニメキャラクターと一緒に各地を巡る」といったイベントを開催するなど、さまざまな取り組みができます。

歴史的に由緒正しい場所というのは足を運ぶだけでもその土地の歴史を感じることができる一方で、「いまいちピンとこない」こともありませんか? パンフレットや専門家の説明だと、どうしても「お勉強感」が出てしまって頭に入ってこない……という人も少なくはないでしょう。そんなときにVRやARの技術は、私たちにその土地の魅力をぐっと身近に感じさせてくれるきっかけになるのです。

大分県竹田市にある岡城跡では、スマホの観光アプリ「岡城AR」を通して画面上にかつての建造物を再現したり、自動翻訳機能による観光ガイドを展開したり、AR技術を観光客増加に役立てています。また、北海道美唄市の宮島沼では、VRアプリの映像を通して、数万羽の渡り鳥が一斉に飛び立つ映像を体験できます。このように観光事業にVRやARを取り入れるケースが増えています。

物語が商品になる!?「モノ消費」と「コト消費」ってなに?

VRやARは、なぜ観光業界から注目を集めているのでしょうか? これには「モノ消費(モノを楽しむこと)」から「コト消費(体験を楽しむこと)」という考え方の変化が関係しています。観光庁は日本に訪れる観光客に向けて、日本でのコト消費を広めるために、VRやARを使った観光推進を行っているのです。

日本を訪れる外国人観光客のお金の使い方を見ると、主に中国人を中心とした「爆買い」が多く、旅行全体で使うお金のうち娯楽に消費されるのは1%程度だという調査データがあります。爆買いは一時期テレビのニュースなどでも大きく取り上げられるほど話題となり、電気街などを中心に多くの観光客を集めていますが、日本の観光をより良くするために1%の娯楽費をどうやって大きくするかが重要になっています。つまり、「いかに日本各地に足を運んでもらうか」「日本の文化に興味を持ってもらうか」ということです。

このような流れがあって、モノ消費からコト消費へという考え方の変化が重視されるようになりました。観光客に対して、日本文化そのものにお金を使う価値を見出してもらうためには、まず気軽に文化に触れてもらう仕組みが必要です。そこでVRやARといった技術を使って体験してもらうという発想が生まれました。

地域の文化をキーワードに、世界中の観光客を楽しませる「観光学」

観光庁だけでなく、旅行会社もまたVRを活用した観光プロジェクトに取り組んでいます。VRによる体験旅行を導入することで、旅行を検討する利用者の「行ってみたい気持ち」を高めるだけでなく、足腰が不自由になった高齢者に擬似旅行を楽しんでもらうといった新たなビジネスにも発展しています。

このように、いかにして地域の文化を世界に広め、観光産業を発展させるのかを考える学問を「観光学」といいます。観光学の分野では今回紹介したような観光事業の開発だけでなく、都市経済やホテル経営などの研究、観光客がより快適に旅行できるための仕組みづくりなど、観光にまつわる研究を幅広く行うことができます。そのため経済学・経営学・社会学・語学などとも関連する学問だといえます。

観光学を学べる学部は学校によって異なります。「観光学部」を設けている学校もあれば、商学部や社会学部の中の一つの学科として設置されているケースもあります。興味が湧いた人は、「何を重点的に学びたいか」をよく考えながら、ぜひ学校ごとの違いを調べてみてはいかがでしょうか。


【参考文献】
NIKKEI STYLE
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO21867340U7A001C1MM0001?channel=DF220420167277
産経ニュース
http://www.sankei.com/politics/news/171022/plt1710220014-n1.html
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/171019/mca1710190500005-n1.htm
http://www.sankei.com/premium/news/171002/prm1710020002-n1.html
大分合同新聞
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2017/10/27/JD0056283746
烏丸経済新聞
https://karasuma.keizai.biz/headline/2957/

この記事のテーマ
社会学・マスコミ・観光」を解説

あまり共通性のないように思われる3分野ですが、じつは密接な関係があります。観光業界にとってマスコミは「広報」そのものです。マスコミの存在なくして観光業界の発展はないでしょう。もともとマスコミは商品を情報化するために社会学を重視しています。社会が求めている漠然としたニーズを精査し、わかりやすいイメージとして変換して提供するのです。今後、観光業などにおけるマスコミの存在はますます大きくなるはずです。

「社会学・マスコミ・観光」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「観光学」
はこんな学問です

観光学とは旅行業の実務を学ぶだけではなく、観光を通して地域と観光客の交流を生み、地域の活性化にもつなげるための学問である。その目的を達成するために、新しい観光事業の開発プロジェクトを成功させる手法や、観光企業の経営ノウハウ、事業計画の作成方法を研究する。また、観光客として見てまわるだけの観光から、積極的に参加して体験できる観光へと旅行者のニーズは変化している。ニーズを先取りする商品開発も重要である。

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