【シゴトを知ろう】CGエンジニア 編

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【シゴトを知ろう】CGエンジニア 編

2017.12.12

提供:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】CGエンジニア 編

アニメやゲームを見ていると必ずといっていいほど使用されているCG映像。この制作には、キャラクターデザインや組み立てを行う人以外にも、それらの作業に必要なツール自体を開発する人の存在が不可欠です。

今回は、株式会社 Studio GOONEYSでCGエンジニアとしてさまざまなツールを開発している小森俊輔さんに、その仕事内容や学生時代学んだことについて詳しく伺いました。

この記事をまとめると

  • CG制作を効率化していくために必要なツールのシステム開発を行う仕事
  • 専門学校ではCGデザイナー向けの学科でCG制作の技術を一通り学んだ
  • この仕事に就きたい人はデジタルに関する知識を勉強しておいた方が良い

ツールを開発し、複雑なCG制作作業を効率化していく

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。
 
私はCG制作をする際に必要なツールのシステム開発を行っています。主にCG制作の中のキャラクターリギング(アニメーターがキャラクターを動かすための仕組みを作ること)のツール開発や実作業、シミュレーション(服や髪の揺れなどをつける作業)のツール開発をしています。また、社内ワークフロー(作業のパターン)の取り決めやパイプライン(作業の効率化・高速化)ツール開発なども担当しています。作業工程が多く複雑であるCG制作をできる限り効率化し、円滑に進行させるためにはどのようなツールが必要なのかを考え、開発を実行していきます。ツール開発には主に「Python」というソフトを使用し、3DCGソフトとしては「Maya」を使用しています。

日々多岐にわたる仕事が入り乱れているため、特定のタイムスケジュールはなく、優先順位の高いものから手をつけていきます。

<一日のスケジュール>
11:00 出社
午前:ツール開発
13:00 昼食
午後:ツールのエラー対応、打ち合わせ
20:00 退勤


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

自分が作ったツールを現場の中心として使ってもらったり、自身で使用した際に今まで煩わしかった作業が簡単になったりするとやりがいを感じます。

これまでに開発したCG制作ツールで反響があったのは、社内で主に使用しているファイルブラウザ「OnyX」です。CG制作では頻繁にフォルダを行き来し大量の動画や画像を確認する必要がありますが、このツールを使用することでスピーディーに閲覧や設定を行うことができます。見た目をおしゃれにしたり、各種動作に動きをつけたりしたところ、物珍しさもあってか社内外から好評をいただいています。いわゆる自社ツールとなるとどうしても一般販売されているものと違って地味な作りになる傾向がありますが、このツールを使用するCGデザイナーは見た目に対して非常にシビアなので、そういった人々も使いたくなるように気を配って制作しました。


Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?

ツールを開発していくと嫌というほどバグ(コンピュータープログラムの中の誤り)やエラーと遭遇するので、それをどのように回避するのか、ツールビジュアル(ユーザーとコンピューターの間で情報をやり取りするための仕組みそのもののデザイン)をどのように決めるのかなど、後々の工程を考えた設計を行うのが非常に大変です。

高校生の頃から何かを作る仕事をしたいと思っていた

Q4. どのようなきっかけ・経緯でCGエンジニアの仕事に就きましたか?
 
もともと何かを作る仕事に就きたいと思っていました。CGエンジニアを志したきっかけは、高校1年生のときに見たCG映画です。メイキングムービーを見てこの仕事に興味を持ち、CG業界に入ろうと決めました。
 

Q5. 専門学校では何を学びましたか?

専門学校ではCGデザイナー向けの学科で、今も使用しているMayaやPhotoshopといったソフトの操作方法と作品の作り方を勉強しました。これらのソフトについては20年近く経った今でも現役で使用しているので、勉強していて本当に良かったと思います。その他にもデッサンや色設計などCG制作に関わる技術を一通り学べました。今やっている仕事はツール開発なのでエンジニア色が若干強いですが、CGについて幅広く学習した経験は生きています。

 
Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

先ほどお話した通り、高校生の頃から「何かを作る仕事がしたい」と思っていました。ツール開発は手作りで何かを組み立てるというわけではありませんが、デジタル領域で新しいものを作っていく仕事です。そういった意味では高校生の頃の夢を叶えることができているのではないかと思いますね。

面倒くさがりやで楽をしたい人にこそ向いている仕事!?

Q7. どういう人がCGエンジニアの仕事に向いていると思いますか?
 
面倒くさがりやで楽をしたい人、なおかつ物事を冷静に判断できる能力がある人が向いていると思います。この仕事では、「できるだけ無駄な作業を省き、少ないアプリで円滑に制作をするにはどうすれば良いのか。何があれば良いのか」という視点で考えることが大切です。仕事が早く終われば、その分自分はもちろん他の部署の方々もより長く自由な時間を過ごせることになります。また、制作作業が始まってから「ツールを導入する必要があるね」という話になる場合もあるので、その時々の状況をしっかりと把握していける人も活躍できると思いますよ。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします。
 
この仕事に就きたいと思っている人は、デジタルに関する知識を勉強しておいた方がいいと思います。パソコンを触る時間を増やすなどして、プログラムの勉強ができるとさらに良いです。3DCGの業界だとPythonスクリプト(コンピュータープログラムの種類の一つ)が主流なので、今のうちからその勉強をしておくと後々楽できると思います。

あとは、この仕事に就く就かないに限らず、何事も真面目に取り組みすぎず、余裕を持って力を抜いて取り組むと良いと思います。仕事だけで頭がいっぱいになっているよりも、プライベートも楽しみながらうまく時間を使っていく方がきっと充実して働いていけるはずですよ。
 

CG制作の工程を効率化するためさまざまなツールを開発している小森さん。その開発の動機には「無駄を省き、より楽に作業できるように」という思いがあるのですね。この仕事には技術はもちろんですが、どの作業を短縮できるのかを見極めることのできる洞察力も必要なのではないでしょうか。皆さんも一度、自分の学習や暮らしをより円滑にするにはどうすれば良いか見つめ直してみると、小森さんのような考え方をする訓練になるはずですよ。
 

【profile】株式会社 Studio GOONEYS 小森俊輔
株式会社 Studio GOONEYS公式ホームページ http://gooneys.co.jp/
公式Facebook https://www.facebook.com/StudioGOONEYS.Inc/

この記事のテーマ
コンピュータ・Web・ゲーム」を解説

デジタル情報をつなぐシステム構築をはじめ、webやゲーム、アニメーション、映画など、メディアやコンテンツを創り出します。コンピュータの設計・開発などを学ぶ情報処理系と、アニメ・ゲームなどの制作を学ぶコンテンツ系があります。また、ビジネスの現場で広く使われているアプリケーションを使いこなすスキルを身につける授業もあります。

「コンピュータ・Web・ゲーム」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「CGエンジニア」
はこんな仕事です

CG(コンピューターグラフィックス)を作成するソフトウエアやハードウエアのシステムを開発する仕事。CGはゲームのほかに映画、アニメーション、Web関連の業界からの需要がある。取得は必須ではないが、関連資格として、文部科学省認定の「CGエンジニア検定」がある。CGに関する技術とプログラミング、システムの開発やカスタマイズの理解を試す筆記試験で、合格するとスキルの証明になり仕事の幅が広がるだろう。また、日々進化しているCG技術について学び続けようとする向上心も大切だ。

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