住民と一緒に公園づくり 公園で行われているワークショップって何?

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住民と一緒に公園づくり 公園で行われているワークショップって何?

2017.10.18

提供:マイナビ進学編集部

住民と一緒に公園づくり 公園で行われているワークショップって何?

ベンチに座って友達とおしゃべりをしたり、ランニングなど体を動かしたり、皆さんにとって身近な場所である公園。普段よく利用する場所だからこそ、公園にもっとこんな設備があったらいいのに!といった要望を持つことがあるかもしれません。そんな中、近ごろ全国各地の公園では、地域住民の声を集めるワークショップが多く開かれていることをご存じですか?

この記事をまとめると

  • 公園のワークショップでは、公園づくりに関するアイデアを地域住民が出し合う
  • 地域住民にとって利用しやすい公園にするため、全国各地でワークショップが多く開かれている
  • 地域社会のあり方をはじめ、社会の仕組みや働きを研究する学問が「地域社会学」

住民の意見を生かすワークショップ

まずワークショップとは、ある主題を基に、参加者が意見や知識を出し合う集会のことを指します。美術や演劇の分野で行われることが多いため、体験型のものづくり講座といったイメージを持っている人も多いかもしれません。しかし、街づくりの分野でもワークショップは行われているのです。

公園は地域住民が集まる場所であり、地域の住みやすさを考える上でとても重要な場所です。例えば公園でワークショップを開くならば、利用しやすくするためのアイデアを地域の住民同士が出し合い、公園や地域が抱える課題の解決を目指す、といった話し合いができます。また、新たに公園を作るときも計画段階からワークショップで意見を出し合い、自治体や行政に伝えることができれば住民の要望を反映した公園づくりにつなげられます。

ワークショップは通常の会議と違い、参加しやすく、誰もが意見を出しやすいというメリットがあります。公園によっては住民同士でグループを作り、自由にアイデアを出し合ったり、意見をカードに書いたりしながら、実際に公園づくりの改善案や計画案を検討し、市町村区などへ提案を行うこともできます。そんな風に、それぞれ立場も意見も異なる住民が集まり、リラックスしながら自由な雰囲気で意見を出し合えるのもワークショップの良い点だといえそうです。

ワークショップによってできた公園が実際にある!

東京都武蔵野市に2011年にできた境南中央公園は、住民参加によるワークショップにより、公園のイメージや用地の使い方などの計画が練られました。ワークショップは2009年から2010年にかけて5回行われ、住民たちが何度も意見を出し合った結果、ワークショップで策定された基本計画を基に公園が作られることになりました。実際のワークショップでは、「のんびりするスペースがあるといい」「ランニングできるコースが欲しい」といったさまざまな意見が出され、公園の植栽や広場の配置も住民の手によって決められたといいます。

神奈川県横須賀市にある公園も、同じように住民主体のワークショップで計画され、実際にオープンした公園です。サッカー場が併設されている他、健康遊具や児童遊具、それに芝生広場といった皆が楽しめる設備がそろっており、これらの公園づくりでは、全5回行われたワークショップでの住民の意見が有効活用されました。

地域社会の仕組みや働きを研究できる「地域社会学」

住民の意見やアイデアを実際の公園づくりや街づくりに役立てることができるワークショップですが、これらの試みは、地域の社会問題について考え、地域のより良いあり方を模索するものです。こうした地域社会における問題の解決に向けて、調査や研究を行う学問を「地域社会学」といいます。

地域社会学の中には、地域住民や地元企業との連携を図り、問題の解決方法を考える研究分野もあります。公園づくりや街づくりなどを考える上で、地域の社会問題に対する基礎となる知識を身に付けていくことができます。

また、このように地域の社会をより良くし、地域住民のために働きたいと考える人は、将来、自治体や官公庁の仕事を目指してみてはいかがでしょうか。業務の内容はさまざまですが、自治体や官公庁の目的は人々の生活や福祉をサポートすることです。こうした目的のために働きたいという人にとって、大きなやりがいのある仕事となるでしょう。

地域をより良くするための街づくりに関するワークショップに興味がある人は、ぜひ皆さんが住む地域で行われているワークショップに参加し、地域社会学の視点で地域について考えてみてください。

【参考文献】
武蔵野市|境南中央公園ワークショップ(平成21年~平成22年)
http://www.city.musashino.lg.jp/shisei_joho/sesaku_keikaku/kankyoubu/1008163/index.html
横須賀市|(仮称)佐原2丁目公園について
http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/4140/park/workshop/sahara2.html

この記事のテーマ
社会学・マスコミ・観光」を解説

あまり共通性のないように思われる3分野ですが、じつは密接な関係があります。観光業界にとってマスコミは「広報」そのものです。マスコミの存在なくして観光業界の発展はないでしょう。もともとマスコミは商品を情報化するために社会学を重視しています。社会が求めている漠然としたニーズを精査し、わかりやすいイメージとして変換して提供するのです。今後、観光業などにおけるマスコミの存在はますます大きくなるはずです。

「社会学・マスコミ・観光」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「地域社会」
はこんな学問です

国内外の都市部・農村部を問わず、地域社会の問題にアプローチし、実証的な調査・研究を行う学問。大きく分けると、2つに分けられる。一つは、地域行政のあり方を問い直し、地域住民・地元企業との連携を図って問題を解決する方法を探る地域行政学。もう一つは、グローバル化による急激な変化から地域の文化遺産を意識的に守り継承していく方法について研究する地域文化学である。2つは別々の学問ではなく、同じ問題意識を行政と文化という別の視点から考察している。

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