【シゴトを知ろう】塾講師 編

  • ようこそ、ゲストさん
  • ログイン
  • メンバー登録(無料)
  • エリア設定
  • 保護者・先生の方へ
MENU
閉じる
  • ようこそ、ゲスト さん

    メンバー登録(無料)

  • 適学・適職診断無料!

    診断を受ける

  • エリア設定

現在4校がカートに入っています。

一度に最大30校までまとめて資料請求することができます。

閉じる

「マイナビ進学」サイトが別タブでが開きます。

【シゴトを知ろう】塾講師 編

2017.10.16

提供元:マイナビ進学編集部

メイン
テーマ

【シゴトを知ろう】塾講師 編

長野県伊那市にあるトラスト英語学院では、小学生から高校生までを対象に、高校受験や大学受験、資格を取るために必要となる英語を中心に指導を行っています。また、経営者であり学院長でもある福澤健一さんはTOEIC®で満点(990点)を取得していて、TOEIC®のスコアアップを目指す社会人にも実践的な英語を教えています。
勤めていた銀行を退職しアメリカに留学した後、塾の仕事を始めた福澤さんに、仕事のやりがいや塾講師を目指したきっかけなどについてお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 英語の指導から留学アドバイスまで。生徒のやる気を引き出す方法を試行錯誤
  • 英語を一生の仕事にしたい! 30歳目前で銀行を退職しアメリカへ留学
  • 生徒の成長を自分のことのように喜べる人が塾の講師に向いている

「努力で人生は向上させられる」。変わり始めた生徒を見るのがやりがい

Q1. 仕事の概要と一日のスケジュールを教えてください。

高校受験や大学受験、英検、TOEIC®など、受験や検定試験に必要とされる英語を指導しています。受験に関しては、英語以外の科目も指導し進路指導も行っています。英語圏への留学を希望する生徒の相談にも乗っていて、アドバイスや留学に関する情報提供、留学センターの紹介などもしています。
2005年5月に始めたブログ「英語道」を更新することも大事な仕事で、日々の教育現場で感じたことや生徒の成長の様子を、誰でも気軽に見られるように発信しています。

<一日のスケジュール>
08:00 自宅でブログを更新
09:00 ランニングや筋トレで体を鍛える(社会人向けに午前中に指導を行うことも)
13:00 昼食
14:00 出勤、授業準備、事務
17:00 英語指導開始
22:00 英語指導終了
22:20 帰宅


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

「己の努力によって人生を向上させられる」ことを生徒一人ひとりに気付かせてあげることが、私の仕事の本質であり、やりがいです。英語指導はその手段の一つに過ぎません。英語指導以外の面からも、さまざまな方法で生徒のやる気を引き出すように心掛けています。

生徒が目標を達成したときはもちろんうれしいですが、それよりも、日々の小さな努力を積み重ねる大切さに自ら気付いて変わり始めた姿を見るときが、この仕事をしていて良かったなと実感できる瞬間ですね。


Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?

独立して自分で作った英語塾なので、経営や指導、経理など全ての仕事を好きな時に好きなようにできるため、仕事でつらいことは一切ありません。しかし、当然のことですが、結果責任は自分一人で負わなければなりませんので、プレッシャーはサラリーマン時代とは比べものにならないほど大きいです。

アメリカ留学で見つけた、自分が本当にやりたかったこと

英語以外に、高校・大学受験に必要な科目の指導も行っている

英語以外に、高校・大学受験に必要な科目の指導も行っている

Q4. どのようなきっかけ・経緯でこの仕事に就きましたか?

大学卒業後は地元の長野県で銀行に勤め、安定した生活を送っていました。でも30歳を目前にして今後の人生を考えた時、最も好きで得意な英語を一生の仕事にしたいという思いが強くなったんです。それで、銀行を辞めてアメリカに留学する決意をしました。

留学中は独自の方法で勉強を続け、3カ月目にいわゆる"breakthrough(*)"があって英語力が確実に伸びていることを実感したので、「自分の英語学習方法に間違いはなかった」と確信しました。そして、同期の日本人留学生の英語学習をサポートする機会が増え、英語を教えることに快感を覚えたことから、自分がやりたかったことは英語を教えることなのだと悟りました。

1年間の留学を終え帰国した後は、進学塾で大学受験生を中心に英語を指導しながら塾・予備校業界について一から勉強し、10年間勤めたのを節目に独立して、現在経営している英語塾を設立しました。

*breakthrough:母国語ではない言語の学習において、考えながら話したり聞いたりする段階から、母国語と同じように無意識に使える段階に移行すること。言語学習における、上達の転換点。


Q5. 大学では何を学びましたか?

大学では、政治経済学部で日本経済論を専攻しました。興味のある専門分野を徹底的に勉強できるのが大学のいいところですが、英語にも特に力を入れて勉強しました。TOEIC®の試験を受け始めたのはこの頃からです。努力を公的に証明してくれるものが欲しかったことが、理由の一つですね。

「大学はどういうところで何をすべきか」「大学卒業後はどのような人生が待っているのか」など、中高生からよく尋ねられる質問に対する答えは全て自分の経験に基づいていて、大学時代に経験したことが生徒たちへのアドバイスの源になっています。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

高校生のときは、第1志望の大学に合格することしか考えていませんでした。当時は、将来なりたいものが自分の中で明確ではなかったともいえます。でも、希望する大学に入るため一所懸命に受験勉強を頑張ったことを含め、その時に経験したこと全てが今の仕事に直結しています。

「就職」と「就社」は違う。やりたいことがあるなら起業も視野に

起業して塾を経営するようになったことで、家族と過ごす時間が増えた

起業して塾を経営するようになったことで、家族と過ごす時間が増えた

Q7. どういう人が塾講師に向いていると思いますか?

人の成長を自分のことのように感じ、共に成長していこうと思える人が、塾講師に向いています。自助努力をして己の人生を向上させようとする姿勢を生徒から感じ取れたときは、本当にうれしくなります。

中学生や高校生は、まだ将来に対して具体的なイメージを描き切れていません。でも、将来の夢があるかないかに関わらず、学ぶことを継続するなど日々の小さな努力を積み重ねることで、自分の可能性が広がることを気付かせてあげられれば、生徒たちのその後の人生を豊かにすることができます。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします。

一流企業に入って定年まで勤め上げる時代は終わりました。仕事を始めて自分のやりたいことと違うと感じたのなら、転職や起業をして、自分の新しい可能性を見出すこともできます。その過程こそ、人生に刺激を与えてくれますし、社会に貢献できる最もいい方法だと考えています。


福澤さんの塾では、受験や資格取得に求められる知識を教えているだけではなく、生きていく上で重要な心構えを生徒たちに伝えているのだと感じました。
福澤さんのような塾講師になるには、努力が実を結ぶことを自分自身で体験する必要がありそうですね。まずは目の前の勉強を頑張って、志望する大学に入ることから目指してみてはいかがでしょうか。


【profile】トラスト英語学院 学院長 福澤健一

トラスト英語学院 https://www.trust-english.com/
ブログ「英語道」 http://green.ap.teacup.com/eigodo/

この記事のテーマ
教育」を解説

教育機関や子ども向けの施設で、教育指導に関わる仕事を目指します。小・中学校や高等学校の教員を目指す場合、大学や短期大学の教職課程で学ぶ必要がありますが、専門学校の中にも、提携する大学や短期大学の通信教育を受けて、教員免許状を取得できる学校もあります。語学教師や臨床心理士など希望する職種により、必要な資格や免許が異なります。

「教育」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「塾講師」
はこんな仕事です

小・中・高校生を対象に、学習の指導を行う塾が活躍の場となる。大手チェーンの進学塾から個人で自宅などを教室として開業する塾まで、その規模はさまざま。一人の講師が複数の生徒に授業を行う集団指導と、マンツーマンで対応する個別指導がある。仕事内容は、授業だけでなくテストの作成や採点、保護者との面談、講師同士の情報交換、入塾の案内など多岐にわたる。求められるのは、子どものやる気を引き出し、親身な指導ができる人材。塾講師としての能力を評価する学習塾講師検定という資格もある。

「塾講師」について詳しく見る