打ち解けた雰囲気で食事をするのはアメリカ式!? アメリカと日本の食文化の違いって?

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打ち解けた雰囲気で食事をするのはアメリカ式!? アメリカと日本の食文化の違いって?

2017.11.08

提供元:マイナビ進学編集部

打ち解けた雰囲気で食事をするのはアメリカ式!? アメリカと日本の食文化の違いって?

「食事中は静かにしなさい!」。日本では親や先生の定番のセリフですよね。でもアメリカでは、ゲームやクイズをしながらにぎやかに食事を楽しむことができるレストランがあるようです。日本とアメリカの食文化には、一体どのような違いがあるのでしょうか?

この記事をまとめると

  • アメリカ人は、打ち解けた雰囲気で食事をすることを好む傾向にある
  • 多民族国家であるアメリカでは、宗教に配慮した食事も豊富
  • 自分の食習慣は海外でも通用するものなのか調べてみると、食文化にまつわる発見があるかも

アメリカ人は打ち解けた雰囲気で食事することが好き!?

例えば、世界で400店舗以上を展開しているアメリカのチェーン系レストランは、さながらアミューズメント施設のような雰囲気で食事ができます。お客が入店すると店員が歓声を上げてお出迎え。ダンスショーやミニゲーム、クイズなども行われ、他のテーブルの客同士で仲良くなることもあるのだとか。

このようなレストランをアメリカの映画やドラマで見たことがある人もいるかもしれません。アメリカ人は、にぎやかなレストランで笑い声を上げて食事をしているイメージがありますよね。

アメリカの食文化について、国土交通省・観光庁が発表している資料『多様な食文化・食習慣を有する外国人客への対応マニュアル』を読んでみると、日本との違いを知るヒントがあります。アメリカ人に関する項目を見ると、アメリカ人は食事の場において「打ち解けた雰囲気を高く評価する」「新しいもの、流行のものを好む傾向がある」と書かれています。ワイワイ盛り上がりながら楽しむレストランが好まれる理由は、このような食に対する考え方が関係しているのかもしれません。

その一方で、日本にもお化け屋敷や監獄などを再現したレストランや、店員とテレビゲームや射的ゲームなどを楽しめるバーなども増えているため、今後日本でも、打ち解けた雰囲気で新しい、流行の食事を楽しむことを重視する傾向は広まっていく可能性もあるでしょう。

アメリカは、宗教に配慮した食事も豊富

日本とアメリカの食文化には、他にも違いが見られます。皆さんは社会科の授業で「アメリカは『人種のサラダボウル』だ」と習ったことがあるのではないでしょうか? この言葉は、サラダがトマト、レタス、きゅうりといったさまざまな野菜で作られているように、アメリカは、白人、黒人、アジア人、ヒスパニックといったさまざまな人種・民族で構成されていることを示しています。

それぞれの人種・民族は、違った宗教を信仰しており、宗教によっては特定の食べ物を食べてはいけないという戒律があります。アメリカではそういった事情を考慮して、飲食店でもさまざまな宗教に対応した料理が提供されているのです。

例えば特徴的なものに、「コーシャー」があります。コーシャーは、ユダヤ教の食べ物の規定。肉類であれば草食動物で胃を2つ以上持つもののみ食べても可、魚介類であればヒレやウロコのあるものしか食べてはいけないなど、厳しい制限があります。アメリカ国内では、コーシャーに沿った食べ物を提供する学食もあるようです。

日本では宗教に即した食事を提供する飲食店は、アメリカほどポピュラーではありません。しかし、最近は「ハラム」(イスラム教で禁止されるもの・行為)に対応したラーメン屋や学食ができるなど変化も見られます。

日本で何気なく行っている食習慣も、海外では珍しいことなのかも?

ここまではアメリカにあって、日本にない食文化を中心に紹介してきましたが、「生魚を好んで食べる」「いただきますと言ってから食べ始める」といった食習慣は、日本にあってアメリカにないものです。

もしかしたら、あなたが何気なく行っている食習慣で、全世界共通だと思い込んでいることも、海外では珍しいことかもしれません。自分が好んで食べているもの、行っている食習慣が日本独自のものなのか、それとも海外でも通用するものなのかインターネットなどで調べてみると、世界の食文化を知り、その違いに気付くきっかけになるはずです。

このように日本文化と異文化を比較して、相互理解のための方法を学ぶ学問を「比較文化学」といいます。比較文化学では、国や民族ごとに異なる文化を理解し合える基盤づくりを目指し、自国や他国の文化を研究します。一つの文化だけ見ていては特徴を理解するのは難しいですが、複数の文化を比較すると理解できることがあります。さまざまな文化の違いを知ることで、新たな発見がある学問だといえます。

日本やアメリカをはじめ、世界の国々の文化に興味がある人は、ぜひ比較文化学を学んでみてください。世界の文化に触れることで、それぞれの文化への興味をさらに深めることができるはずですよ。

【参考文献】
国土交通省観光庁
http://www.mlit.go.jp/kankocho/shisaku/sangyou/taiou_manual.html
http://www.mlit.go.jp/common/000116959.pdf
J:COM
https://wow-j.com/jp/Allguides/tokyo/food/00855_jp/
ANA
https://www.ana.co.jp/international/promotions/usaana/features/ny/vol04/
エキサイトニュース
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1411557570809.html?_p=2
株式会社ヤマミズラ
http://kosher-japan.org/about.php
全国大学生活協同組合連合会
http://www.univcoop.or.jp/service/food/halal.html

この記事のテーマ
文学・歴史・地理」を解説

文学は、長い歴史のなかで変遷してきた人間の生活や社会、人々の考え方や感情の変化などを、文章表現をもとに考える学問です。文献を読み解いて比較検討し、過去から現在、さらには未来に至る人間のあり方や社会について研究します。地理学や歴史学は、今日の私たちの生活や文化、経済活動などについて、基盤となった地形や気候、史実やさまざまな事象、最新の研究結果や歴史的な遺構をもとに、その成り立ちから考える分野です。

「文学・歴史・地理」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「比較文化学」
はこんな学問です

グローバル化する世界に対応するため、国や民族ごとに異なる文化を比較しながら、相互に理解し合えるような基盤づくりをめざす学問。比較研究する文化の内容としては、歴史、言葉、芸術、ライフスタイルなどがある。また、他国や多民族の文化を比較研究するには自国の文化を深く知らなければならない。したがって、日本文化についても理解を掘り下げていく。それと同時に、相互理解を図るのに欠かせない外国語の習得など、言語運用能力も磨いていく。

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