【シゴトを知ろう】クレーン運転士 ~番外編~

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【シゴトを知ろう】クレーン運転士 ~番外編~

2017.11.06

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】クレーン運転士 ~番外編~

「【シゴトを知ろう】クレーン運転士 編」では、港湾でガントリークレーンやトランスファークレーンを運転している日本港運株式会社の水谷晃治さんにお話を伺いました。

番外編ではこの仕事ならではの「あるある」や用語を伺い、クレーン運転士についてより深く教えていただきました。

この記事をまとめると

  • インターンシップを通していち早く業界用語を知ることができた
  • クレーン運転士は危険な場所や行動を考えて「危険予知」をしている
  • 運転技能が向上し、大きなクレーンの操作を任せてもらえるようになった

インターンシップに参加したことで業界の言葉を学べた

――ガントリークレーンの運転士を「ガンマン」と呼ぶそうですね。他にもユニークな業界用語や知られざるトリビアがあれば教えてください。
 
トラクターヘッドを「ハスラー」と呼んでいます。ハスラーは本来、賭けビリヤードをする人を意味する言葉です。港ではトラクターヘッドが列を作っていて、一台のトラクターヘッドにコンテナが積まれると後続のトラクターヘッドたちが少しずつ移動します。その様子がビリヤードの玉突きの様子に似ているのでそう呼ぶのだと聞きました。その他にも、機械の調整装置をするアジャスターを「やぐら」といったりします。

また船に関する用語としては、船首を「おもて」、船尾を「とも」といいます。クレーンを使ってコンテナを積み上げたり、積み下ろしたりする指示を出すときは右や左という言葉を使わずに、「おもて」「とも」と場所を伝えています。ちなみに手前や奥という指示を出すときは「陸側」「沖側」と伝えています。

私は大学生の頃、インターンシップ中に初めてこれらの言葉を聞いたのですが、全く意味が分かりませんでした(笑)。社員さんに「やぐら持ってきて!」と言われたときは「今、何を頼まれたんだ!?」と戸惑いました。
 
 
――クレーン運転士ならではの「休日あるある」やついしてしまう癖を教えてください。

コンテナには11桁の管理番号が書かれています。一つでも数字を見誤って吊り上げ運搬してしまうと、商品が正しい目的地に届けられなくなってしまいます。そのため私たちは仕事中、数字を注意深く確認しているのです。数字に意識を向けているせいか、休日に外出すると車のナンバーなどの数字にどうしても目がいってしまいます。
 
 

事故を回避するため、事前に危険な場所や行動を予測している

――事故を防止するために視野の広さや注意深さが必要になると聞きました。それらが仕事以外で役立つ場面があれば教えてください。

確かに事故を防ぐためにはクレーン運転士に限らず、現場にいる人全員が広い視野を持たなければいけません。仕事中、何よりも避けたい事故は人とクレーンの接触です。もし接触すれば命に関わります。私たちは事故を防止するために危険な場所や行動をあらかじめ確認し、危険予知をしています。しかし危ないと感じることは私たちの職場に限らず、料理をしたり道路沿いを歩くなど普段の生活の中にもあります。私は危険予知の癖が身に付いたおかげで、日常生活でも危険な場所や行動を予測できるようになりました。
 
 

初めて褒められたときは、やっと認められたという喜びがあった

――仕事の中で一番の思い出や達成感を感じたエピソードを教えてください。

現在の部署に移動した当初、私はクレーンの運転練習をしていました。新人の運転士はいきなり商品が入ったコンテナを吊り上げるのではなく、空っぽのコンテナを使って操作の練習をするのです。しかし現場の先輩は厳しい方が多くて、練習期間中はコンテナがトラクターヘッドにうまく乗せられないとよく怒られていました。あまりの厳しさに当時は「もう辞めてやる」と考えたこともありました(笑)。しかし練習を重ねた結果、先輩に運転するのがうまくなったと褒められるようになり、やっと認めてもらえたような気がしてうれしく思いました。

そして今では、巨大なガントリークレーンを任せてもらえるようになりました。ガントリークレーンの運転は港湾の仕事の中でも花形といわれていて、私の会社では8人のチームでたった1人しか運転できない重要な仕事です。そんなポジションを任せてもらえるようになったのは、運転技能が向上した結果かもしれません。
 
 
専門的な知識を学校で身に付けていても、実際に仕事をするためには練習や経験が必要。水谷さんのようにインターンシップに参加すると、現場の雰囲気や業界ならではの言葉を先駆けて知る機会になるのですね。

大学・専門学校によっては、インターンシップや就職活動のサポートが充実しているところもあります。いざ就職活動をするときにどんなサポートを受けられるのかも、学校選びの材料に加えてみてはいかがでしょうか。
 
 
【profile】日本港運株式会社 水谷晃治

この記事のテーマ
建築・土木・インテリア」を解説

建築や土木に関する技術を中心に学ぶ分野と、インテリアコーディネイトなどデザインを中心に学ぶ分野の2つに大きく分かれます。資格取得のために学ぶことは、建築やインテリアの設計やプランニングに必要な専門知識、CADの使い方などが中心です。どちらの分野も依頼主の要望を具体化できる幅広い知識とコミュニケーション能力も求められます。

「建築・土木・インテリア」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「クレーン運転士」
はこんな仕事です

建設現場や港、高層ビルなど、重量のある荷の吊り上げや、高所での作業にはクレーンが用いられる。クレーンは主に、吊り上げの重量が5トン以上の際に使われることが多いが、消防士による火災現場での高所の消火や、人命救助にもクレーンが活躍している。クレーン運転士になるには、安全衛生技術試験協会が定める国家資格「クレーン・デリック運転士免許」「床上クレーン運転士免許」「移動式クレーン運転士免許」のいずれかを取得しなければならず、取得した免許により扱えるクレーンと現場も異なる。

「クレーン運転士」について詳しく見る