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1滴の血で13種類のがんが早期に発見!?

2018.02.08

提供元:マイナビ進学編集部

1滴の血で13種類のがんが早期に発見!?

現在国立がん研究センターなどの研究機関では、1滴の血液で13種類のがんを発見する検査法を開発しています。早ければ3年以内に事業化申請が行われ、がん医療の大きな進歩となるでしょう。がんの早期発見はがん治療において大切な要素とされています。早めに治療を開始することによってがんの治癒率を上げることができるからです。

この記事をまとめると

  • 1滴の血液でがんが発見される仕組みとは?
  • 現在日本で行われているがんの検査方法について
  • 発見できるがんの種類

日本のがん発見方法は、がんの種類によって違う!?

現在の日本では、がんの部位に合わせた検査を受診する必要があります。

例えば、肺にがん細胞があるかを調べる場合、まずは胸部X線検査と呼ばれるレントゲン検査を行います。ヘビースモーカーの人は、数日かけて痰を採取する検査も行う可能性があります。そして、そこで異常が見つかった場合は、異常の状況によって気管支鏡検査などの精密検査を行うといったステップを踏みます。

大腸がんの場合は、便潜血検査をした後、出血の反応があれば、大腸内視鏡検査へと進みます。大腸内視鏡検査は事前に下剤の服用する必要があります。また、出血の検査結果によっては、直腸指診と呼ばれる肛門からの触診検査が行われることもあります。

このように、これまでのがん検査方法は、体の各所の分泌物の検査や、がんの部位をレントゲン・内視鏡などで直接探さなければならないため、検査を受ける本人負担が大きいものでした。

1滴の血液でがんが発見できる!

がんも含めた細胞は「マイクロRNA」という、微小な物質を血液中に分泌します。

国立がん研究センターなどは約4万3,000人の冷凍保存された血液を分析し、13種類のがんのマイクロRNAを調査したところ、それぞれのがんには2~10種類ほどの特徴的なマイクロRNAが含まれていることが分かりました。

この特徴により、血液を分析することにより、比較的初期のがんを含め、95%以上の確率でがんを発見することに成功したのです。

1滴の血液で発見できるがんは胃がん・大腸がん・食道がん・膵臓(すいぞう)がん・胆道がん・肺がん・乳がん・卵巣がん・前立腺がん・ぼうこうがん・骨軟部腫瘍・神経膠腫(しんけいこうしゅ)*の13種類です。これらがたった1滴の血液で発見できるということは、画期的な医療技術革新です。

*神経膠腫(しんけいこうしゅ):脳の組織、神経膠細胞(しんけいこうさいぼう)にできる腫瘍

画期的な診断方法の研究

中でも膵臓(すいぞう)がんは、初期症状がほとんどないため、がんの中でも1番発見しにくいと言われています。そのようながんが1滴の血液検査で発見できるとなれば、がんの早期発見の飛躍的躍進につながります。それにともない治癒率の上昇も期待されます。

膵臓(すいぞう)がんのような見つかりにくいがんの早期発見や、診察を受ける方の手間を削減することで、より手軽に検査を受けることが可能になります。今回のような検査技術などは医療技術学の研究によって進められています。このような医療技術学を学ぶことで、世界中の人たちの健康や治療が良くなることに、関わることができるかもしれませんね。


【参考文献】
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20170724-OYTET50018/
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG19H4L_Q7A820C1CR8000/
http://e-clinic21.or.jp/modules/contents02/index.php?content_id=8
http://www.onaka-kenko.com/various-illnesses/large-intestine/large-intestine-cancer/02.html
https://www.med.or.jp/forest/gankenshin/type/lung/checkup/
http://www.onaka-kenko.com/various-illnesses/large-intestine/large-intestine-cancer/02.html

この記事のテーマ
医学・歯学・薬学・看護・リハビリ」を解説

病気やケガなどによる身体機能や生理機能の変化を治療し、健康な生活が送れるようにするのが、医療の役割です。今日のように高齢化が進んだ社会では、健康で長生きできるようなサポートも重要です。これらの役割を担うのが、医師、薬剤師、看護師、理学療法士などの専門家です。医師であれば解剖学や病理学、薬剤師であれば薬学など、それぞれが専門的な知識と技術を身につけ、連携することで医療の質を向上させる方法も学びます。

「医学・歯学・薬学・看護・リハビリ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「医療技術学」
はこんな学問です

検査やリハビリテーションについて専門的な知識と技術を学ぶ学問。具体的には検査分野では、心電図、組織、血液、尿などの検査技術を身に付けた「臨床検査技師」「細胞検査技師」や、レントゲン検査、CTスキャン、放射線治療に携わる「診療放射線技師」をめざす学びが含まれる。リハビリ分野では、身体機能の回復を支援する「理学療法士」、心身の回復を支援する「作業療法士」のほか「言語聴覚士」など。学校によって看護学を含む場合もある。

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