【シゴトを知ろう】Webクリエーター ~番外編~

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【シゴトを知ろう】Webクリエーター ~番外編~

2017.10.10

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】Webクリエーター ~番外編~

「【仕事を知ろう】Webクリエーター 編」では多くのサイト制作に関わっている久保田涼子さんに仕事のやりがいや仕事を始めるまでの経緯について伺いました。

今回の番外編では、日々進化するWeb制作の技術やツール、久保田さんの思い出深いエピソードについて教えていただきました。

この記事をまとめると

  • プログラミングが苦手な人でもサイト制作ができるツールがある
  • Webクリエーターはお客様と密接な人間関係を築ける
  • 障がい者向けのサイト制作でWeb本来の目的は情報伝達だと再認識した

デザインとプログラミングを勉強すれば即戦力になれるかも

――改めて、Web制作の工程について教えてください。
 
具体的な流れとしては、まずはお客様へのヒアリング。お客様が希望するWebサイトのコンセプトが決定したら、競合サイトの調査と分析をします。続いて、「技術仕様」と「サイトマップ」を作成します。技術仕様はヒアリングで聞き出したWebサイトのコンセプトや使用するプログラミング言語など、制作に関係する情報のまとめであり、サイトマップは「トップページにはどんな情報があって、どのページへつながるのか」を記したWebサイト全体の設計図です。その後、情報の配置を考える画面設計を行います。そして、色やフォントといった細かい部分をデザインし、コーディングとプログラミングを行います。CMS(Webサイトの更新・管理をするシステム)を実装して、関係者の間でWebサイトをテスト公開して確認、最終的には一般の方も閲覧できるように公開するまでが一連の流れですが、場合によってはその後の改修も行います。

多くの工程がありますが、デザインからプログラミングまでの工程は、学校や書籍で勉強すれば、社会に出たときに即戦力になれると思います。逆に、お客様へのヒアリングと情報設計は人とのコミュニケーションが重要になりますので、経験を重ねるうちに徐々に力が身に付きます。
 
 
――最新の技術やツールについて教えてください。

Webサイトの流行ですと、パソコンやスマホ、タブレットなどの画面サイズに合わせてレイアウトが変化する「レシポンシブWebデザイン」があります。以前まではパソコンのサイトと、スマホサイトを別々のファイル(HTML)で作らなければいけませんでしたが、レスポンシブWebデザインはパソコンサイトもスマホ対応サイトもまとめて一つのファイルで管理できるのです。登場した頃は、今まで更新が大変だったサイトを簡単に更新できるのは画期的だなと思いました。

また、ツールですと、プログラミングの知識がなくても、デザインのテンプレートからサイトを簡単に制作できる「Wix」が人気ですし、ブログを投稿するようにサイトを更新できる「WordPress」が制作ではよく使われています。私も更新頻度が高いサイトを制作する際には「WordPress」を導入しています。
 
 

一括して制作することでお客様と深い関係を築ける

――Web制作にはデザイナーやディレクターなど多くの職種が携わる場合もあると聞きましたが、一括して制作する場合と違いはありますか?

制作会社ですと役割を分担して制作する場合が多いですね。私のようにフリーランスで活動している方の中にもコーディングを担当する「コーダー」や、「ディレクター」などの職種の方が手を組んで制作を進めるケースも少なからずあります。

分業する場合、ディレクター以外の方がお客様と直接やり取りをする時間は少ないかと思います。一方、一括して請け負うWebクリエーターはお客様とのやり取りが密になりますので、横のつながりが強くなるんです。もしも八百屋さんのWebサイトを作ったら、自分が食事に困ったときに野菜がもらえるなんて可能性もありえるかもしれません(笑)。それほど、ビジネスライクな関係では得られない密な人間関係を築けることがWebクリエーターの強みだといえますね。
 
 

Webサイトに重要なのは華やかさよりも伝達能力

――仕事の中での思い出深いエピソードを教えてください。

携わった全ての案件に思い入れがあるので、一つに決めるのはとても難しいです。強いて言えば、視覚に障がいを持つ方向けのサービスを紹介するWebサイトを制作したことでしょうか。

多くの視覚障がい者の方は音声ブラウザ(サイト上のテキストを合成音声で読み上げるブラウザ)を利用しますので、私が今まで制作したサイトとは作り方のアプローチが違っていたのです。例えば、多くのWebサイトで目にするアニメーションの機能を利用すると、音声の読み上げに支障が出る可能性があります。アニメーションなどを使用した派手なデザインよりも、いかに利用者に正しく情報を伝達させるかを重視したWebサイトを制作したことで、Webは本来、情報を伝えなければ見た目が華やかでも意味がないツールだと改めて感じる経験にもなりました。
 
 
Webクリエーターはデザインやプログラミング、コミュニケーション能力など必要な要素が多くあるのですね。しかし近年は便利な最新ツールも登場し、Webサイト制作の敷居が低くなりつつあるようです。

Webクリエーターに興味を持った方は、テンプレートを利用できるWebサイト作りを試してみてはいかがでしょうか。実際に手を動かしてWebサイトを作ってみると、ものづくりの楽しさがより理解できるかもしれませんね。
 
 
【profile】Webクリエーター 久保田涼子

この記事のテーマ
コンピュータ・Web・ゲーム」を解説

デジタル情報をつなぐシステム構築をはじめ、webやゲーム、アニメーション、映画など、メディアやコンテンツを創り出します。コンピュータの設計・開発などを学ぶ情報処理系と、アニメ・ゲームなどの制作を学ぶコンテンツ系があります。また、ビジネスの現場で広く使われているアプリケーションを使いこなすスキルを身につける授業もあります。

「コンピュータ・Web・ゲーム」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「Webクリエーター」
はこんな仕事です

Webページのデザインとコーディングの双方を一人で担当する仕事。コンセプトに沿ったデザインを構築。プログラミング言語によってそのデザインを実現するのがコーディングという。クライアントの要望をより高度なレベルで実現するために、画像やアイコンを効果的に配置するなどし、使いやすさや見やすさにも配慮しなくてはならない。そのため、発想力・思考力に加え、斬新なものを生み出し続けようとするバイタリティーも必須。経験と実績を積み、独立する人も多くいる。

「Webクリエーター」について詳しく見る