文部科学省・山田泰造さんに聞く。社会に出ても「思考力・判断力・表現力」が必要!

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文部科学省・山田泰造さんに聞く。社会に出ても「思考力・判断力・表現力」が必要!

2017.12.26

提供:マイナビ進学編集部

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文部科学省・山田泰造さんに聞く。社会に出ても「思考力・判断力・表現力」が必要!

2021年1月、現在の大学入試センター試験に代わり、大学入学共通テストの実施が始まり、新たに記述式問題が導入されます。それに伴いこれから学校の授業がどう変わるのか、文部科学省 高等教育局 大学振興課 大学入試室長の山田泰造さんにお話を伺いました。併せてとても興味深い山田さんご自身の体験談もお聞きすることができましたので、紹介します。

この記事をまとめると

  • 自分自身がPTA活動に参加したことで、「思考力・判断力・表現力」が大切だと感じた
  • 控えめな日本の生徒のために、学校ではもともとアクティブラーニングな授業をしてきた
  • 実際に教壇に立ってみて感じたことは「学校の先生ってすごい!」

PTA活動に参加したことで「思考力・判断力・表現力」の重要性を実感!

――「思考力・判断力・表現力」は、学校で学んでいる間だけではなく、将来社会に出ても必要になる力だと思いますが、実際に山田さんはどう感じられますか?

その通りだと思います。私は、子どもたちの学校のPTA活動に参加したことがあります。

例えばPTAでは、いろいろな情報を参考にして規則を新しくするということが行われます。そのときに「うちのPTAの規則はこうなっている。でも隣のA中学の規則は、こういう点がうちと違う。どうすればより良いものになるか」ということを考えなければなりません。こうした取り組みをするときまさに「思考力・判断力・表現力」が重要になってくると思いました。

しかし考えたり、判断したり、書いたりすることが苦手……という人がいるのも事実。今回のPTAで例えるなら、多くの人が自分で考え、思ったことを表現できるようになれば、より良い規則が出来上がり、みんなにとって快適な環境になるのではないかと思いました。

日本の学校の授業は昔から「アクティブラーニング」だった!

――大学入学共通テストで記述式問題が導入されることにより、高校の先生方から「こんなことを授業で始めました」という話を聞いたりしますか?

もともと日本の学校は、昔からとてもアクティブな授業を行ってきたと思うのです。それは日本の生徒には控えめな子もいるので、なんとか積極的に授業に参加させたい、自分の意見を言わせたいと先生方が試行錯誤を繰り返してきたからです。

そのため、今回の大学入学者選抜改革で新しく「こういう授業を始めました!」というよりも、すでに昔から行われてきて、培われてきた数多くの事例があるといったほうがいいのかもしれません。

しかしこれまでは、どうしても大学入試などで選択式の試験が多く行われることもあり、それに沿った授業をせざるを得なかったという現実もあったと思います。今回の大学入学者選抜改革で、本来先生がやりたかった授業方式が増えていくのではと思っています。

学校の先生はすごい! 実際に教壇に立った経験で感じたこと

――ずっと以前から日本の学校はアクティブラーニングをしてきたということは、とても興味深いお話ですが、今の学校の授業風景について、具体的な話を聞く機会はありますか?

以前、市の教育委員会へ出向していたことがあったのですが、ある日1日中学校にいて、授業を担当する機会に恵まれました。中学1年生のクラスを2クラス担当したのですが、生徒たちに警戒の目で見られることから始まり、苦労しました。

私としては、授業の流れをきちんとイメージして「ここで生徒の心をつかんで、ドッとウケて……」と想像していたのに、なかなか思うようにいきませんでした。ところが実際に先生が教壇に立つと、全く生徒の反応が違うんです。授業で生徒と上手に会話のキャッチボールができるようにすることは、教師としての腕の見せ所なのだなあと感じましたし、同時にすごいなと思いました。



皆さんが普段受けている学校の授業は、先生たちが時間をかけて準備をしてきたもの。そこから得られる知識は、数多くあります。積極的に授業に参加し、先生やクラスの仲間と会話のキャッチボールをする。そうしたことを積み重ねることで養われる力は、きっと大きなものに違いありません。

【取材協力】
文部科学省 高等教育局 大学振興課 大学入試室長 山田 泰造

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