好き!がリケジョになるきっかけに。リケジョのキャリアとは?

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好き!がリケジョになるきっかけに。リケジョのキャリアとは?

2017.09.08

提供元:マイナビ進学編集部

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好き!がリケジョになるきっかけに。リケジョのキャリアとは?

使い捨てコンタクトレンズ『ACUVUEⓇ』を販売しているジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニー。今回は代表取締役プレジデントであり、ご自身も「リケジョ」として華麗な経歴をお持ちの海老原さんに、理系の道を選択したきっかけや仕事に対する思いなどについて伺いました。

この記事をまとめると

  • 星好きがきっかけで理系の道へ
  • 技術者としてマーケティング側の視点を学びたいと、理系から文系へ転身
  • 興味を持ったことは、とにかくやってみよう

◆星を見るのが好き! この思いが理系志望のきっかけに

――理系を目指そうと思ったきっかけを教えてください。

小学生の時に参加した、天体観測会がきっかけです。星を見ることが楽しくて、それをきっかけに天文の勉強がしたいと思うようになりました。この気持ちは中学生・高校生になってもブレませんでしたね。当時天文の勉強ができる学校が少なく、東京大学を目指すことにしました。


――東京大学を目指すにあたり、勉強一筋の高校生活でしたか?

もちろん毎日勉強したり、塾に通ったりしていました。ただ勉強以外にも、理科部に所属して週に1度活動していました。部活では理科に関するいろいろな実験をしたり、夏休みには2泊3日で山梨県へ合宿に行って星を見たりして、とても楽しかったですね。


――東京大学へ合格されてからの、大学生活はいかがでしたか?

大学入学後、ふとまわりを見てみると、受験生時代に受けた予備校の模試で、成績優秀者常連の人たちばかりだと気付きました。さすがにそういう人たちは考え方も違っていて、大学に入ったばかりなのに、卒業後のことまでしっかり考えていたのです。すごいなあと感心しました。

私は無事に入学できた安心感が大きく、入学当初は将来の目標まで考えられていませんでした。ただ天文をやりたいと思って東京大学へ入学したのですが、化学科へ進路を変更したことは大きな出来事でした。


――天文を学ぶために東京大学へ入学したのに、なぜ化学の道へ進んだのですか?

天文を専攻すれば、星を思う存分眺められると思って入学したのですが、実際は空を眺めるのではなく、ひたすらデータを眺めるデスクワークがほとんどだということを知りました。そうなると、学問として勉強するのは少し違うかなと思ってしまったんですね。

一方で、仮説を立てて証明していくことが楽しいと思うようになり、量子化学に興味を持つようになりました。化学反応って数式にできるんだと面白く感じたんです。こちらのデスクワークは全く苦にならなかったんですよね(笑)。

◆多くの人に愛される製品を作りたいと技術者の道へ

――技術者への道を選んだきっかけを教えてください。

大学卒業後、大学院へ進学して、自ら仮説を立てて検証実験を行う毎日を送るにつれ「多くの人に愛される製品を作りたい」と思うようになりました。「これがないと困る」と言ってもらえるような製品を作りたいと技術者の道を選びました。


――技術者として、多くの製品に関わった後、なぜマーケティングをやろうと思ったのですか?

私自身が「これってすごくいい製品だよね」と思っても、マーケティングをする人の立場から「そんなの売れないよ」と言われてしまうことがありました。そんな中、マーケティングの知識を得て、自分よりも高い技術を持った人をサポートして製品作りをしたいと考えるようになったのです。そこでアメリカで勤務していた時に、夜間大学院へ通ってMBAを取得しました。理系から文系になった、ということになりますね。

◆興味を持ったことは、とりあえずやってみよう

――「Rikejo Initiative」は、どのような経緯で始められたのでしょうか?

「Rikejo Initiative」は、ジョンソン・エンド・ジョンソンが世界で行っている、理系分野におけるダイバーシティを推進する取り組みの一つです。女性の社会進出が進んでいるといわれている国ですら、理系分野で活躍している女性の割合は多くありません。もっと理系を目指し、理系で活躍する女性が増えるよう、中高生に向けて理系を体験できるイベントなどさまざまな活動を行っています。

高校生に対しては、興味を持ったことはとりあえずやってみてほしいと伝えたいですね。女性だから理系は向かないなどと決めつけないで、面白いと思ったことにぜひ挑戦してみてください。自分が自分でいられることこそが、大切だと私は考えています。

穏やかにお話をされる印象からは、想像ができないほど活動的な海老原さん。「基本的に、とてもポジティブな性格」と笑顔でおっしゃっていました。興味を持ったことはとりあえずやってみるという行動力が、今の仕事に生かされているのだと感じました。

「理系で学んだ、仮説を立てて証明する考え方が今の仕事にも生きています。今文理選択で迷っている人がいたら、ぜひ理系に進んでほしい」という海老原さん。文理選択を考える上で、海老原さんのお話をぜひ参考にして考えてみてください。


【取材協力】
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニー
代表取締役プレジデント 海老原育子