【シゴトを知ろう】ライフスタイルプランナー 編

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【シゴトを知ろう】ライフスタイルプランナー 編

2017.11.08

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】ライフスタイルプランナー 編

洋画に出てくる美しい住宅と、そこで暮らす人々の優雅なライフスタイル。皆さんの中にも海外での暮らしに憧れている方は多いのではないでしょうか。ライフスタイルプランナーは輸入住宅産業協会の資格制度であり、海外の住環境の知識をもとに豊かで快適な暮らしを提案していく仕事です。

今回は、ライフスタイルプランナーの資格を持ちスウェーデンハウス株式会社で住宅設計を行う松下翔さんに、仕事内容について伺いました。

この記事をまとめると

  • お客さまの現在の生活スタイルを元に、新しい住まいの提案をしていく
  • 輸入住宅や建材の知識に加え、インテリアやガーデニングについても学んだ
  • 人と接することが好きな人にも向いている仕事

お客さまの生活スタイルを把握し、より良い住まいを提案していく

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。
 
私は輸入住宅の注文販売をするスウェーデンハウスという会社で働いています。スウェーデンハウスでは多くの社員が「ライフスタイルプランナー」の資格を取得し、お客さまの理想の住まいづくりを実現できるようさまざまな提案を行っています。私の仕事は、お客さまのご要望を詳しくヒヤリングし、実際に建てる住宅の設計をすることです。基本的に土日はお客さまと打ち合わせをし、平日はそこで決まった内容をまとめて次の打ち合わせの準備をします。

住まいづくりの打ち合わせでは、お客さまの現在の生活スタイルを伺うことが一番大切なポイントです。どこの土地に住宅を建てるかは営業担当が決めているので、その土地に建てる住宅の間取りや形状を、お客さまの生活スタイルと理想にどう合わせていくかを考えることが私の仕事です。よりお客さまのイメージに近い形で具現化するため、過去の実例集や輸入住宅の写真集を見てもらい希望のデザインを選んでもらうようにしています。

<一日のスケジュール>※土日の場合
9:30 出勤、準備
10:00 お客さまとの打ち合わせ
12:30 昼休憩
14:00 お客さまとの打ち合わせ
18:15 打ち合わせのまとめ、図面の直し
21:00 退勤
 

Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

スウェーデンハウスで取り扱っているのは注文住宅なので、お客さまのご要望に応じてさまざまな提案ができます。例えばキッチン一つでも、「対面式よりもアイランド式(調理台などを壁面から離しキッチンの中央に置く配置方法)がお勧めです」とか、「L字型だと使いにくいかもしれないですよ」など、お客さまの生活スタイルに合わせてアドバイスを行っていきます。

また、お客さまが今お住まいの家で使われている小棚や飾り棚を新しい家のどこに組み込んでいくかといった、インテリアの配置に関わるプラスαの提案もしていきます。自分の提案が反映された住宅が完成し、何十年も形に残ることに大きなやりがいを感じます。
 

Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?

実現するには難度が高いご要望を解決するときに大変さや苦労を感じますが、それと同時にやりがいも感じます。一番頭を悩ませるのは間取りの組み立てです。まずはお客さまの希望を聞いてそれを実現するために尽力しますが、予算や土地の広さに合わせなければならないので大変です。パズルゲームのように何通りも方法を考えますが、行き詰まったときは過去のプラン集を読み返したり、時間をおいてひらめきを待ったりします。プランを提出した後でも、納得いかなければもう一度考え直すこともあります。お客さまはその家に一生暮らしていくわけですから、妥協はできません。そうした試行錯誤を経て納得いく建物が完成すると、より大きな達成感を得ます。

高校の頃から建築を学び、住まいづくりの道に進んだ

Q4. どのようなきっかけ・経緯でライフスタイルプランナーの仕事に就きましたか?

幼い頃からものづくりが好きで、大工さんに憧れていました。そして同じ物品の大量生産ではなく毎回違う物を作っていく建築に興味を持ち、建築学科のある高校に進学しました。そのまま大学でも建築学部を選びさまざまな分野の建築を学んでいくうちに、人の生活に身近な住宅を専門に扱うことを決めたのです。そして会社に就職し、ライフスタイルプランナー資格を取得して今に至ります。


Q5. 大学では何を学びましたか?

建築学部だったので製図や建築工学などの建築全般の知識はもちろん、「意匠系(デザインを重視する建築のジャンル)」のゼミに入って、ユニバーサルデザインや都市計画デザインなどを学びました。建物に関することだけでなく、街中にある標識の表示のされ方や見え方を調べるなど、人々の暮らしについてさまざまな角度から見つめ直していきました。

ライフスタイルプランナーの資格は今の会社で働き始めてから取得しました。資格取得の勉強にはテキストを購入し過去問を何度も解いていきましたが、幅広い知識が問われるので少し苦労しました。この資格を取得して、大学でも学んでいた輸入住宅や建材に関する知識はもちろん、インテリアやガーデニング、流行のデザインから土地や税金の情報など、快適な暮らしの提案に必要な知識を広く得ることができました。

 
Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?
 
建築学科で学んでいたので、当時の夢がそのまま今につながっているといえますね。学校の先生に誘われて、友人と共にある街の景観に合う建物を考えるコンテストに応募したこともありました。結果はあまり良くありませんでしたが、実現性度外視でデザインを考えていいコンテストだったので、自由に意見を出せて楽しかったです(笑)。

ただ、昔はどちらかというと提案や設計をするよりも実際に工事現場で住宅を建てていく仕事に興味がありましたね。とにかく「自分で考えた物を自分の手で作る」ことに惹かれていました。しかし途中で住宅を建てる場合人の設計したものに沿って組み立てていく必要があると気付き、考える作業に注力したいと思って今の道に進むことにしました。

どんな経験も将来の仕事に生きてくる可能性を持っている

Q7. どういう人がライフスタイルプランナーの仕事に向いていると思いますか?

ものづくりが好きな人、人に提案することが好きな人は向いていると思います。あとはお客さまありきの仕事なので、人と接するのが好きですぐに仲良くなれる人にも向いています。周りで働いている同僚にもそういうタイプの人が多いですね。私はもともとあまり話すのが得意ではなかったのですが、働いていくうちに楽しく感じるようになりました。 


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします。

若いときは無理に何か一つに絞らず、興味のあることにどんどん手を付けていった方がいいと思います。私もいろいろな分野に少しずつ手を付けてから、自分が目指す道に方向転換していきました。

この仕事も、生活に関わるだけあって建築、ガーデニング、インテリアなど、さまざまな知識が役に立ちます。他の仕事においても同じで、自分のしてきた経験の中で思いもよらないことが仕事に生きてくる場合があると思います。何事も無駄にはならないので、今は自由にたくさんの挑戦をしてみてください。 
 
 
高校や大学で学んだ建築の知識が今の仕事に役立っていると語る松下さん。皆さんの今学んでいることも、それぞれ将来の仕事につながる可能性を持っています。まだ何をやりたいか決まっていない人は、まずは学校や課外活動での学びを大切に、関心のあるものから少しずつ知識を深めていくといいかもしれませんね。

 
【profile】スウェーデンハウス株式会社関西支店 松下翔
【取材協力】株式会社町田ICクラブ 田邊正子

この記事のテーマ
建築・土木・インテリア」を解説

建築や土木に関する技術を中心に学ぶ分野と、インテリアコーディネイトなどデザインを中心に学ぶ分野の2つに大きく分かれます。資格取得のために学ぶことは、建築やインテリアの設計やプランニングに必要な専門知識、CADの使い方などが中心です。どちらの分野も依頼主の要望を具体化できる幅広い知識とコミュニケーション能力も求められます。

「建築・土木・インテリア」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「ライフスタイルプランナー」
はこんな仕事です

ライフスタイルプランナーとは、一般社団法人 輸入住宅産業協議会の資格制度であり、住居環境を整えることで、快適で豊かな生活を提案するスペシャリスト。主に海外のライフスタイルを取り入れたインテリアやガーデニングなどについて助言を行い、購入者の理想に近づける住まいづくりを手助けしていく。「ライフスタイルプランナー」資格試験では、インテリアに関する知識のほか、世界各国の生活様式、各国の法律・規則、輸入住宅、コンサルティングの基礎知識が問われる。

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