桃太郎に懲役5年!? あなたが裁判官だったら、どう裁く?

  • ようこそ、ゲストさん
  • ログイン
  • メンバー登録(無料)
  • エリア設定
  • 保護者・先生の方へ
MENU
閉じる
  • ようこそ、ゲスト さん

    メンバー登録(無料)

  • 適学・適職診断無料!

    診断を受ける

  • エリア設定

現在4校がカートに入っています。

一度に最大30校までまとめて資料請求することができます。

閉じる

「マイナビ進学」サイトが別タブでが開きます。

桃太郎に懲役5年!? あなたが裁判官だったら、どう裁く?

2017.11.01

提供元:マイナビ進学編集部

メイン
テーマ

桃太郎に懲役5年!? あなたが裁判官だったら、どう裁く?

刑事ドラマを見ているとよく登場する、裁判シーン。なんとなく裁判ってこんな感じなのかなと想像することはできますが、実際目にしたことがある人は、なかなかいないのではないでしょうか。今、若い世代にもっと法律にふれてほしいと、裁判所や弁護士会などがさまざまな取り組みを行っています。

この記事をまとめると

  • 桃太郎を題材にした夏休み恒例のイベント、模擬裁判が行われた
  • 弁護士会や司法書士会も、学校へ出前授業をする取り組みをしている
  • 若い世代もリーガルマインド(法的思考・法的判断力)を養うことが大切

桃太郎に実刑判決!? 夏休み恒例の模擬裁判イベント

2017年8月、千葉地方裁判所で4回にわたり夏休み恒例の模擬裁判イベントが開催されました。裁判所を身近に感じてほしいとの思いで始まったこのイベント。今年の題材は昔話の桃太郎でした。村の救急隊長の桃太郎が、借金の肩代わりに村から米を奪おうとした赤鬼を木刀で倒し、骨折させてしまったというストーリー。強盗致傷の罪に問われた桃太郎が、有罪なのか無罪なのかを考えます。

参加した子どもたちが桃太郎や赤鬼、裁判官や検察官などの役に分かれて、本番さながらの裁判を繰り広げます。最終的には、裁判官役の子どもたちが審議し、桃太郎に懲役5年6カ月の実刑判決や無罪の判決を出すなど、各々の考えに沿った判断がなされました。

法律を身近に感じてほしいと、弁護士会や司法書士会も出前授業を行っている

弁護士会や司法書士会も、小学生から高校生を対象にした法律の授業をする取り組みを行っています。

第二東京弁護士会では「出前授業(デリバリー法律学習会)」と称して、弁護士が学校に出向き法律の授業を行っています。授業の内容は、刑事事件を参考に証人尋問を実演したDVDを見て有罪なのか無罪なのかを話し合う模擬評議や、団地の中に住む住民という設定で、それぞれの立場を主張しながらルール作りをするなどバラエティに富んでいます。

東京司法書士会も無料で高校生を対象に法律教室を行っています。法律を知ることで、トラブルに巻き込まれないようにすることを目的にしているのだとか。

こうした法律のプロの授業を受けられる取り組みは、とても心強いですね。

あなたならどう裁く? それぞれがどう考えるか、判断を導き出すことが重要

先ほどの模擬裁判では、裁判の争点や証言を基に子どもたちが議論しました。

例えば桃太郎に実刑判決を下した裁判官役の子は「村にはまだ2週間分の米があったのに、赤鬼に怪我をさせてまで米を取り戻すことはやりすぎ」と、有罪の判断をした理由を述べました。逆に桃太郎は無罪の判決を出した裁判官役の子は「村の救急隊長としての役割を果たしたまで」というのが理由なのだとか。

昔話を知っていると、なんとなく桃太郎に味方をしたくなってしまいますが、いろいろな状況や証言を考えて、冷静かつ平等に判断を下すリーガルマインド(法的思考・法的判断力)がとても大切です。あなたが裁判官なら、どう裁きますか?

最近はスマホの普及もあり、若い世代も予期せぬトラブルに巻き込まれる可能性が高くなっています。リーガルマインドがあれば「これって、まずいんじゃないか」などの判断ができ、トラブルに巻き込まれるのを未然に防ぐことができます。

こうしたリーガルマインドを養いたいと思ったのなら、「法学」を学ぶことが重要です。とっつきにくくて固いイメージがある法学ですが、先ほどの昔話を例にしてもよいですし、身近な例を取り上げ調べてみるのもよいのではないでしょうか。


【参考】
千葉日報
https://this.kiji.is/270361501401497604

朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASK894GVMK89UDCB00S.html

産経ニュース
http://www.sankei.com/region/news/170810/rgn1708100045-n1.html

第二東京弁護士会
http://niben.jp/manabu/service/

東京司法書士会
https://www.tokyokai.jp/public/legal_class.html

この記事のテーマ
法律・政治」を解説

国家は通常、多数の国民によって構成されています。それぞれ考え方が異なる国民をひとつの国家としてまとめようと考えれば、法律によって義務や権利を定め、政治(行政)によってそれらをきちんと運用していくことが必要になります。歴史上、多くの国家がこうしたことを目指し、あるものは成功してあるものは失敗してきました。どのようなときにあっても、道しるべとなるべき法曹家や政治家や評論家などの専門職は不可欠です。

「法律・政治」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「法学」
はこんな学問です

法学の研究領域は広い。憲法、民法、刑法に刑事・民事の両訴訟法と商法(大部分は会社法に移行)を合わせて六法と呼ぶが、これらは重要な法律のごく一部にすぎない。法学では、限りなく追加されていく法律を覚えるのではなく、それらの法律が生み出される原理と法律を活用して社会問題を解決するための思考法を学ぶ。また、法律は時代や社会制度とも密接に関係しており、社会問題についての最新情報も常にアップデートしておく必要がある。

「法学」について詳しく見る