和歌を理解すればあなたも恋愛マスターになれるかも!?

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和歌を理解すればあなたも恋愛マスターになれるかも!?

2018.01.23

提供:マイナビ進学編集部

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和歌を理解すればあなたも恋愛マスターになれるかも!?

和歌はまるで芸能ニュース!? よく読んでみれば読み手がどんな相手と、どんな恋愛をしているのか見えてきます。和歌の恋愛模様を読んだら、自分の恋愛に生かせるかも!?

この記事をまとめると

  • 和歌は感動や恋しく思う気持ちが込められている
  • 古文の中の人たちは比喩がとても巧みである
  • 和歌から比喩を借りることで自分の思いを伝えよう

古文の中に出てくる和歌は何のためにあるの?

古文を学んでいると、頻繁に和歌が登場します。古文が苦手な理由の一つとして、外国語のように何を言っているのかさっぱり分からないということが挙げられます。さらに古文でさえ読めないのに、に和歌が登場すると完全にお手上げ状態……という人も多いのではないでしょうか。

そもそも和歌はなぜ存在するのでしょう? 和歌は、当時の人が自分の思いを込めて詠んだものです。その思いとは、感動や誰かを恋しく思う気持ち。感動したら「この気持ちを誰かに伝えたい!」って思いますよね。いにしえの人たちもそれは全く同じで、当時の人は和歌を使って自分の思いを伝えていたのです。

和歌に込められた登場人物たちの熱い思いに触れてみよう

あなたは友達の恋愛に興味はありませんか? 誰でも人のプライベート、特に恋愛に関することには興味津々。だからテレビの芸能ニュースは毎日放送されているのですよね。あの人がどんな人が好きで、どんな恋愛をしているのか……など探ってみたりすることは普通のことです。そんな人の恋愛事情をのぞき見できてしまうのが和歌なのです。いくつか例を挙げてみましょう。

「あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む」

これは柿本人麻呂が読んだ有名な和歌です。解釈は「山鳥は夜になると雄と雌が離れて寝るというけれど、その山鳥の長く垂れ下がった尾のように、こんなにも長い長い夜を、僕もまたあなたと離れてひとり寂しく寝るのだろうか」となります。

この和歌からは、遠距離恋愛状態にあり、男性が恋人を恋しく思っているということが見えてきます。そしてその恋しい思いを「長い長い夜」に込めているのです。ただ恋しいというよりも、身の回りにあるものに例えて表現することで、より相手に伝わりやすくなります。どれほど切ない思いを抱いていたのかということを相手に具体的に伝えることができるのですね。


「今来むと いひしばかりに 長月の 有明の月を 待ち出でつるかな」

素性法師の読んだ和歌です。解釈は、「『今すぐに行きましょう』とあなたがおっしゃったので、その言葉を信じて9月の長い夜を待っていましたが、とうとう有明の月が出る頃(夜明け)を迎えてしまいました」となります。

相手を信じる気持ち、この和歌の面白いところは時間を言わずに、どれほどの長い時間待っていたのかを月を使って表現しているところです。また読み手の感情や状況も垣間見えます。読み手は相手のことを寝ずに待つほど待ち焦がれていた、でも相手は来ない。ということは、相手には別の恋人がいるのかもしれない、浮気性な相手に振り回されている恋愛なのかもしれない……などと想像することができます。

百人一首を理解して恋愛に生かそう

和歌を読み解いてみると、当時の人たちの情熱的な恋をしている様子が浮かび上がってきます。古文に登場する人たちは、実に巧みに言葉を使っています。良いことを良いというのではなく、身近なものに自分の感情を乗せる比喩表現が非常に優れているのです。それによって和歌を読んだ人に詠み手の置かれた状況をイメージさせやすくする効果があります。

これはそっくりそのまま、現代の恋愛にも生かせると思いませんか? 和歌の中に使われた比喩の表現を知ることで、あなたが恋しく思う気持ちを、伝えたい相手に実感をもって伝えることができます。言葉は大きな武器。百人一首や和歌を真剣に読むことで、良いと思う表現を借りましょう。そうすれば恋愛で一歩リードすることも夢ではありません。

日本文学を学ぶことで、和歌の中に表現されている昔の人たちの巧みな言葉遣いに触れられます。和歌を理解することで、あなたの感動や誰かを恋しいと思う気持ちを、あなただけの言葉で表現できるようになるかもしれませんよ。


【参考URL】【参考文献】
岩波新書 『日本語の古典』 山口仲美 

百人一首殿堂 時雨殿
https://www.shigureden.or.jp/about/database_02.html

百人一首の風景
http://www.hyakunin.stardust31.com/gendaiyaku.html

この記事のテーマ
文学・歴史・地理」を解説

文学は、長い歴史のなかで変遷してきた人間の生活や社会、人々の考え方や感情の変化などを、文章表現をもとに考える学問です。文献を読み解いて比較検討し、過去から現在、さらには未来に至る人間のあり方や社会について研究します。地理学や歴史学は、今日の私たちの生活や文化、経済活動などについて、基盤となった地形や気候、史実やさまざまな事象、最新の研究結果や歴史的な遺構をもとに、その成り立ちから考える分野です。

「文学・歴史・地理」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「文芸学」
はこんな学問です

スタイルや語り口が大きく異なる古今東西の小説作品、ルポルタージュ、詩歌、シナリオ作品など、あらゆる文章表現を熟読し、考察しながら、それぞれの作品の持つ創作の秘密に迫る学問である。文学との違いは、既存の文学作品を研究すること自体が目的ではなく、あくまでも新しい文章表現を創造するという目的のために学ぶことである。そして、そのゴールには自分自身が選んだ表現手段を用いた作品の完成がある。

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