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勉強中、ついスマホが気になってしまうのには……理由があった!

2017.11.24

提供元:マイナビ進学編集部

勉強中、ついスマホが気になってしまうのには……理由があった!

勉強に集中しなければいけないときほど、部屋の片付けを始めてしまったり、スマホで動画を見始めてしまったり……なんてこと、ありませんか? 実はこれ、脳内のある神経の活動が活発になっているのです。中間試験や受験勉強中に限って他のことをしたくなることの原因かもしれない神経細胞「移り気ニューロン」についてご紹介します。

この記事をまとめると

  • 勉強中に無駄な行動をするのは「移り気ニューロン」の影響だった
  • 「移り気ニューロン」は柔軟性のある行動を取るときには役立つ
  • やる気ニューロンと移り気ニューロンのバランス関係は研究段階

脳内には「やる気ニューロン」と「移り気ニューロン」が存在する

2017年2月、国内大学の研究チームが、「やる気ニューロン」の存在を発見したと発表しました。

この研究によって、何か目標に向かって行動をするとき、脳の一部分にある神経細胞(やる気ニューロン)の活動が必要であると、マウスを使った実験で明らかになりました。

例えば「英語の中間テストで90点以上とる」という目標があったとします。その目標を達成するためには「毎日1時間英語の勉強をする」必要があると本人が思った場合、勉強をするときにやる気ニューロンの活動が活発になるというのです。

しかし、目標達成にはやる気を出して目標に向かうと同時に、目標達成以外の行動を我慢しなければなりません。

勉強するやる気はあっても、ついTwitterを見てしまったり、友達にLINEしてしまったり、突然お風呂に入ったり、猫の肉球を永遠に触ってしまったり……なかなか他のことって、我慢できないですよね。

この我慢について、2017年9月にやる気ニューロンを発見した研究チームが、脳には目標達成以外のことにやる気を出してしまうニューロンもある、と発表しました。そのニューロンは「移り気ニューロン」などと呼ばれています。

心の病気の治療に役に立つ?

ここまでの内容から考えると、目標達成以外の行動を起こしてしまう移り気ニューロンの存在は悪者のように思えるかもしれません。しかし移り気ニューロンが抑制され過ぎると、周りが見えず、柔軟性がなくなってしまうともいわれています。

研究チームによると、移り気ニューロンの適度な活動により、柔軟な対応をすることが可能であり、小さなことにこだわり続けるなど、柔軟性に欠けることが多いといわれている適応障害や強迫性障害といった心の病気を理解するのに役に立つ可能性があると発表しています。

「移り気ニューロン」は私たちにも必要?

もう少し身近な例を出してみましょう。
例えば、「毎日1時間、ノートに英単語を書いて覚える」と決めた状態で、移り気が抑制されたとしましょう。その場合「携帯アプリを使って英単語を記憶する」という他の方法への移り気が起きず、場合によってはより効率的な選択を試す機会を失ってしまうかもしれません。

このように、移り気ニューロンがあることによって、一つの勉強方法にとらわれず、自分に合った勉強方法を見つけることができ、目標へと近づくことができるのです。

また、大人になって社会に出たら、顧客の要望に沿った依頼物を納品するという目標達成に向かい、他の人への指示や柔軟な対応が必要になるなど、やる気と移り気の両方を持つことが重要になってきます。

どうすればバランスよく持てる?

残念ながら、やる気ニューロンと移り気ニューロンの両者のバランスは何によって決められているのかはまだ明らかになっておらず、今後、大学の神経科学研究室などで研究が進められるそうです。

もし今回の発見のような人体のメカニズムや、最先端の病気治療研究に携わりたいのであれば、生体機能科学や医療技術学といった医療や人体の専門知識が学べる学部について調べてみてはいかがでしょうか。


【参考】
慶応義塾大学プレスリリース
https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/2017/2/2/28-19536/
https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/2017/9/29/28-24433/

大学共同利用機関法人自然科学研究機構 生理学研究所プレスリリース
http://www.nips.ac.jp/release/2017/09/post_348.html

この記事のテーマ
医学・歯学・薬学・看護・リハビリ」を解説

病気やケガなどによる身体機能や生理機能の変化を治療し、健康な生活が送れるようにするのが、医療の役割です。今日のように高齢化が進んだ社会では、健康で長生きできるようなサポートも重要です。これらの役割を担うのが、医師、薬剤師、看護師、理学療法士などの専門家です。医師であれば解剖学や病理学、薬剤師であれば薬学など、それぞれが専門的な知識と技術を身につけ、連携することで医療の質を向上させる方法も学びます。

「医学・歯学・薬学・看護・リハビリ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「医療技術学」
はこんな学問です

検査やリハビリテーションについて専門的な知識と技術を学ぶ学問。具体的には検査分野では、心電図、組織、血液、尿などの検査技術を身に付けた「臨床検査技師」「細胞検査技師」や、レントゲン検査、CTスキャン、放射線治療に携わる「診療放射線技師」をめざす学びが含まれる。リハビリ分野では、身体機能の回復を支援する「理学療法士」、心身の回復を支援する「作業療法士」のほか「言語聴覚士」など。学校によって看護学を含む場合もある。

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