乗馬でリハビリ!? オーストラリアの新しいリハビリ法とは?

  • ようこそ、ゲストさん
  • ログイン
  • メンバー登録(無料)
  • エリア設定
  • 保護者・先生の方へ
MENU
閉じる
  • ようこそ、ゲスト さん

    メンバー登録(無料)

  • 適学・適職診断無料!

    診断を受ける

  • エリア設定

現在4校がカートに入っています。

一度に最大30校までまとめて資料請求することができます。

閉じる

「マイナビ進学」サイトが別タブでが開きます。

乗馬でリハビリ!? オーストラリアの新しいリハビリ法とは?

2018.01.12

提供元:マイナビ進学編集部

乗馬でリハビリ!? オーストラリアの新しいリハビリ法とは?

馬に乗るのは健康な人にしかできないと思われがちです。しかし最近オーストラリアで行われた研究によると、乗に乗ることが脳卒中を起こした人のリハビリテーション(機能回復措置)に効果があるそうなのです。

この記事をまとめると

  • 脳卒中のリハビリはこれまで専門施設で行われる場合がほとんど
  • 乗馬やリズムの良い音楽が脳卒中に効果的なことが分かった
  • リハビリにはさまざまな可能性がある

脳卒中とはこんな病気

脳卒中は、血圧が高かったり、タバコを吸い過ぎたりすると起こりやすくなります。脳の血管が詰まり破れることによって脳の組織が傷ついてしまう病気です。発生すると手足のしびれや視力が落ちるなどの症状があらわれます。
また、脳の言語機能や発声器官が動かないため言語障害が発生し、人とのコミュニケーションが難しくなる場合もあります。

脳卒中で手や足の障害が起きると、薬を飲んでリハビリをすることで機能の回復を目指すのが通常の対応です。
ところが、オーストラリアのニューキャッスル大学で行われた研究で、乗馬が脳卒中の回復に効果があることが分かりました。他にもリズム音楽療法も効果があったそうです。

乗馬と音楽療法がもたらすリハビリ効果とは?

このオーストラリアでの研究に参加した被験者は123人で、いずれも脳卒中を発生してから10か月以上5年以内の人でした。研究ではこの123人を乗馬グループとリズム音楽グループ、通常リハビリグループに分け、リハビリ療法を1週間に2回の割合で12週間続けたところ、乗馬とリズム音楽ではバランス能力と移動能力の面で、通常のリハビリよりも効果が見られたそうです。さらには、日常生活での人とのコミュニケーション能力も向上したと感じた人が多かったということです。

さらに特徴的だったのは、これまでは脳卒中を発生した場合、発生後に早くリハビリを行うほどまひや機能障害を大きく回復できるという考え方が主流でしたが、今回の研究によって、リハビリテーションは発生してから数年経った後でも効果が見られることが分かりました。

リハビリ技術にはさまざまな可能性がある

日本では、脳卒中を発症した患者はリハビリ施設内での回復療法を行うのがほとんどです。しかし今回紹介したオーストラリアでの研究結果のように、リハビリ方法などは多くの可能性があり、研究が進められています。
例えば、体内の電気信号を活用したリハビリテーション技術も研究されています。人間の体は、筋肉を動かそうとするとき微弱な電流の変化が起きています。これを利用して、まひをした手足に人工的に電流を流すことで、機能を回復させようとするものです。

また、まひをした手足に補助器具をつけている場合、器具が体に流れている電流を感知することで手足の動きを誘導することもできるのだとか。これらは研究段階ではありますが、リハビリテーションの技術も確実に進歩しているといえるでしょう。

リハビリテーションには運動能力の回復を目指すものと、心身に関わる機能回復を目指すものがあります。高齢化社会が進んでいる日本にとっては、今後ますます必要性が高まっていくでしょう。興味がある人は「リハビリテーション・作業療法・理学療法」について調べてみてはいかがでしょうか。



【参考文献】
脳卒中WEBガイド
http://www.fukuoka-stroke.net/webguide/article/list/category_id/2/
CareNet
https://www.carenet.com/news/general/hdn/44189

この記事のテーマ
医学・歯学・薬学・看護・リハビリ」を解説

病気やケガなどによる身体機能や生理機能の変化を治療し、健康な生活が送れるようにするのが、医療の役割です。今日のように高齢化が進んだ社会では、健康で長生きできるようなサポートも重要です。これらの役割を担うのが、医師、薬剤師、看護師、理学療法士などの専門家です。医師であれば解剖学や病理学、薬剤師であれば薬学など、それぞれが専門的な知識と技術を身につけ、連携することで医療の質を向上させる方法も学びます。

「医学・歯学・薬学・看護・リハビリ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「リハビリテーション・作業療法・理学療法」
はこんな学問です

リハビリテーションには、障がいを持った人の運動能力回復のための理学療法と、心身にわたる諸機能を回復するための作業療法がある。理学療法では、立つ・歩くなどの運動療法とマッサージや電気による物理療法を用いるための知識、技術を学び、「理学療法士」をめざす。一方、作業療法は、精神疾患なども含めて用いられるもので、たとえば、園芸や工芸を通じ、患者が生活の自立性を回復するための知識、技術を学び、「作業療法士」をめざす。

「リハビリテーション・作業療法・理学療法」について詳しく見る

あなたの適性にあった学びや仕事が見つかる

適学・適職診断

無料

進学・適職診断を受ける