【シゴトを知ろう】ロミロミセラピスト 編

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【シゴトを知ろう】ロミロミセラピスト 編

2017.09.26

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】ロミロミセラピスト 編

ハワイに古くから伝わる癒やしのセラピー「ロミロミ」をご存知でしょうか。「ロミ(Lomi)」にはハワイ語で「もむ・押す」という意味があります。体への施術を行ってお客さまにリラックスしていただくだけではなく、手のひらからの愛情“Loving Touch”で心も健康な状態に整えるロミロミを学ぶため、ハワイへ留学した経験もあるセラピストの野中清美さんに、仕事内容やロミロミセラピストになったきっかけなどについてお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 施術の前後にカウンセリングを実施。心身共に良い状態になるとお客さまの表情が変わる
  • もっとロミロミを知りたい! 子育て中にハワイへ短期留学
  • ありのままの自分を受け入れる。自分に愛がなければ周りの人に愛を与えることはできない

セラピストは人を癒やすのが仕事。自分自身の心身もコントロールできる

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。
 
千葉県にある自宅の隣でサロンを経営しています。ロミロミセラピストとしてお客さまに施術を行う他、ロミロミセラピストを育てるスクールを運営し、指導もしています。

施術をすることによってお客さまの体の凝りをほぐし、スッキリとした気分で帰っていただくのは当然のことです。ロミロミにおいて大切なのは、“Loving Touch(愛情をもって体に触れること)”を通して心のしこりも一緒にほぐし、心身共に良い状態になっていただくことなんです。
セラピストによっては体への施術だけを行いますが、私はお客さまの心をほぐすために、施術の前後に約30分ずつカウンセリングのための時間を取って、メッセージカードやアロマオイルを使ってお客さまの潜在思考を引き出してお話したりしています。

<ある一日のスケジュール>
09:00 出勤、清掃、施術の準備
10:00 お客さまへのカウンセリング・施術
12:30 休憩(自分自身の心身の浄化を行ってリセットする)、次の施術の準備
14:00 お客さまへのカウンセリング・施術
16:30 昼食、休憩、次の施術の準備
18:00 お客さまへのカウンセリング・施術
20:30 清掃、自分自身の心身の浄化、事務処理  
21:00 退社


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?
 
サロンにいらっしゃった時はとてもお疲れのようだったお客さまの表情が、施術を通してどんどん明るく変わっていく様子を見た時に、とてもやりがいを感じます。
お客さまの中には、心も身体もとてもつらそうな方がいらっしゃいます。そんな時こそセラピストの腕の見せどころなので、お客さまのつらさを全て受け止め、それを流し切るようにしています。

あとは、施術後にお客さまから「ありがとう」と言っていただけることです。こちらこそご来店、ありがとうございますという気持ちでいっぱいなので、お礼を言っていただけるなんてうれしいですね。
また、ご来店された時にパンパンだと思ったお客さまの凝りを自分の手で緩和できると、やった! ほぐれたー! と心の中で楽しんでいます(笑)。


Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?
 
仕事をしていてつらいと感じることはほとんどありません。なぜなら、セラピストは人を癒やすのが仕事なので、自分自身の心身も管理することができるからです。

ロミロミは全身を使うリラクゼーションなので、一見力仕事に見えますが、てこの原理や自分の体重をうまく利用して施術をするので体力面でのつらさはありません。お客さまにいい施術やカウンセリングをするために、予約は1日に3人までなど無理のない範囲で仕事をするように自己管理をしていることも、仕事でつらさを感じることがない理由だと思います。

きっかけはフラ!?  ハワイへの短期留学を経て、自宅で開業

ハワイの雰囲気が漂うサロン。ヒーリング系のBGMが流れている

ハワイの雰囲気が漂うサロン。ヒーリング系のBGMが流れている

Q4. どのようなきっかけ・経緯でこの仕事に就きましたか?
 
私は幼い頃から自分でお店を開きたかったのですが、高校卒業後は金融機関で働いていました。勤務していた会社の社員旅行でハワイに行った時にフラ(*)と出合ったのが、この仕事に就いたきっかけです。
帰国後すぐにフラを習い始め、フラざんまいの日々を送りました。結婚・出産を経て、子育てをしながらもフラを習い続け、憧れていた平日夜のフラショーに出演できる時間の融通が利く仕事はないかと考えた時、開業することを思い立ったんです。
せっかくお店をやるのならハワイに関連したものにしたいといろいろと考え、「ロミロミ」というアイデアが浮かびました。

当時、日本でロミロミの技術を学べる場所はわずかしかなく、会社勤めを続けながら、週末の休みを使ってサロンが運営しているスクールに通って技術を習得しました。その後さらに知識を深めたくなったので、会社を退職してハワイ島に3カ月間滞在し、現地のロミロミセラピストからさまざまな知識を得ました。子育て中でしたが、夫が協力してくれたんです。ハワイから帰国してすぐに自宅の隣でサロンを始めました。


*フラ:ハワイの伝統的な踊りのこと。日本ではフラダンスと呼ばれることが一般的だが、ハワイ語のフラ(hula)には「踊り、ダンス」という意味があるため、正しくはフラという。


Q5. この仕事に就くために、何を学びましたか?
 
「いつかお店をやりたい」という気持ちが幼い頃からあったので、お金に関する知識を身に付けるために商業高校に通いました。商業高校では、簿記はもちろん経営についても勉強し、担保や融資といったことまで学びました。
どれも個人事業主となって開業する際には知っておかなくてはいけないことなので、商業高校で学んだことはとても役に立っています。

施術や接客に関しては、通っていたスクールで、ロミロミの施術全般における知識や技術はもちろん、お客さまに対してムラのないサービスを提供するにはどのようなことに気を配らないといけないかなど、おもてなしについてもたくさん学びました。
またハワイ島の生活では、日本のスクールとは違った面からロミロミの精神を知ることができました。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?
 
自分でお店を開くという夢がまさに実現していますが、ロミロミセラピストになるとは、高校生のときには想像もしていませんでした。
また、当時から人前に出ることが好きで、現在はロミロミセラピストの仕事の合間にフラの指導やバンド活動をしているので、そちらの夢もかなえられていると感じています。

自分に素直になってシンプルに考えると道が見えてくる

施術の前後に行うカウンセリングでは、お客さまにリラックスしていただくためにアロマオイルを使うことも

施術の前後に行うカウンセリングでは、お客さまにリラックスしていただくためにアロマオイルを使うことも

Q7. どういう人がロミロミセラピストに向いていると思いますか?
 
人が好きな人、そして、自分をきちんと愛せる人が向いています。自分を愛せない人がお客さまを“Loving Touch”で癒やすことはできません。
自分をきちんと愛すると聞くと難しく感じるかもしれませんが、簡単にいうと自分に正直になることなんです。今日何を食べたいのか、今どうしたいのか、そんな簡単ことからでいいので、我慢したり無理をしたりせず、ありのままの自分を素直に受け入れてみてください。
自分が愛で満たされていれば、心からどんどん愛があふれ出してきます。その愛で周りの人を癒やすことができると私は思っています。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします。
 
ロミロミセラピストのような職人仕事を身に付けるためには、自分の好きなことを見つけ出し、懸命に取り組むことが大切だと思います。好きなことをしていれば、つらいことも乗り越えられます。どんなにつらくても、自分の直感を信じて続けることをやめないでほしいです。
「好きこそ物の上手なれ」「継続は 力なり」ということわざがあるように、高校生のみなさんにとって、好きなことを継続することが大きな自信と収穫につながると思います。

また、私は「シンプルな思考、マイルドなマインド」を心掛けています。これは、進路や友達との関係、学校生活、人生設計においても役に立つ考え方です。
まずは、自分が何をしたいのかをシンプルに考えて、実行に移してみてください。その時に、いろいろと難しい理屈をこねるのではなく滑らかに考えます。すると、余計な物が排除され、おのずから「どうしたいのか」「どうしたらいいのか」が見えてきます。自分に素直になることを忘れないでくださいね。


「ハワイには大きな癒やしを与えられるヒーラー(セラピスト)がいて、その方が少し手を握っただけで、握られた方の心が解きほぐされて涙があふれ出てしまうこともあるんですよ」と野中さんはおっしゃっていました。野中さんはロミロミセラピストとして15年のキャリアをお持ちですが、そのようなセラピストになれるよう今でも日々学んでいるそうです。

ロミロミセラピストに限らず、リラクゼーションを目的にお店にいらっしゃるお客さまと接する仕事には、体の凝りをほぐす技術や知識はもちろん、心からリラックスしていただくために、お客さまの悩みや要望をさりげなく聞き出せる傾聴力も必要とされます。
リラクゼーションに関わる仕事に興味のある人は、カウンセリングの技術を身に付けるために、心理学について学んでみてもいいかもしれません。


【profile】ハワイアンヒーリングサロン「マナオピリ」 野中清美

ハワイアンヒーリングサロン「マナオピリ」 https://manao-pili.jimdo.com

この記事のテーマ
エステ・ネイル・リラクゼーション」を解説

ネイルアーティストやエステティシャンなど、美容のスペシャリストを育成したり、アロマセラピストやマッサージ師のように身体のもみほぐしや香りでの癒しに関わる知識と技術を身につけます。あわせて学校では、職業に応じた専門技術と接客能力を磨きますが、新しい技術やトレンドに対応するため、自ら学び続ける好奇心やセンスが求められます。

「エステ・ネイル・リラクゼーション」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「ロミロミセラピスト」
はこんな仕事です

「ロミロミ」はハワイの伝統的なマッサージ技術。ハワイ語で「もむ」「さする」といった意味を持つ。セラピスト自身の体重を利用しながら、腕や肘、親指の付け根を使い、体全体でマッサージを行うのが特徴で、全身の血液循環を促し、人間が本来持つ自然治癒力を高めるといわれている。プロを目指すなら、民間資格を取得した後、専門サロンやスパ、エステサロン、フィットネスクラブなどで技術を磨くのが一般的。数年間の店舗勤務などを経て自宅開業を目指して独立する道もある。

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