政府がスニーカーを推進? 国民の運動不足を解消する取り組みって何?

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政府がスニーカーを推進? 国民の運動不足を解消する取り組みって何?

2017.12.25

提供元:マイナビ進学編集部

政府がスニーカーを推進? 国民の運動不足を解消する取り組みって何?

会社勤めの大人といえば、どんな服装を思い浮かべますか? スーツ姿に革靴の姿をイメージして、「ちょっと動きにくそう……」と感じる人もいるかもしれません。

実は今、政府がそんなイメージを覆すプロジェクトを始めようとしています。それは、会社勤めの大人たちに向けて、歩きやすいスニーカーでの通勤を広めようという試み。一体どういう取り組みなのでしょうか?

この記事をまとめると

  • 歩きやすいスニーカーで通勤することを広めるプロジェクト
  • スニーカー通勤の推奨は、働き盛りの20~40代の運動不足解消が狙い
  • 人体の機能と健康維持について研究するのが「健康科学」という学問

2018年春から、スニーカーを履いて通勤する人が増えるかも!?

近年、フィットネスクラブやプライベートジムが人気を集めるなど、人々の健康への関心は高まりをみせています。そんな中スポーツ庁は、スニーカーを履いて通勤することを呼びかけるプロジェクトを新たに始めようとしています。1日8,000歩ウォーキングすることを目指し、日頃の運動不足を解消する狙いです。
これまで日本政府は、夏の「ノーネクタイ」などを推奨する「クールビズ」を推し進めてきましたが、今回の「スニーカー通勤」も国民運動として定着させる意気込みだといいます。

運動といえば、皆さんは体育の授業や部活で体を動かすことをイメージするかもしれません。しかし、大人になると体育や部活にあたる運動の時間が取りづらくなるものです。そこでスポーツ庁は、普段の生活で手軽にできる「歩くこと」に着目。働き盛りの20〜40代にスニーカーを履いた通勤を呼び掛け、たくさん歩いてもらうことで国民の運動不足解消を目指します。またウォーキングをすることで個人が健康になると、医療費削減の効果もあると考えています。

歩くことが、どうして健康につながるの?

ウォーキングは一見すると「歩いているだけ」のように見えますが、どのような効果があるのでしょうか?

国土交通省が発表した資料によると、「歩く」という人間の基本動作には心身に及ぼす影響が多くあるようです。ウォーキングによる健康維持の効果を見てみると、体脂肪を減らし、代謝を活性化することにつながったり、心肺・血管が強化されて持久力が向上したり、生活習慣病の予防につながる効果が期待できるといわれています。

また、勉強の集中力が切れたときに散歩をしたことがある人も多いと思いますが、ウォーキングは気分転換やストレス解消といった効果もあるといわれており、肉体的な健康維持だけでなく、精神的な健康を保つためにも有効であることが分かります。

ウォーキングにはこのような健康効果があり、かつ日常生活で取り入れやすいため、スポーツ庁はまず「スニーカー通勤」を推進しているのです。確かにウォーキングであれば、特別なスポーツ用品や場所を必要としないため、誰でも手軽に始められますね。

社員のスポーツ活動を支援する企業を応援する取り組みも!

スポーツ庁は「スニーカー通勤」推進の他にも、社員のスポーツ活動を支援する取り組みを行う企業を「スポーツエールカンパニー」として認定する制度も実施しています。昼休みにストレッチの時間を設けたり、自転車通勤を奨励したり、健康増進のためのスポーツ活動に積極的な企業が対象となります。皆さんの学校生活と同じように、大人が毎日通う会社で運動する機会を作ることができれば、社員の健康への意識も高まりそうですね。

このように人々が健康を保つ方法や人体の機能について専門的に学ぶ学問を「健康科学」といいます。健康科学にはいくつかの分野があり、例えば、「運動健康学」では健康を維持するための体の動かし方を研究します。他にも、毎日の食事の栄養バランスなどについて学習する「栄養管理学」、ストレスの対処法を身に付けて健やかな暮らし方を考える「健康心理学」などがあります。

体を動かすことと「科学」がつながるのは意外に感じるかもしれません。しかし、運動による人体への影響を科学的に研究することは、ウォーキングのように、日常に少しの工夫を加えるだけで健康に役立てる方法を見つけることにつながるのです。

健康科学に興味が湧いた人は、まずは普段親しんでいるスポーツが体にどう影響するかについて調べてみてはいかがでしょうか? ちょっとした動きが、骨や筋肉を丈夫にする働きをしているかもしれません。ぜひ身近なところから健康科学への関心を深めてみてくださいね。

【参考文献】
時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017100200952&g=pol
スポーツ庁
http://www.mext.go.jp/sports/b_menu/houdou/29/10/1396838.htm
http://www.mext.go.jp/sports/b_menu/houdou/29/08/1388827.htm
J-CAST
https://www.j-cast.com/healthcare/2017/10/05310323.html
文部科学省
http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/hpab201601/detail/1376605.htm
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/sports/025/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2015/05/01/1357467_1.pdf
http://www.mlit.go.jp/common/000022977.pdf
毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20171009/ddm/041/040/138000c

この記事のテーマ
体育・健康・スポーツ」を解説

病気やケガの予防や予後のケアを通して、人々が健やかに暮らせるようにするのが、健康学の理念です。食生活や運動などのライフスタイルや心理状態、検査やリハビリテーションなど、学ぶ内容は多岐にわたります。体育やスポーツは、健康を維持するための身近な方法であるとともに、人生を豊かにする趣味であったり、人によっては職業になることもあります。競技技術の向上だけではなく、メンタルや栄養、指導者のスキルも学びます。

「体育・健康・スポーツ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「健康科学」
はこんな学問です

健康管理と指導法を、スポーツ、栄養、教育心理の3つの観点から学ぶ学問。具体的には、健康維持にとってのスポーツの役割を正しく把握し、健康管理のための運動法を研究する「運動健康学」、栄養が身体にもたらす働きについて学び、よりよい栄養摂取を研究する「栄養管理学」、健康を保つために必要な心のケアや、指導法を研究する「健康心理学・健康教育学」など。スポーツに関連する専門家を養成し、教員などのスポーツ指導者へ進む道がある。

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