【シゴトを知ろう】陸上自衛官 ~番外編~

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【シゴトを知ろう】陸上自衛官 ~番外編~

2017.11.22

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】陸上自衛官 ~番外編~

多賀城駐屯地(宮城県)に駐屯している陸上自衛隊第22普通科連隊第3中隊に所属する藤田昴輝(こうき)さんは入隊3年目の自衛官で、無線通信手の仕事をしています。
藤田さんのような20代の独身者は、原則として駐屯地内の寮で生活をしなければならないのだとか。気になる寮生活や先輩との関係、休日の過ごし方などについてお話を伺ったので、番外編としてご紹介します。

この記事をまとめると

  • 家賃・食費がかからない! 寮での集団生活によって自衛官としての意識を養う
  • これぞ自衛官あるある。新隊員を襲う「台風」って何?
  • 使命感を共有し厳しい訓練に励む日々があるからこそ、強い絆が培われる

完全週休二日制、まとまった休みも取れる!

――休日はきちんと取れるのでしょうか?

完全週休2日制で土日祝はお休みです。年末年始および夏季の特別休暇、1年間に24日の有給休暇があるほか、産前産後休暇や育児休暇、介護休暇、病気休暇などもあります。

また、10日程度のまとまった休みを取ることも可能です。私は実家が仙台市にあって多賀城駐屯地から近いので、週末は実家に帰ることが多いですね。まとまった休みを取ったときには、家族で旅行に行くこともあります。


――自衛隊に入ったら全員が寮生活をするのでしょうか?

陸・海・空のどこに所属するかによって多少違いますが、陸上自衛隊の場合は入隊から半年間は教育期間なので、全員が営内(駐屯地内)にある寮で生活をします。寮で出される食事は無料で家賃もかかりません。

また、その後2年間の基礎服務期間も、原則として独身者は寮生活となります。これは、営内での生活体験も訓練の一つと考えられているためで、先輩や後輩とのチームワーク、仲間意識を培う意味でも重要なんです。結婚すると、営外居住(駐屯地外のアパートやマンションなどに住むこと)が認められます。

数字の読み方で自衛官かどうかが分かる!?

寮の部屋は3、4人で一部屋を使うため、私物はベッドの下に置いている

寮の部屋は3、4人で一部屋を使うため、私物はベッドの下に置いている

――自衛隊独特の習慣や用語を教えてください。

たくさんありますよ(笑)。まずは、数字の読み方です。

例えば、「明日は『ひとまるさんまる』に駅に集合」は「『10時30分』に駅に集合」を意味しています。自衛官は聞き間違いを防ぐために、数字をこのように読むんです。他には、「2時20分」なら「まるににまる」、「5時15分」は「まるごひとご」と言ったり、10式戦車は「ひとまるしきせんしゃ」と読んだりします。

自衛隊で使われている用語だと、「エンピ=スコップ」「エンカン=灰皿」「シャバ(娑婆)=営外(駐屯地外)」などがあります。また業界用語というか、昔の話ですが、寮の中に「台風」が来たと聞いたことがあります。


――「台風」とは何ですか?

夜の点呼で新隊員が寮の部屋にいない間に、先輩隊員が抜き打ちで部屋の点検をするんです。その時、ベッドの上の毛布やシーツが整えられていなかったり、靴・備品の整頓、私物の整理などに少しでも不備があったりすると、問題がある地点を中心に先輩隊員が嵐を起こすのです。

不備があったことへのペナルティとして、シーツはもちろんマットレスまではがされたり、椅子や机が散乱したりと部屋の中が荒れ狂った状態になるので、「台風」といわれています。今はそんなことはありません(笑)。

訓練の時は厳しい先輩たち。でもプライベートでは頼りになる存在

新隊員は全員、まず6カ月間(前期3カ月間-基礎・共通、後期3カ月間-専門)の教育訓練を受ける

新隊員は全員、まず6カ月間(前期3カ月間-基礎・共通、後期3カ月間-専門)の教育訓練を受ける

――上下関係は厳しいですか?

厳しいですね。でも、思っていたよりも怖い先輩などはいませんでした。私は高校生の時サッカー部に所属していたので、体育会系の上下関係に慣れていたのかもしれません。

先輩隊員は、訓練の時は非常に厳しいですが、それ以外の時は親や兄弟、もしかしたらそれ以上に親身になって悩み事を聞いてくれたり、いろいろと相談に乗ってくれたりします。先輩方にはとてもお世話になっているので、私も後輩にとって頼れる先輩でありたいと思っています。

陸上自衛隊には、普通科や機甲科、特科(野戦)など人並み以上の体力が求められる職種から、会計科や音楽科など体力以外の技術が必要とされる職種まで、全部で15種類の職種があります。

職種によって求められる能力は異なりますが、職務を通じてさまざまな専門技能を身に付けることができます。陸上自衛隊に興味のある人は、自分にはどのような職種が向いているのか調べてみるといいかもしれませんね。


【profile】陸上自衛隊第22普通科連隊第3中隊 陸士長 藤田昴輝(ふじた こうき)


防衛省 自衛隊宮城地方協力本部 http://www.mod.go.jp/pco/miyagi/
陸上自衛隊第22普通科連隊
http://www.mod.go.jp/gsdf/neae/6d/unit_hp/22i_hp/index.html

取材協力:防衛省 自衛隊宮城地方協力本部

この記事のテーマ
公務員・政治・法律」を解説

公務員採用試験などの対策や司法書士など法律関係の資格取得のための学びが中心で、官公庁や行政機関の採用試験科目を段階的に学び、各種試験の合格を目指します。将来は公務員として行政に携わるほか、政治活動を支える政党職員などの仕事が考えられます。弁護士や検察官など法曹の道へ進みたい場合は、大学や法科大学院への進学が必須です。

「公務員・政治・法律」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「陸上自衛官」
はこんな仕事です

日本の平和と安全を守ること、外部からの攻撃や侵入に対して防衛することが仕事だ。自衛官が所属する自衛隊は、あくまでも自衛するための団体であるが、地震などの災害が起これば救援活動も行う。陸上のほか、航空、海上自衛隊があり、陸上自衛隊は3つの中で最大の部隊。戦車隊などの戦闘部隊に加え、橋や道路を建設する部隊もあり、海外の発展途上国に派遣された際には、現地の支援活動にも従事する。自衛隊は陸・空・海で国を守るために日々、活動している。

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