【シゴトを知ろう】鉄道パーサー 編

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【シゴトを知ろう】鉄道パーサー 編

2017.12.18

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】鉄道パーサー 編

新幹線や特急列車などに乗務し、乗客にさまざまなサービスを行う鉄道パーサー。鉄道に乗った時に、ワゴンを押しながらお弁当やコーヒーなどを販売する姿を見たことがある人も多いのではないでしょうか。鉄道パーサーの中でも、東海道新幹線の新幹線パーサーの仕事は車内販売だけではありません。株式会社ジェイアール東海パッセンジャーズの古田千歩さんに、その仕事内容を伺いました。

この記事をまとめると

  • 列車内でのワゴン販売やおしぼりサービス、車掌業務などを行っている
  • 人と話をするのが好きで、人の喜びを一緒に喜べる人が向いている
  • 一歩外に出てみれば道を変えてくれる出会いがあるはず

「ありがとう」というお客様の笑顔が一番のやりがい

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。

東海道新幹線(東京~新大阪)に乗務し、車内でお食事やお飲み物を販売するワゴン販売や、グリーン車のお客様におしぼりをお渡しするおしぼりサービスを行っています。また、のぞみ号のグリーン車では、改札や乗り継ぎのご案内といった車掌業務も行います。

1本の新幹線に乗務するパーサーは2名から4名。東京~新大阪間を一往復するだけの日もあれば、往復した後に再び新大阪まで乗務することもあります。勤務時間も乗務する列車によって異なり、深夜の到着や早朝の出発の場合は会社の宿泊施設を利用します。

<一日のスケジュール> 
8:00 出勤、着替えなど
8:30 準備・確認作業
9:00 入線(*1)、乗車
9:20 東京駅を出発、車内業務
11:50 新大阪駅に到着したら片付け、売上金などの事務処理
12:00 昼食・休憩
13:30 準備・確認作業
14:00 入線、乗車
14:20 新大阪駅を出発、車内業務
16:50 東京駅に到着したら片付け、売上金などの事務処理

(*1)入線:列車がホームに入ること

Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

お客様が「ありがとう」と笑顔を見せてくださった時は、心から「この仕事をやっていてよかった」と思います。

例えば以前、グリーン車で体調を崩されたお客様に、横になれる別室への移動をご案内したところ「せっかくのグリーン車なのでできればこのまま過ごしたい」とのご希望をいただいたことがあります。そこで毛布や氷などを多めに用意したのですが、新幹線の車内ではできることに限界があり、「サービスが足りないのではないか」と申し訳なく思っていました。

でもそのお客様は大変喜ばれ、後日お礼のお手紙までくださったんです。私たちのサービスでお客様に喜んでいただけることが、やはり一番のやりがいですね。


Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?

東京駅から新大阪駅までは約2時間半。限られた時間内で多くの業務を行うため、初めは「大変そうだな」「全てのお客様に満足してもらえるだろうか」と不安になったこともありました。そんな時に励みになったのが、忙しくてもそれを決して表に出さない先輩方の姿です。プロ意識の高い先輩方の存在があったからこそ、大変なことも乗り越えられたのだと思います。

たまたま乗った特急列車で鉄道パーサーの仕事を知り「これだ!」と直感

Q4. どのようなきっかけ・経緯でこの仕事に就きましたか?

もともと人と話をすることが好きで、中学生の頃から「将来は接客の仕事がしたい」と考えていました。でも接客業にもたくさんの職種があり、その中で何をやりたいかが見つからずにずっと悩んでいました。

そんな高校3年生の時、親戚の家に行くために乗った特急列車で車内販売サービスを見て「これだ!」と直感しました。電車の中という、店舗での販売などとは違った環境での仕事にとても魅力を感じたんです。「私もこの仕事がしたい」と強く思い、高校卒業後に新幹線パーサーになりました。


Q5. この仕事に就くために学んだことは?

実は高校を卒業するまで、新幹線にはあまり馴染みがなかったんです。どこを走っているかもよく知らなかったので、まずは新幹線の駅名から勉強をしました。入社してからはしっかりと研修があったので、不安になることはありませんでした。実際の仕事内容をはじめ、接客マナーや立ち振る舞いなども、インストラクターに丁寧に教えてもらいました。


Q6. 高校生の時に抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

私は昔から1人でじっとしているよりも、人と話したり体を動かしたりするのが好きなタイプ。接客業を目指すようになったのも、「人と接するのが好き」「コミュニケーション能力を高めたい」と思ったからです。また高校時代は電車通学だったこともあり、普段の生活に電車はとても身近なものでした。高校3年生の時に鉄道パーサーの仕事に出会い、「これが私のやりたいことなんだ」と直感したのも、このような思いが背景にあったからかもしれません。

考え過ぎずに一歩踏み出してみれば、きっと将来につながる出会いがある

Q7. どういう人が鉄道パーサーに向いていると思いますか?

「人のために何かをしてあげたい」と思える方や、人の喜びを一緒になって喜べるような方に向いているのではないでしょうか。人と話をするのが好きで、「相手が喜んでいる姿を見るのがうれしい」という方にとっては、とてもやりがいのある仕事だと思います。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします。

私は高校時代、具体的なやりたい仕事が見つけられずに悩んでいました。高校生の皆さんの中にも、当時の私と同じように将来について悩んでいる人がいるかもしれません。学生から社会人になるということは人生の大きな分岐点であり、だからこそ迷いや悩みがたくさん生まれます。

そんな時はあまり思い詰めずに、一歩外に出てみてください。そうすればきっと、道を変えてくれる出会いや「これだ!」と思えるものが見つかるはずです。そのためにもいろいろなことにチャレンジして、高校生活を悔いのないよう目一杯楽しんでください。そして、もしサービス業や接客業に興味を持ったら、私たち新幹線パーサーの仲間に加わっていただけたらとても嬉しいな、と思います。



新幹線を利用する目的は、出張、旅行、帰省など人それぞれ。「喜んでもらいたい」という気持ちがあるからこそ、乗客のニーズに合わせたきめ細やかなサービスができるのですね。高校生の皆さんも新幹線や特急列車などに乗る際には、パーサーの姿にも注目してみてはいかがでしょうか。


【profile】株式会社ジェイアール東海パッセンジャーズ 新幹線パーサー 古田千歩
http://www.jr-cp.co.jp

この記事のテーマ
自動車・航空・船舶・鉄道・宇宙」を解説

陸・海・空の交通や物流に関わるスキルを学びます。自動車、飛行機、船舶、鉄道車両などの整備・保守や設計・開発、製造ラインや安全の管理、乗客サービスなど、身につけるべき知識や技術は職業によってさまざまで、特定の資格が求められる職業も多数あります。宇宙については、気象観測や通信を支える衛星に関わる仕事の技術などを学びます。

「自動車・航空・船舶・鉄道・宇宙」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「鉄道パーサー」
はこんな仕事です

列車の車内で、乗客への案内や車内販売・アナウンスなどを行う仕事。会社によって「パーサー」「客室乗務員」など呼び方はいろいろ。新幹線や特急など、主に中・長距離を走る列車で働くことが多い。乗客に快適な旅を楽しんでもらうためには、さまざまな気配りが必要。小さな子どもをあやしたり、体調を崩した乗客に対応するのも業務の一つ。半面、目的地に到着した際の乗客の笑顔は、大きなやりがいとなる。鉄道会社が自社の商品である列車の魅力を高めていく上で、重要な役割を担っている職種である。

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