【シゴトを知ろう】登録販売者(薬局・薬店スタッフ) ~番外編~

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【シゴトを知ろう】登録販売者(薬局・薬店スタッフ) ~番外編~

2017.11.07

提供:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】登録販売者(薬局・薬店スタッフ) ~番外編~

超高齢社会の現代日本では、増え続ける医療費が大きな課題になっています。医療費を削減する対策として軽い身体の不調を自分で手当てするセルフメディケーションが提唱されていますが、そのために作られたのが薬剤師でなくても医薬品を販売できる登録販売者という資格です。

番外編でも引き続き、神奈川県で登録販売者として活躍中の有田益美さんに、そのお仕事の裏側について詳しく教えていただきました。

この記事をまとめると

  • 試験勉強には1冊の問題集を繰り返し解くことが効果的だった
  • 資格を取得した後も年に1度外部研修を受けて医薬品の知識を学ぶ
  • 会話の中で患者さんが一番に伝えたいことを汲み取っていく

毎年必ず外部研修を受けて、法律の改正内容を確認

――登録販売者の試験勉強の中で身に付けた勉強のコツなどがあれば教えてください。

私は第1回目の受験だったため過去問題集もなく、手探りの状態で勉強しなければならなかったので、「出題される」といわれていた範囲を一通り勉強しました。具体的には書店で購入した予想問題集を何度も繰り返し解いていました。特別に何かしたわけではありませんが、採点して自分が苦手な部分を把握し、該当するページは重点的に見直すようにしていました。全体を2、3回繰り返して解く場合、苦手な部分だけ4、5回に増やしたりして反復を心掛けました。あとは、試験の直前に不安な部分をもう一度確認したのも効果的だったと思います。

また、仕事や家事と並行しての受験勉強には苦労しました。限られた時間にしか勉強できないので、できるときに集中してまとめてやるように意識していました。高校生の皆さんの中にも放課後は忙しくてなかなか勉強できない方は多いと思いますが、すき間の時間を見つけて少しずつ進めていくことから始めてみるといいかもしれません。


――最新の医薬品情報を取り入れるために心掛けていることがあれば教えてください。

年に1度ある外部研修で新しい医薬品に関する情報を学んでいます。外部研修は民間の企業や協会が主催しており、基本的に受講費は自己負担です。研修とテストを受け、会社に修了書を提出することが義務になっています。外部研修では毎年異なるテーマが決められていて、それに沿って講義が進んでいきます。主に薬に関する法律の改正内容などを重点的に確認しています。

また、お店で扱う新しい医薬品は会社の医薬品バイヤーが選び、商品が納品される前にメーカーの方が店頭まで来て詳細な説明をしてくれます。「この成分が前と変わった」「こういう症状に効果的」など細かく教えていただけるので、販売する前にしっかり把握することができます。また、「スイッチOTC医薬品」といって、発売当時は薬剤師でないと販売できない第一類医薬品が、数年後第二類医薬品になって登録販売者でも販売が可能になる場合があります。その際は共に働いている薬剤師の方に必ず確認するようにしています。

空気を読み、お店に来た人一人ひとりの要望を汲み取っていく

――患者さん、お客さんとコミュニケーションをとる際に気を付けていることがあれば教えてください。

会話をしながらその方が一番に伝えたいことは何かを汲み取るようにしています。中には具合が悪く、あまり話をしたがらない患者さんもいらっしゃいますし、逆に世間話をしに来たという健康なお客さんもいらっしゃいます。そのあたりの空気を読むように気を付けていますが、必ずしも毎回自分の勘が当たるわけではなく……難しいですね。しかし、それはどの業界でも同じことです。実際に働いて、接客の経験を積めばなんとなく分かってくる部分が大きいと思います。慣れてくると少しずつ相手の求めているものを察知できるようになってきます。

さまざまなお客さんとの会話から日々達成感を得ている

――最後に、お仕事の中で、一番の思い出や達成感を感じたエピソードについて教えてください。

登録販売者になってから、さまざまな方が「あなたが勧めてくれたお薬効いたわ」「あのあと病院に行ったら確かに悪いところが見つかったよ。教えてくれてありがとう」などと声を掛けてくださいます。その会話から日々達成感を得て、「明日も頑張ろう」と思うことができます。


第1回目の試験を受けて登録販売者になった有田さん。そんな登録販売者のベテランである有田さんも、毎年研修を受けて勉強を続けていると聞いて驚いた人もいるのではないでしょうか。より患者さんの近くに立って医薬品を取り扱うことのできる登録販売者ですが、その働きの裏側には地道な努力と強い責任感が隠れているのですね。興味を持った方はぜひ、実際にドラッグストアを訪れて登録販売者の人の仕事を見てみてくださいね。
 

【profile】登録販売者 有田益美

この記事のテーマ
医療・歯科・看護・リハビリ」を解説

医師とともにチーム医療の一員として、高度な知識と技術をもって患者に医療技術を施すスペシャリストを育成します。医療の高度化に伴い、呼吸器、透析装置、放射線治療などの医療・検査機器の技師が現場で不可欠になってきました。専門的な技術や資格を要する職業のため、授業では基礎知識から医療現場での実践能力にいたるまで、段階的に学びます。

「医療・歯科・看護・リハビリ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「登録販売者(薬局・薬店スタッフ)」
はこんな仕事です

登録販売者とは、医薬品の中でも、第2・3類の医薬品の販売を行う仕事。近年、薬事法の改定により、コンビニエンスストアやスーパーで一般医薬品を扱うことが可能になり、それらの販売資格を持つ登録販売者という職業が誕生。これまで薬剤師にのみ販売が認められていた一般医薬品だが、比較的リスクの低い健康食品や第2・3類の医薬品であれば、登録販売者が常駐することで取り扱いが可能となった。薬局やドラッグストア以外でも医薬品を購入ができる場所が増え続けているため、注目されている仕事である。

「登録販売者(薬局・薬店スタッフ)」について詳しく見る

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