【シゴトを知ろう】CMプロデューサー 編

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【シゴトを知ろう】CMプロデューサー 編

2017.10.19

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】CMプロデューサー 編

テレビをつけると日常的に放送されているテレビCM。何気なく見ることも多いですが、実は一つひとつのCM作品は、たくさんの専門職の人が関わり、多くの予算と労力をかけて作られています。そのCM制作において、作品全体の責任者となるのがCMプロデューサーです。今回は映像制作会社、株式会社T&EでCMプロデューサーとして働く佐々木貴明さんに、その仕事内容について伺いました。

この記事をまとめると

  • CMプロデュ—サーは、CM制作に関する全体を取り仕切る仕事
  • 先端の技術など含め、好奇心旺盛な人がこの仕事に向いている
  • 依頼主や複数の部署の声を一つにまとめあげる力量が問われる

CM制作全体の責任者。予算の編成と分配も行う

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。
 
CMプロデューサーになって約10年になります。本社は福岡で、主に九州地方のテレビCMを多く手掛けていますが、最近は自治体のPR動画といったネット配信の映像を手掛けることも増えています。
CMプロデューサーは、CM制作の全体を取り仕切る立場です。広告代理店や依頼主とのやりとり、実制作に関しては予算編成や分配、スケジュールの管理、制作業務の指揮などが業務に含まれます。撮影や編集にも立ち会います。
基本的に一年中忙しいですが、企業の決算前の時期は特に忙しい傾向があります。

<ある一日のスケジュール>
9:30 始業 事務処理
12:00 昼食
13:00 業務再開 依頼先や事務所にて打ち合わせなど
18:00 帰社 事務処理、後輩の作業進捗のチェック・指示出しなど
20:00 終業 帰宅

撮影のある日は、終日撮影現場(スタジオやロケーション先)での作業となることも多く、内容によって早朝や深夜からのスタートとなるなど、作品ごとにスケジュールはさまざまです。

 
Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?
 
15秒という短い時間の中で何を表現するのかを吟味していくのがCMの面白さだと思います。チームで創作することそのものが楽しいですし、頑張って面白いものを作って話題になったり、商品そのものが売れたりするなど、良い結果が得られるとさらにうれしいです。

 
Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?

予算をどう分配するかというところは、いつも頭を悩ませる部分です。また、撮影作業は天候にも左右されますし、作品によっては制作スケジュールがとても短いものもあるので、少ない作業時間で制作し納期に間に合わせる苦労もあります。肉体的・精神的な大変さはあると思います。

映像の仕事はチームワークが重要。学生時代のスポーツで培った

Q4. どのようなきっかけ・経緯でこの仕事に就きましたか?
 
大学は映像関連の学部ではありませんでしたが、映像系サークルに所属していた関係で現在の会社の求人を知り、応募をして採用されました。
採用時はプロダクションマネージャー(*)としての採用でした。

*プロダクションマネージャー:映像作品などの制作スケジュールや作業内容を設定・管理する職業。


Q5. 大学では何を学びましたか?
 
福岡県の大学に通いました。商学部だったので映像とは異なる分野でしたが、以前から映画や映像が好きで、大学では映像系サークルに所属していたこともあり、在学中から将来の進路は映像関係に進みたいと考えていました。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?
 
高校までは野球をしていて、甲子園を目指して真剣に取り組んでいました。そのことが現在の仕事につながるかどうかは分かりませんが、野球はチームスポーツでしたから、チームプレーについて学んだ部分はあると思います。

今の仕事は、作品ベースでスタッフが入れ替わる時もあれば、同じ人と複数回組む場合もありますが、チームで仕事をするという点では共通していると思います。チーム全員が目標に向け一致団結すれば仕事がうまく行くというパターンは多いので、チームワークは大事だと思います。

依頼主・制作スタッフ双方の意見がプロデューサーの元に集約する

Q7. どういう人がCMプロデューサーに向いていると思いますか?
 
プロデューサーは、依頼主や広告代理店といった依頼主、制作現場のスタッフ双方の間に立ち、一つの作品の完成までをまとめあげなくてはなりません。複数の部署・いろいろな立場の人から、それぞれ異なったリクエストや要望がCMプロデューサーの元に集約されることになるので、精神的にタフであることが求められると思います。

また、先端の技術に対して日頃アンテナを張っていたり、面白いクリエイターに注目するなど、好奇心が旺盛でいろいろなことに興味がある人が向いていると思います。映像や撮影に関する専門知識は仕事をする中で身に付いていく部分が大きいので、最初から詳しい必要はあまりないと思います。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします。
 
仕事に直接関連する知識やスキルだけが、その人の真価とは限らないと思います。

「英語が話せます」でも「ずっとギターをやってきました」でもいいのですが、何かこれは人に負けないという部分を持っている人は強いし、人間的にも面白いのではないかと思います。

また、今はみんながスマートフォンを持っていて、動画撮影機能も大抵ありますよね。動画撮影に興味があるなら、自分で思うがまま自由に制作してみることを勧めます。それがこの先職業につながるかは人それぞれだと思いますが、最近は作った動画をYouTubeなどの動画共有サービスを利用して配信することができます。昔に比べたら動画制作自体かなり身近になっていると思います。

私の場合子どもにも、好きなことや興味を持ったことは制限をせず、どんどんやらせるようにしています。何に取り組めばいいとか悪いとか、一概には分からないですから。一度きりの高校生活ですから、目いっぱい楽しんだほうがいいと思いますね。
 

 
CMプロデューサーは作品全体の責任者として、依頼主や広告代理店との交渉にあたるだけでなく、現場のさまざまな声を取り上げて作品をまとめあげていかなくてはならない仕事です。リーダーシップを発揮すると同時に、高いコミュニケーション能力が必要とされる仕事だといえますね。
 
 
【profile】株式会社T&E 東京支社長 プロデューサー 佐々木貴明
株式会社T&E http://t-e.co.jp/

この記事のテーマ
マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」を解説

若い感性やアイデアが常に求められる世界です。番組や作品の企画や脚本づくり、照明や音響などの技術スタッフ、宣伝企画など、職種に応じた専門知識や技術を学び、実習を通して企画力や表現力を磨きます。声優やタレントは在学しながらオーディションを受けるなど、仕事のチャンスを得る努力が必要。学校にはその情報が集められています。

「マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「CMプロデューサー」
はこんな仕事です

CM制作現場の全体を取りまとめる総責任者。広告代理店への営業活動をはじめ、受注したCM制作のスタッフ編成、予算作成、ロケーション場所、スタジオの手配、スケジュール管理、作品の品質管理などを行う。映像1コマに対し、お金と労力がかかる映像クリエーティブのキーマンとして、広告主や広告代理店、制作現場のクリエーターとの調整役も担う。絶対的な信頼関係を培いながら、関わるスタッフの感性を最大限に引き出す仕事。予算内で効果的な作品を生み出せるかが問われる職業だが、CM完成時のやりがいは大きい。

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