【シゴトを知ろう】スポーツドクター 編

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【シゴトを知ろう】スポーツドクター 編

2017.11.28

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】スポーツドクター 編

スポーツドクターとは、公益財団法人日本体育協会による認定資格。アスリートの健康管理や治療など、さまざまなスポーツ活動を医学的な立場からサポートする医師です。一般のクリニックでの診療と、どのような違いがあるのでしょうか。横浜市スポーツ医科学センターでスポーツドクターとして診療を行っている、内科医の長嶋淳三さんにお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 本人に自覚のなかった不調などの原因を見つけ、改善に導けた時はうれしい
  • 高校時代は、開業医だった親の跡を継ごうと考えていた
  • スポーツ経験があると、アスリートの気持ちがより理解できる

スポーツ版人間ドックやアスリートのメディカルチェックなどを実施

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。

神奈川県にある横浜市スポーツ医科学センターは、スポーツ医科学に基づいた市民の健康づくりの推進や、アスリートの競技力向上のサポートを目的とした施設です。私はそこで内科の外来診療を行う他、医学的検査と体力測定をセットにした「スポーツ版人間ドック」を行っています。受診されるのはプロスポーツ選手や運動部の学生さん、市民ランナーの方などさまざまです。また、プロスポーツ選手のメディカルチェックや、医学的検査や体力測定の結果に基づき運動をサポートする「減量教室」も実施しています。

<一日のスケジュール>
8:00 出勤
8:30 診療準備
8:45 診療
12:30 昼食
13:00 診療
16:00 診療終了、翌日の準備など
18:30 退勤

Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

他の医療機関を回っても不調が続き、つらい思いをしてきた患者さんに対して、原因を見つけて改善につなげられた時は「やった!」と思います。たとえば動悸がする・胸が苦しいと循環器に問題があると思って受診される患者さんでも、循環器以外のところに原因が見つかる場合があります。原因を見極めるためにも、患者さんの主訴だけでなく、ほかに付随する症状がないかをしっかりと聞き出すよう心掛けています。


Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?

患者さんの中には、メンタルの病気や発達障害が疑われる方もいらっしゃいます。専門の医療機関への受診をおすすめするのですが、ご本人に自覚がなく、ご理解いただけない場合も多いです。しかし内科医である私には正しく診断することも治療を行うこともできません。そんな時は限界を感じることがあります。

開業医だった父の影響で医療の道へ

Q4. どのようなきっかけ・経緯でこの仕事に就きましたか?

父が開業医だったので、子どもの頃から医師は身近な職業でした。父の背中を見ながら自然に人の体への興味が湧き、医療の道に進むことを決めました。あとは、クリニックに通う近所の人たちに「お父さんみたいにお医者さんになって早く診てほしい」と言われて、その気になったというのもあります(笑)。

スポーツドクターの資格を取ったのは大学病院に勤務していた時です。当時所属していた循環器内科の教授がスポーツドクター制度を作った方で、その関係もあって私も資格を取得しました。


Q5. 大学では何を学びましたか?
 
医学部で医学一辺倒の日々でした。専門を循環器内科に決めたのは6年生の頃です。当時は父の跡を継いで開業医になるつもりだったので、専門分野について父に相談したところ、「今後は高齢化社会になり、高血圧や心筋梗塞などの循環器疾患の患者さんが増えるだろう。循環器内科のニーズは高くなるのではないか」とアドバイスを受けたのが決め手になりました。


Q6. 高校生の時に経験したことが、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?
 
高校時代は柔道部に所属していました。練習はとてもハードで、1年間で元日しか休みがないほど。高校生の時も「将来は医師になろう」と考えていましたが、受験勉強を本格的に頑張ったのは部活を引退してからです。今でも何かつらいことがあると、「あの頃の部活に比べたら楽だな」と思います。ただ、スポーツで鍛えた体力というのは1年くらいしかもたないんです。そういう訳で、当時培った体力も現在はすっかりなくなってしまいました(笑)。

”Don’t think, do it”あれこれ悩まず、やるべきことに集中

Q7. どういう人がスポーツドクターに向いていると思いますか?
 
医師に向いているのは、人間と人体に興味がある人。その興味があれば、きっと日々の診療にやりがいを持って取り組めると思います。

スポーツドクターになるのであれば、スポーツ経験があるとアスリートの気持ちを理解しやすいかもしれません。私は学生時代に柔道をやっていましたが、周りのスポーツドクターもスポーツ経験のある人がとても多いです。
 

Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします
 
時々「自分のしたいことが分からない」と悩む人がいますが、何でも実際にやってみないと分かりません。私は医師になりましたが、それが良かったかどうかは一生分からないままかもしれません。高校生の皆さんには”Don’t think, do it”ということを伝えたいですね。あれこれ悩む前に、まずは目の前にある課題に真面目に取り組むこと。学校の勉強や部活動、受験など、その時自分のやるべきことに専念してほしいと思います。


長嶋先生が勤める横浜市スポーツ医科学センターには、プロ・アマ問わずたくさんのスポーツ選手が訪れ、高校の運動部の利用も多いそうです。トレーニングルームや室内プールなどの運動設備も充実しているので、興味のある方は一度訪れてみてはいかがでしょうか。


【profile】横浜市スポーツ医科学センター 診療部長 長嶋淳三
http://www.yspc-ysmc.jp

この記事のテーマ
健康・スポーツ」を解説

スポーツ選手のトレーニングやコンディション管理に関わる仕事と、インストラクターなどの運動指導者として心身の健康管理やスポーツの有用性を広く一般に伝える仕事に大別できます。特に一般向けは、高齢化の進展や生活習慣病の蔓延が社会問題化する中、食生活や睡眠も含めて指導できる者への需要が高まっています。授業は目指す職業により異なります。

「健康・スポーツ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「スポーツドクター」
はこんな仕事です

5年以上の経験を持つ医師に対し、日本体育協会が講習と審査を行い、認定するスポーツの専門医。スポーツ選手の健康管理をはじめ、スポーツ外傷の治療、競技会における医事運営、チームドクターとしてのサポートのほか、一般のスポーツ愛好家への診察・治療などが仕事となる。問われるのは、生理学、栄養学、スポーツ障害などの知識やスポーツマッサージ、テーピングなどの技術。勤務医や開業医として働きながら、競技会や学校、地域のレクリエーション、生活習慣病予防の取り組みなどにおいても活躍できる。

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