ノアの大洪水は実際にあった!? 世界の洪水伝説は、単なる神話じゃない!

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ノアの大洪水は実際にあった!? 世界の洪水伝説は、単なる神話じゃない!

2017.12.19

提供:マイナビ進学編集部

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ノアの大洪水は実際にあった!? 世界の洪水伝説は、単なる神話じゃない!

日本でも多くの人に知られているキリスト教の神話、「ノアの箱舟伝説」。おとぎ話のようにも思えますが、現在の技術で過去の地球の状態を調べたところ、海面が今よりも高かったことが分かってきています。洪水神話が私たちに伝える「過去の地球の姿」は、いったいどのようなものだったのでしょうか。

この記事をまとめると

  • 「ノアの箱舟伝説」のような洪水神話は、世界各地に残されている
  • 過去の堆積物を分析することで、当時の海面が今よりも高かったことが分かってきている
  • 世界の遺跡や遺物を発見、研究し、私たちにロマンを与えてくれる学問が「考古学」

家族や動物とともに箱舟に乗り込み、洪水を生き延びる「ノアの箱舟伝説」

皆さんは「ノアの箱舟伝説」のお話をご存じでしょうか。キリスト教の『創世記」において神話として語られているノアの箱舟伝説は、日本人の私たちにもよく知られたエピソードですよね。

ノアの箱舟伝説の話は『創世記』の第6章から始まりますが、まず描かれているのは、人口が増加し、堕落しきった人類です。神は人類を創造したことを深く後悔。「もうこうなったら絶滅させよう!」と、なんと120年後に大洪水を起こして人類を滅ぼすことを決定します。

そんな中登場するのがこのエピソードの主人公、清く正しい心を持った「ノア」。神から「君だったら生き残っていいよ」と認められたノアは、命じられた通り洪水に備えて箱舟を造ります。完成した箱舟に8人の彼の家族と動物たちを乗せ、40日40夜の洪水を乗り切ったノア。その後新たな土地で、動物と人間の繁栄を築いたのでした。

実は、このノアの箱舟伝説によく似た神話が、古代メソポタミアの『ギルガメッシュ叙事詩』にも登場しているのです。この物語でも『創世記』と同様に、神々は洪水で人類を滅亡させることを決定しますが、箱舟を造り、そこに乗り込むことで生き物たちは絶滅をまぬがれます。こうした洪水に関する神話はインド神話やギリシャ神話など、世界各地に残されているのです。

堆積物が教えてくれる、かつての地球の姿とは

大昔のロマンを感じるいにしえの神話は、読んでいるとワクワクしてしまいますよね。しかしもしこうした神話が実際に起こったとなれば、もっとワクワクしてきませんか? それでは、大昔の地球の姿を知ることで、この「洪水神話」の正体に迫ってみることにしましょう。

マンモスが地球上を闊歩していたといわれるおよそ14万年前、地球は最終氷期にあたり、この頃海水は氷となって固定されていました。そのため、当時の海面は今より120mも低かったのだそうです。それが6,000年前の温暖期になると氷だった海水が解け、海面は現在より数メートルも高く上昇。今のアラビア半島は砂漠地帯ですが、当時は川や、巨大な湖があり、洪水が生じたと考える研究もあるのです。大昔の神話は決して架空のお話ではなく、過去の環境から引き起こされた水害の記録だったのかもしれませんね。

こうした事柄を私たちに伝えてくれるのは、地中に眠る堆積物。こうした堆積物を採取、研究することで、私たちはこの地球がはるか昔にどのような環境であったかをうかがい知ることが可能なのです。

ピラミッド内部に大空洞? 考古学による発見はまだまだ続く!

2016年、エジプトにあるクフ王のピラミッド内部に、未発見の巨大空間が存在している可能性が指摘されました。すでに有名観光地としてにぎわっているピラミッドで、さらに大発見が生まれるかもしれないのですから驚きです。

聖書やピラミッドにとどまらず、大昔の人々が残した遺産は星の数ほど存在します。中国の兵馬俑に、太古の人類が残した壁画……皆さんはどんなものにワクワクしますか? 私たち人類の、そしてこの地球の歴史をひもとく学問が「考古学」です。

考古学の分野は、先ほど紹介したような文明を自然環境との関係から研究する「環境考古学」や、水中に沈んだ遺跡を調査する「水中(海洋)考古学」、民族考古学や聖書考古学など実にさまざま。これらは私たちに、かつての人々の暮らしや文化を伝え「ロマン」を与えてくれます。

この話に興味を持った人は、考古学の扉を叩いてみてはいかがでしょうか。世界にはいまだ多くの謎が隠されており、その発見者になれるかもしれませんよ。


【参考URL】【参考文献】
十勝聖書フォーラム 鹿追キリスト教会
https://shikaoichurch.com/2017/06/25/noahsark/

洪水神話の文脈
https://www.jstage.jst.go.jp/article/rsjars/86/2/86_KJ00008195706/_pdf

古代西アジアの方舟伝承 : シュメールから古代イスラエルへ
https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/47484/1/SC46_001.pdf

現代文明の基層としての古代西アジア文明(P47~)
http://rcwasia.hass.tsukuba.ac.jp/kaken/NL/newsletter09/NL09_web.pdf

フランボワイヤン・ワールド「世界の終りの話」
http://flamboyant.jp/eschatology/esc005/esc005.html

名古屋大学「宇宙線による最新の投資技術でエジプト・クフ王のピラミッドに未知の空間を発見」
http://www.nagoya-u.ac.jp/about-nu/public-relations/researchinfo/upload_images/20161017_imass.pdf

朝日新聞DEGITAL「クフ王のピラミッド、内部に謎の巨大空間が見つかる」
http://www.asahi.com/articles/ASKC1729FKC1ULBJ01D.html

イエスの実像:聖書とキリスト教と宗教と科学「聖書考古学ー遺跡が語る史実」
http://www.geocities.jp/todo_1091/short-story/040.htm

アジア水中考古学研究所
http://www.ariua.org/archaeology/

神羅「環境考古学―過去を知る。人と自然の未来が見える。」
http://www.nishigaki-lumber.co.jp/himorogi/bun/40.htm

国立台湾博物館「冰原の下の珍宝-ケナガマンモスの化石」
http://www3.ntm.gov.tw/jp/Collect_4_1_3_51.htm

この記事のテーマ
文学・歴史・地理」を解説

文学は、長い歴史のなかで変遷してきた人間の生活や社会、人々の考え方や感情の変化などを、文章表現をもとに考える学問です。文献を読み解いて比較検討し、過去から現在、さらには未来に至る人間のあり方や社会について研究します。地理学や歴史学は、今日の私たちの生活や文化、経済活動などについて、基盤となった地形や気候、史実やさまざまな事象、最新の研究結果や歴史的な遺構をもとに、その成り立ちから考える分野です。

「文学・歴史・地理」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「考古学」
はこんな学問です

発掘された遺跡、遺構、遺物などを残された書物、木簡などのあらゆる情報と突き合わせながら、当時の社会の姿を浮き彫りにしていく学問である。歴史学のカテゴリーに入るが、文字で残されている情報が少ないため、物を手掛かりとして事実を明らかにすることが重要になる。研究スタイルは新しい遺跡の発掘が主になるが、科学的な分析法も常に進歩してきているため、これまでに調査された遺跡についても、再調査が行われている。

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