【シゴトを知ろう】CGクリエーター・CGデザイナー 〜番外編〜

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【シゴトを知ろう】CGクリエーター・CGデザイナー 〜番外編〜

2017.12.08

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】CGクリエーター・CGデザイナー 〜番外編〜

最近ではゲームやアニメだけでなく、アーティストのプロモーションビデオなどでも当たり前のようにCG映像が使用されるようになりました。身近になる一方で普段はあまり見られないその制作風景ですが、今回は株式会社 StudioGOONEYSの太田杏奈さんに、その制作にまつわる裏話や「休日あるある」について伺いました。

この記事をまとめると

  • ゲームのCG制作においては容量の制限を念頭に置いて作りこむ必要がある
  • この仕事ではゲームをすることが遊びではなく勉強になることが多い
  • 将来はもっと気軽にCG制作ができるようになると予想される

人間観察がキャラクターに動きをつける際の参考になる

――ゲームやアニメ以外にもCGが求められる場は多種多様ですが、媒体ごとに求められる傾向や違いがあれば教えてください。

プロジェクト、デザイン、媒体によって求められるものも違ってきます。例えばCMとMV制作はスピードが重視される傾向にあると感じます。また、ゲームはどうしても媒体の容量に制限が出てきてしまうので、ポリゴン(多角形)数やテクスチャ(3Dモデル表面に貼り付ける柄など)のデータサイズを最小限に抑える工夫をしたり、プレイヤーが自由にカメラを操作できることを念頭に置いた画面設計の作りこみが必要になったりするのです。ただ、どの媒体においても実際に楽しむ人の目線で考えることが何よりも重要だと思います。


――このお仕事ならではの「休日あるある」や、プライベートでもついやってしまう癖があれば教えてください。

CG制作では、それぞれの媒体によって気を付けるポイントが異なります。例えば大きな画面に投影する映画は、細部まで作りこんで「リアルな見た目」にする必要があります。その際、影を落としたり素材ごとに絵を制作したりするので、キャラクターの配置などで映像をごまかすことができません。例えば、カメラから見たら地面の上にキャラクターが立っているにも関わらず、CG上でキャラクターの足が地面と接地していない場合、影や反射が正しく出ず、映像として成立しないことがあります。

また、テレビアニメなどで見られる「セルルック」(2Dで制作されたアニメのような表現をする手法)では「カメラからの見た目」を最優先に作っていくので、極端なデフォルメをする場合があります。例えば、特定の角度からきれいに見えるようにする一方で、別の角度から見ると目や鼻などの顔のパーツが片方に偏り、キャラクターの見た目がぐちゃぐちゃになっていたりします。しかしセルルックの場合は、そうなっていたとしてもキャラクターの肌や体に影が落ちないので、ちゃんと映像として成立するのです。逆に、ゲームではユーザーさんが操作してカメラ(視点)を動かすことが想定されるため、どの角度から見ても映像が成立するように動きやモデルを製作していく必要があります。

いつか小さな子どもでもCG制作ができる時代がやってくる!?

――VRの登場など急速に進化を遂げるCG業界ですが、太田さんは今後業界がどう発展していくと思いますか?

VRなどの最先端技術もどんどん身近になってきています。それにつれCGの需要もますます高まっていくと思いますが、今後は作り手を選ばず、どんな人でもCG作品を作れるようになっていくような気がします。

例えば近年では、VRを使って空間上に絵を描けるようになってきました。すでにもう開発されているかもしれませんが、小さな子どもでもVRを使って絵を描いたりアニメーションを作れたりするようになれば、子どもならではの発想で不思議な世界が生まれると思います。そうなったらとても面白そうですよね。

お客さんの反応を間近で見聞きできた、制作発表イベント

――最後に、お仕事の中で、一番の思い出や達成感を感じたエピソードについて教えてください。

まだ担当した作品は多くないのですが、自分が関わった作品の制作発表イベントに参加させていただいたときに、数千人のお客さんの反応を間近で見聞きできたことが大きな収穫でした。

インターネットが発達してきたとはいえ、CG制作をしているとお客さんと同じ場所でのイベントに参加したり、反応を直接見たりする機会はあまり多くないと聞いていたので、自分たちが作ったものをたくさんの方々に見ていただける場に立ち会えて感動しました。今後、その作品が世の中にリリースされて、より多くの方に楽しんでもらえる日が待ち遠しいです。


最近ではスマホゲームでも映画のように美しいCGが使用されているものが見られるようになりましたが、よりリアリティある動きを作成していくには、太田さんのように日常的に人間観察していることが役立つのかもしれませんね。

皆さんもこの機会に、普段何気なく遊んでいるゲームの画面を改めてじっくりと見てみてはいかがでしょうか。動作の緻密さや背景の作りこみに気付くと、よりゲームを楽しめるはずですよ。


【profile】株式会社 Studio GOONEYS 太田杏奈
株式会社 Studio GOONEYS公式ホームページ http://gooneys.co.jp/
公式Facebook https://www.facebook.com/StudioGOONEYS.Inc/

この記事のテーマ
コンピュータ・Web・ゲーム」を解説

デジタル情報をつなぐシステム構築をはじめ、webやゲーム、アニメーション、映画など、メディアやコンテンツを創り出します。コンピュータの設計・開発などを学ぶ情報処理系と、アニメ・ゲームなどの制作を学ぶコンテンツ系があります。また、ビジネスの現場で広く使われているアプリケーションを使いこなすスキルを身につける授業もあります。

「コンピュータ・Web・ゲーム」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「CGクリエーター・CGデザイナー」
はこんな仕事です

CG(コンピュータグラフィックス)とは、コンピュータ上でデザインを起こしたり、画像から専用のソフトウェアで映像をつくり、加工することだ。CGクリエーターはこの業務のすべての流れを担当し、CGデザイナーは実際にその作品をつくり出すのが役割。活躍の場はゲームやアニメーションのほかWebサイトや映画会社、広告などエンタテインメントやメディアなど。クライアントの要望に応じて作品をつくるなかでは、高度な技術を必要とされることも多々ある。

「CGクリエーター・CGデザイナー」について詳しく見る

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