【シゴトを知ろう】ハーバリスト 編

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【シゴトを知ろう】ハーバリスト 編

2017.12.28

提供:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】ハーバリスト 編

お茶や料理など、身近によく使われているハーブ。でも、ミントやカモミールなど名前は聞いたことがあっても「ハーブをどうやって使ったらいいか分からない」という人は多いかもしれません。ハーブの知識や使い方などを教え、さまざまな楽しみ方を提案するのがハーバリストです。英国認定メディカルハーバリストであり、現在は国内でハーブの講座を行っている菅原麻貴さんにお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • さまざまな講座を開講し、ハーブの魅力を多くの人に伝えている
  • イギリスの大学でハーブ療法を学び、英国認定メディカルハーバリストに
  • 海外で勉強するなら英語は必須。まずは英語力を磨いて

ハーブを生活の中に取り入れるためのお手伝い

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。

ハーブやフラワーレメディといった自然療法を学び、その植物の力を身近な生活に取り入れていくための講座を開催しています。ハーブティーなどを飲みながら気軽にお話を楽しむクラスからハーブを深く学ぶコースまで、講座のスタイルはさまざまです。

私は英国認定メディカルハーバリストの資格を持っていますが、日本では法律により医療関係者以外がハーブを使ったカウンセリングを行うことはできません。でも講座を通してハーブを身近に感じてもらい、ご自宅におけるご自身の体や心の不調を和らげる一つの選択肢になれたらと思っています。

<一日のスケジュール>
8:00 メールチェック、講座の準備
午前中 講座
12:00 昼食
午後 講座
17:00 受講者からの質問への回答、次の講座の準備、資料作成など

Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

私の役割はハーブの力を多くの方々に伝えること。その魅力が受講者の皆さんに伝わり、「ハーブってこんなにすごいんですね」と言っていただけるのが一番うれしいです。

また講座では、ハーブを使った実習なども行っています。ハーブもフラワーレメディも、ただ知識として学ぶだけでなく、実際に使って魅力を体感してほしいんです。講座で作ったクリームなどを「使ってみてすごく良かった」という感想をいただくと、私も「暮らしに活用してもらえて本当に良かった」と思います。


Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?

講座の中では、人に伝えることの難しさを日々感じています。自分ではしっかり説明したつもりでも、質問を受けた際などに生徒さんとの認識の違いに気付き、私の伝え方が悪かったと反省することもあります。

特に大人数のクラスだとどうしても講義形式になることが多いため、一人ひとりにきちんとご理解いただけているかを確認することができません。私の説明不足のせいで正しい理解が得られなければ、せっかく講座に足を運んでくださった方に対してとても失礼なことになってしまいます。正しい知識を分かりやすく伝えるにはどうすればいいか、常に試行錯誤を繰り返しています。

イギリスでハーブに興味を持ち、その後大学で専門的に勉強

Q4. どのようなきっかけ・経緯でハーバリストの仕事に就きましたか?

私がハーブに興味を持つようになったのは、以前イギリスに住んでいた時です。友人宅のガーデニングがとても素敵で「私もやってみたい」と思い、料理に活用できるのではないかとハーブを育て始めました。そして料理以外のハーブの使用方法を調べる中で「ハーブ療法」を知り、通信教育で勉強するようになりました。

その後は日本に帰国し、ハーブショップに勤務していました。でも「ハーブのことをもっと本格的に勉強したい」という気持ちが強まり、再び渡英して英国メディカルハーバリスト協会の認定大学に入学。英国メディカルハーバリストの資格を取得した後は、数年間イギリスでハーバリストとして働いていました。


Q5. ハーバリストの仕事に就くために学んだことは?

イギリスで大学のハーブ療法科に3年間通い、ハーブの知識の他、生理学や解剖学・病理学・薬理学・自然療法などを幅広く学びました。人とのコミュニケーションや、自己啓発の授業もありました。

大学には付属の自然療法クリニックがあり、そこでの臨床実習はメディカルハーバリストになるための資格取得に必須科目でした。クリニックを訪れる患者さんをハーバリストである先生の指導の下診察し、ハーブを処方をしていくことが実践に結び付き大変勉強になりました。また、さまざまなアプローチ方法と同時に、コミュニケーション能力も身に付けることができました。


Q6. 高校生の時に抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

幼稚園の先生になりたいと思い、高校卒業後は幼児教育分野の専門学校に進学したのですが、同時に福祉の仕事にも興味がありました。今考えると、当時から「人をケアする仕事がしたい」という思いがあったのかもしれません。

ハーバリストになるためにイギリスの大学に通いましたが、高校時代は英語が得意だった訳ではありません。ハーブ療法科に入学する前には、理系の基礎知識と英語を学ぶ現地の準備コースに1年間通いました。それでも英語での授業やコミュニケーションはとても大変でしたね。

後悔のないよう今できることに打ち込んで

Q7. どういう人がこの仕事に向いていると思いますか?

「人の話をしっかり聞く」。これができることが大きいかと思います。英国におけるメディカルハーバリストという仕事はただ症状を聞いてハーブを処方するのではなく、原因を探ることがとても大切です。食生活やライフスタイルなど「その人」を知ることが重要で、「話を聞く」ことができることが大切です。

もし海外での生活を視野にいれているのであれば、いろいろなことに好奇心を持てると良いと思います。何かをする時、初めから「私には向いていない」「あまり好きじゃない」と壁を作るのではなく、まず経験してみようと思えるタイプが向いていると思います。

日本では法律により医師以外がハーブを処方することは認められていないため、メディカルハーバリストとして医療の世界で活躍したいなら、活動の場は海外になるでしょう。人種や年齢、性別も異なるさまざまな人たちと対話をすることになった時、それまで積んできた経験はきっと役に立つと思います。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします。

高校時代を振り返ると「もっとやっておけばよかった」と思うことがたくさんあります。英語の勉強もそうですし、もっと本をたくさん読んだり部活に打ち込んだりすればよかったな、と思います。

特に海外の大学に進学・留学するなら英語は絶対に必要です。私はイギリスの大学入学前に海外在住経験がありましたが、日常会話レベルの英語力では大学の授業についていくことはできません。文献を読んだり論文をまとめたりするのも時間がかかり、とても大変な思いをしました。高校生の皆さんの中に、卒業後に海外の大学に進みたいと考える方がいたら、専門分野の勉強よりもまず英語力を磨くことをおすすめしたいです。


日本では法律上、ハーバリストがハーブの調剤や処方を行うことはできません。専門的にハーブ療法を学ぶためには、海外への進学も視野に入れた方がよさそうです。その際に重要になるのがやはり英語力。菅原さんも英語での授業にはとても苦労したと言います。ハーバリストを目指す高校生の皆さんは、今のうちからしっかり英語を勉強しておくといいかもしれませんね。


【profile】Meeting Trees代表 英国認定メディカルハーバリスト 菅原麻貴
http://www.meetingtrees-herbs.com

この記事のテーマ
エステ・ネイル・リラクゼーション」を解説

ネイルアーティストやエステティシャンなど、美容のスペシャリストを育成したり、アロマセラピストやマッサージ師のように身体のもみほぐしや香りでの癒しに関わる知識と技術を身につけます。あわせて学校では、職業に応じた専門技術と接客能力を磨きますが、新しい技術やトレンドに対応するため、自ら学び続ける好奇心やセンスが求められます。

「エステ・ネイル・リラクゼーション」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「ハーバリスト」
はこんな仕事です

ハーバリストとは、ハーブ(香草、薬草)の効用を生かして、有用で安全な利用ができる知識を教えたり、使い方などを指導する専門家、また、そのような職業をいう。時にはハーブコーディネーターやハーブセラピストという呼ばれ方もする。仕事内容としては、ハーバルセラピーの知識を有し、個々のライフスタイル、健康状態、体質傾向などを把握した上で、カウンセリングや、日常生活に取り入れて行う心の癒やし方、楽しみ方などの提案やアドバイスを行う。ただし、日本国内においてハーブの処方を医療目的で行うことは法律で禁じられている。

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