【シゴトを知ろう】バイリンガルスタッフ ~番外編~

  • ようこそ、ゲストさん
  • ログイン
  • メンバー登録(無料)
  • エリア設定
  • 保護者・先生の方へ
MENU
閉じる
  • ようこそ、ゲスト さん

    メンバー登録(無料)

  • 適学・適職診断無料!

    診断を受ける

  • エリア設定

現在4校がカートに入っています。

一度に最大30校までまとめて資料請求することができます。

閉じる

「マイナビ進学」サイトが別タブでが開きます。

【シゴトを知ろう】バイリンガルスタッフ ~番外編~

2017.10.16

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】バイリンガルスタッフ ~番外編~

語学力を生かしてさまざまな分野で活躍しているバイリンガルスタッフ。柴田泰子さんは、園内では日本語禁止の英語保育園で子どもたちの保育に携わっています。
使いこなせる英語力を身に付けようと奮起したきっかけ、文化も考え方も日本人スタッフとは違う外国人講師とのコミュニケーションの取り方などについてお話を伺ったので、番外編としてご紹介します。

この記事をまとめると

  • 本格的に英語の勉強を始めたのは32歳の時。1年後、10年後の目標を立てた
  • 文化・習慣の違いを乗り越え、外国人講師とうまくコミュニケーションを取るコツとは?
  • 幼保特例制度を利用して保育士の資格取得を目指す

勉強するのではなく、コミュニケーションの積み重ねで英語を身に付けられる環境

――英語保育園と普通の保育園では、どのような違いがありますか?

英語保育園では、日本語を使わず、遊びや学びなど園で過ごす生活全てを英語で行っています。母国語を覚えるのと同じように、日々の園生活において保育スタッフや友達とコミュニケーションを取る中で自然と英語が身に付くので、2カ国語を使いこなせる本当のバイリンガルキッズが育ちます。

普通の保育園とは違って異文化にふれる機会がたくさんありますが、ひな祭りや七夕、餅つきなど日本の行事もみんなで楽しんでいます。

また、英語だけの環境を整えるにはコストがかかるので、一般的な保育園よりも保育料が高くなっています。その分、保護者からの期待や要望が大きくなるので、スタッフも日々勉強しなければなりません。


――学生時代から英語が得意だったのでしょうか?

全く得意ではありませんでした。私が本格的に英語の勉強を始めたのは32歳の時なんです。教育関係の仕事をしていたのに、新婚旅行で海外に行った時「両替してください」が英語で言えなかったんです。

それで英語を勉強しようと決心し、1年間で英会話をマスターして、10年かけて自信を持って英語を教えられるようになろうと誓いを立てました。その誓いを書いた紙は、今も冷蔵庫に貼ってあります(笑)。

外国人講師と日本人スタッフで役割分担。時には"discussion"することも

ごみの仕分け方やリサイクルについて、1歳児から5歳児まで全員一緒に英語で学ぶ

ごみの仕分け方やリサイクルについて、1歳児から5歳児まで全員一緒に英語で学ぶ

――外国人講師と日本人スタッフの役割の違いはありますか?

日本人スタッフは全員英語が話せますが、子どもたちに英語のシャワーを浴びせられるのはやはり外国人講師なので、役割を分担しています。

子どもたちに絶え間なく英語で話しかけたり、英語の歌を歌ったりするときは外国人講師が中心となり、トイレに連れて行ったり、食事の準備をしたりなど生活に関わる部分は日本人スタッフが中心となって保育を行っています。


――外国人講師とのコミュニケーションで困ることはありますか?

文化や習慣の違いだと思いますが、日本人は言いづらいことを相手に伝えようとするとき、控え目に言いますよね。日本人同士なら、やんわりとほのめかすだけで理解してくれるのですが、その方法では外国人スタッフには何も伝わりません。

なので必要なときは、"discussion"や"argument"といった議論をします。しっかりと自分の言葉で主張して、子どもたちにとって一番良い方法を探っています。はっきり言わないと相手に伝わりませんからね。

保育士の資格取得を目指して勉強中

幼い子どもほど英語を習得するスピードが早い。外国人講師の発音を耳で覚える

幼い子どもほど英語を習得するスピードが早い。外国人講師の発音を耳で覚える

――現在の目標について教えてください。

保育士の資格を取るために、幼保特例講座(*)を開設している大学に科目等履修生として通っています。私は大学生の時に幼稚園教諭の免許を取得しているので、3年間保育の実務経験を積んで講座で8単位修得すれば、保育士の資格取得試験で全科目免除されるんです。レポートは全部提出して試験にも合格したので、あとはスクーリングを受けるだけです。
2017年の12月で保育の実務経験が3年となるので、2018年に行われる保育士試験のタイミングで申請をして、保育士の資格を取得する予定です。


*幼保特例講座:幼稚園教諭の免許もしくは保育士の資格を持ち、3年以上保育に関する実務経験がある者が受講・単位修得することによって、保育士試験において試験科目が一部または全て免除されたり、幼稚園教諭の免許が取得できたりする講座のこと。認定こども園制度が2006年に施行されたことにより、2019年度末(予定)までの期間限定で設けられている。


外国人講師と流ちょうな英語でコミュニケーションを取る柴田さんが英語を本格的に学び始めたのは、意外にも30歳を過ぎてからでした。バイリンガルスタッフと聞くと、留学経験を持っているに違いないと思うかもしれませんが、きちんと目標を立ててそれを実現するために努力さえすれば、日本にいても英語を身に付けられることが分かりますね。

バイリンガルスタッフを目指すのなら、高校生のうちからTOEIC®などを受験することで自分の英語力を把握し、将来就きたい仕事に必要なレベルの英語力を習得する計画を立ててみてはいかがでしょうか。


【profile】 ユニソン・ワールド英語保育園 仙台本校バイリンガル保育スタッフ 柴田泰子

ユニソン・ワールド英語保育園 https://www.unison-world.jp/

この記事のテーマ
語学・国際」を解説

外国語を自在に使い、コミュニケーションを図る表現力を実践的に学びます。国際情勢などの知識、情報を収集する好奇心、語学力向上の努力が常に求められます。資格取得を目指すカリキュラムもあります。将来の仕事としては、日本語と外国語を翻訳・通訳することで双方の意志疎通の手伝いをするなど、海外との橋渡しをする職業が考えられます。

「語学・国際」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「バイリンガルスタッフ」
はこんな仕事です

2カ国の言語を駆使して働ける職種全般を指す。需要が高いのは英語と日本語を話せるバイリンガルスタッフで、外資系企業や国内企業、店舗などでも外国人客の増加に伴って求人が伸びている。職種の幅も広く事務、接客販売、コールセンターでの応対、ホテル業務、外国人観光客をターゲットにした各種商売に加え、子ども向け英会話指導といった分野もある。通常の日本語・外国語相互のコミュニケーション能力と翻訳・通訳技能も問われる。「英検」「TOEIC」「ビジネス通訳検定」「国際秘書検定」など、必要に応じた資格を取るとよい。

「バイリンガルスタッフ」について詳しく見る