クリスマスの定番シャンメリーが、大企業では作れないって本当!?

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クリスマスの定番シャンメリーが、大企業では作れないって本当!?

2017.12.12

提供元:マイナビ進学編集部

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クリスマスの定番シャンメリーが、大企業では作れないって本当!?

クリスマスパーティーの定番のシャンメリー。アルコールが飲めない未成年にとって、シャンパンを飲んでいるかのような気分を味わえるシャンメリーは、お祝いの気分を盛り上げてくれますね。しかしこのシャンメリー、実は大企業で作ることができないのです。それは、中小企業を守るための国の取り組みが関係していました。

この記事をまとめると

  • シャンメリーの歴史は意外に古い
  • シャンメリーは、法律により中小企業でしか作れない
  • 「下請法」など中小企業を保護する法律がある

実はとてもロングセラー。シャンメリーはいつからあるの?

1947年にシャンメリーの原点ともいえる商品が誕生しました。戦後、日本に駐在していたアメリカ兵士たちがシャンパンを楽しげに飲んでいる姿をヒントに、東京の飲料会社が製造したのが始まりといわれています。

その後、中小飲料メーカーが製造に相次いで参入。全国で販売されるようになりました。株式会社トンボ飲料が1965年にこれらの飲料に「シャンメリー」と名付け、製造・販売を開始。クリスマスのパーティー向けドリンクとして大々的に宣伝し、徐々にシャンメリーがクリスマスの定番となっていったのです。

シャンメリーは中小企業でしか作れない

1972年に現在の「全国シャンメリー協同組合」の前身となる全国ソフトシャンパン協会が創立されました。その後、1977年に制定された「中小企業の事前活動の機会の確保のための大企業者の事業活動の調整に関する法律」(分野調整法)に基づき、シャンメリーは「中小企業の生産分野品種」となりました。分野調整法とは、特定の商品の製造販売を中小企業のみに許可する法律です。このため、大企業はシャンメリーを製造することができないのです。

シャンメリーという名称は、全国シャンメリー協同組合の登録商標であり、組合に加盟している全国各地の中小企業しか名称を使うことができません。ちなみにシャンメリーの基準は「炭酸飲料」「瓶にChanmeryの刻印」「抜栓したときにポンッ!という音がすること」とされています。

中小企業を保護する法律は、他にもある

「分野調整法」は、大企業者の参入によって数多くの中小企業が悪影響を受けることがないよう、中小企業を守るために作られた法律です。日本は、自由に商品を製造・販売できるようにみえますが、社会のバランスを保つために、国が法律によってコントロールしているのです。

他にも中小企業を保護する法律として「下請法」と呼ばれる法律もあります。下請法は大企業が、立場を利用して中小企業に特定の仕事を「著しく低い価格水準」で依頼することを防ぐ法律です。

このように、いろいろな立場の人を守るための法律を学ぶことができる学問が「法学」です。社会のバランスや私たち市民の生活、経済活動に興味のある人は、学んでみてはいかがでしょうか。


【参考文献】
全国清涼飲料協同組合連合会
http://www.e-drink.jp/chanmery/
中小企業庁
http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/souran/2-1keiei/9-4chosei.html
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/torihiki/2007/download/070713pointkaisetsu.pdf

この記事のテーマ
法律・政治」を解説

国家は通常、多数の国民によって構成されています。それぞれ考え方が異なる国民をひとつの国家としてまとめようと考えれば、法律によって義務や権利を定め、政治(行政)によってそれらをきちんと運用していくことが必要になります。歴史上、多くの国家がこうしたことを目指し、あるものは成功してあるものは失敗してきました。どのようなときにあっても、道しるべとなるべき法曹家や政治家や評論家などの専門職は不可欠です。

「法律・政治」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「法学」
はこんな学問です

法学の研究領域は広い。憲法、民法、刑法に刑事・民事の両訴訟法と商法(大部分は会社法に移行)を合わせて六法と呼ぶが、これらは重要な法律のごく一部にすぎない。法学では、限りなく追加されていく法律を覚えるのではなく、それらの法律が生み出される原理と法律を活用して社会問題を解決するための思考法を学ぶ。また、法律は時代や社会制度とも密接に関係しており、社会問題についての最新情報も常にアップデートしておく必要がある。

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