【シゴトを知ろう】陸上自衛官 編

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【シゴトを知ろう】陸上自衛官 編

2017.11.22

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】陸上自衛官 編

日本の平和と独立を守り安全を保つため、外部からの攻撃や侵入に対して防衛することが自衛隊の主な仕事です。また、地震や豪雨などの大規模災害が発生した時は、救助活動や人員・物資の輸送をしたり、海外において国際平和協力業務や復興支援活動も行っています。
全国で約23万人いる自衛官のうち約14万人が陸上自衛官で、陸・海・空の中で最も大きな割合を占めています。入隊3年目、多賀城駐屯地(宮城県)の第22普通科連隊に所属する藤田昴輝(こうき)さんに、陸上自衛官の仕事内容などについてお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 入隊して数年間は基本的に寮生活。起床時間や消灯時間が決まっている
  • 陸上自衛官である父の背中を見て育った。国や国民を守る姿に憧れて同じ道へ
  • 専門技能だけではなく、調理師免許や救急救命士の資格を取得できる機会もある

国や国民を守る誇りを持てる仕事。日々訓練を行い有事に備える

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。
 
第22普通科連隊第3中隊の第2小隊で無線通信手をしています。第2小隊長の補佐をするため、携帯無線機(背中に背負うタイプ)を使って他の小隊長や中隊長との連絡態勢を確保したり、車両無線機を操作して移動中の連絡態勢を確保したりすることが仕事です。

私は、連隊の銃剣道訓練隊という戦技の集合訓練隊に所属しているので、演習場で中隊や小隊が行う訓練に参加するだけではなく、一日中銃剣道の練習をすることもあります。

現在住んでいるのは営内(駐屯地内)の独身寮です。自衛官は若いうちは寮で生活をしていて、起床から消灯まできっちりと時間が決まっています。

<一日のスケジュール>
06:00 起床
06:05 日朝点呼(生活隊舎部屋の前の廊下)
06:30 朝食(隊員食堂)
06:50 洗面、訓練準備
08:00 勤務隊舎に移動
08:15 国旗掲揚、朝礼、訓練指示
08:30 訓練
12:00 昼食(隊員食堂)
13:00 訓練
16:50 終礼
17:00 国旗降下、訓練終了
17:30 夕食(隊員食堂)
19:00 清掃、入浴、洗濯など自由時間
22:00 点呼
23:00 消灯、就寝


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

日々の訓練は厳しいですが、訓練が終了すると達成感があります。同期と切磋琢磨(せっさたくま)し、先輩や上司からの指導を受けて訓練を行っています。自衛官は、国や国民を守る誇りを持てる仕事なので、とてもやりがいがあります。

また、私の階級は現在「陸士長」ですが、「陸曹」になるために勉強をし、教育を受けて訓練を重ね、いずれは部下を仕切る立場になりたいと思っています。


Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?
 
体をとても使う仕事なので、入隊したばかりの頃はきついと感じることもありました。
これまでで一番厳しかった訓練は、睡眠時間が大幅に制限される訓練です。不眠不休で丸一日訓練を行うのですが、初めて24時間休みなしの訓練をした時は大変だと感じましたね。でも、先輩方が優しく丁寧に教えてくれるので安心です。

幼い頃から自衛官になることが夢だった

2011年3月11日に発生した東日本大震災では、多賀城駐屯地も被災した

2011年3月11日に発生した東日本大震災では、多賀城駐屯地も被災した

Q4. どのようなきっかけ・経緯でこの仕事に就きましたか?
 
私の父が陸上自衛官で、現在、仙台駐屯地(宮城県)で会計職に就いています。幼い頃から、大きくなったら私も父のような自衛官になりたいと憧れていました。国民を守る父の姿がとても格好良く思えたんです。

父は私に対して「自分の好きなことを自由にやれ」とずっと言っていたのですが、私の場合「好きなこと=自衛官」だったので、高校を卒業してすぐ2015年3月に自衛官候補生(*)として陸上自衛隊に入隊し、第22普通科連隊教育隊(多賀城駐屯地)で3カ月間の教育訓練を経て任期制自衛官(*)として同連隊に所属となり、現在第3中隊で勤務しています。

ちなみになぜ陸上自衛隊を選んだかというと、父の影響もありますが、空(航空自衛隊)は特別な技能を持った人が行くところというイメージがありましたし、海(海上自衛隊)は、スポーツは得意なのですが実は泳げないからです(笑)。

*自衛官候補生、任期制自衛官:定められた任期の間勤務する自衛隊員のこと。採用後3カ月間は、自衛官候補生として自衛官になるために必要な基礎的教育訓練を受け、3カ月後から任期終了までは任期制自衛官として本格的な訓練を行う。任期制自衛官の任期は、陸上自衛隊においては1年9カ月間(一部技術系は2年9カ月間)、海上自衛隊・航空自衛隊においては2年9カ月間。任期満了時、退職するか任期を継続するか選択でき、任期継続を希望し選考されればさらに2年間任期が延長される。


Q5. この仕事に就くために何を学びましたか?
 
体育系のコースがある高校に通い、スポーツ科学について学びました。
また、サッカー部に所属していたので、サッカーに明け暮れていましたね。練習はかなりハードでしたが、部活を頑張ったおかげで、体力だけではなくチームワークの大切さやコミュニケーション能力を身に付けることができました。
その経験があるので、自衛隊に入ってからの厳しい訓練はもちろん、同期や先輩たちと協力して行う作業も苦ではありません。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?
 
幼い頃からずっと自衛官になりたいと思っていて、その夢を実現しました。父から自衛隊の話をいろいろと聞いていたので、実際に入隊してからのギャップはありませんでした。また、無線通信を担当する仕事を希望していたので、教育を受けて資格を取りました。

運動が苦手でも大丈夫。自衛官の仕事に興味があるのなら、ぜひ見学を

第22普通科連隊のロゴマークは、連隊が所属する第6師団の「6」と国府多賀城の瓦をモチーフにしている

第22普通科連隊のロゴマークは、連隊が所属する第6師団の「6」と国府多賀城の瓦をモチーフにしている

Q7. どういう人が陸上自衛官に向いていると思いますか?
 
まずは自衛隊の仕事に興味を持てるかどうかです。体力に自信がなかったり、運動が苦手だったりしても大丈夫ですよ。入隊すれば体力はいくらでも身に付きます(笑)。
それから、責任感があって奉仕の精神を持っている人やコミュニケーション能力のある人が向いていると思います。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします。

自衛官は国や国民を守る重要な仕事をしています。興味のある人はぜひ一度、見学に来てください。
自衛隊に入ると、職務を通じて習得できる数々の専門技能に加えて、大型自動車や調理師、救急救命士や潜水士など、さまざまな免許や資格を取得することができます。給与も民間企業の平均より高く、衣食住が無料なので貯金もたくさんできますよ(笑)。「衣」はパンツ以外は貸与されますし、寮で生活している間は食事や宿舎費が無料なんです(携帯電話やインターネット関連の費用は個人負担)。


自衛隊では、日本と日本国民を守るために毎日訓練が行われています。体力がないから自衛官にはなれないと諦めている人がいるかもしれませんが、実は、採用試験において身体検査はありますが、体力や運動能力を調べる検査はありません。自衛官に必要な体力は、入隊後の訓練で自然と身に付くようですね。

全国にある自衛隊では随時、採用に関する説明会を開いたり、体験入隊を行ったりしています。また、演習場や基地では、公開演習や航空祭(エアショー)など一般の人でも参加できるイベントが開催されているので、そのような機会に自衛隊員の生の姿や声に触れてみてはいかがでしょうか。


【profile】陸上自衛隊第22普通科連隊第3中隊 陸士長 藤田昴輝(ふじた こうき)


防衛省 自衛隊宮城地方協力本部 http://www.mod.go.jp/pco/miyagi/
陸上自衛隊第22普通科連隊
http://www.mod.go.jp/gsdf/neae/6d/unit_hp/22i_hp/index.html

取材協力:防衛省 自衛隊宮城地方協力本部

●参照URL
http://www.mod.go.jp/j/profile/mod_sdf/kousei/
http://www.mod.go.jp/j/profile/mod_sdf/class/

この記事のテーマ
公務員・政治・法律」を解説

公務員採用試験などの対策や司法書士など法律関係の資格取得のための学びが中心で、官公庁や行政機関の採用試験科目を段階的に学び、各種試験の合格を目指します。将来は公務員として行政に携わるほか、政治活動を支える政党職員などの仕事が考えられます。弁護士や検察官など法曹の道へ進みたい場合は、大学や法科大学院への進学が必須です。

「公務員・政治・法律」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「陸上自衛官」
はこんな仕事です

日本の平和と安全を守ること、外部からの攻撃や侵入に対して防衛することが仕事だ。自衛官が所属する自衛隊は、あくまでも自衛するための団体であるが、地震などの災害が起これば救援活動も行う。陸上のほか、航空、海上自衛隊があり、陸上自衛隊は3つの中で最大の部隊。戦車隊などの戦闘部隊に加え、橋や道路を建設する部隊もあり、海外の発展途上国に派遣された際には、現地の支援活動にも従事する。自衛隊は陸・空・海で国を守るために日々、活動している。

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