【シゴトを知ろう】Webクリエーター 編

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【シゴトを知ろう】Webクリエーター 編

2017.10.10

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】Webクリエーター 編

皆さんが今まさに眺めているWebサイト。この他にも、インターネット上には数え切れないほどのWebサイトが存在しますが、一体どのように制作されているのでしょうか。

今回はWeb制作を一括して行うWebクリエーターとして活動する久保田涼子さんに、Web制作に必要な手順や仕事に就くまでの経緯について伺いました。

この記事をまとめると

  • Webクリエーターは、フリーランスのような自由な働き方も選択できる
  • 自由に働くデザイナーの知人に惹かれてWebクリエーターを志した
  • 興味がある分野を追求し続ければ仕事につながる可能性もある

広告宣伝につながるWebサイトを制作する

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。
 
WebクリエーターはWebサイトを作る工程に携わる仕事です。私もそうですがフリーランスで活動する人も多く、お客様から依頼をいただいたら、まずはどんなWebサイトを制作したいのかという要望を聞き取り、競合サイトと呼ばれる同業者のWebサイトを調査・分析します。その後、Webサイトに掲載する写真や情報の整理をしたり文字や画像の配置を考えたりしてデザインを決定。そしてHTMLというプログラミング言語(コンピューターに指示を出す言葉)を使い「コーディング」といってWebサイトをインターネット環境で観覧できるようにするための作業を行います。

ウエディング関連、不動産など特定の分野に特化したWebサイトをつくる制作会社もありますが、私の場合は新規のお客様からの依頼が多く、さまざまなジャンルのWebサイトを作っています。

また、私はWeb制作だけではなくイベントのプロデュースや音楽活動も行っています。フリーランスは時間や場所にとらわれない働き方ができるので、一日の決まった流れというものもなく、仕事をしたいときにして眠りたいときに眠る生活です。自由に時間を使えますが、仕事の期日は絶対に守らなくてはいけませんので、その分責任も伴う働き方ですね。
 
 
Q2. Webクリエーターの楽しさ・やりがいは何ですか?
 
Webサイトは広告宣伝につながりますので、「Webサイトを見てお店に来る人が増えました!」とお客様からご報告をいただくと、頑張って制作したかいがあったなとやりがいを感じます。

また、Web制作はパソコンとインターネット環境があればどこでもできますし、フリーランスであれば、自分のライフスタイルに合わせた時間の使い方ができるのも魅力の一つです。
 
 
Q3. Webクリエーターで大変なこと・つらいと感じることはありますか?
 
納期がありますので、受注している案件の締め切りが重なったときや、プログラミングに難航して思ったように作業がはかどらないときは時間との戦いになります。その際は精神的につらく感じますね。また、常にパソコンと向き合う仕事ですので、目と肩にも疲れが出ます。肉体的にも精神的にも、根を詰めすぎないように2週間に一度は整体に行ったり、ジムで身体を動かしたりして疲れをリセットするようにしています。
 
 

親交のあるデザイナーのアドバイスがきっかけでWeb制作を学んだ

Q4. どのようなきっかけ・経緯でWebクリエーターの仕事に就きましたか?
 
小さい頃から水彩画を習っていたり、高校生の頃は趣味で通っていた音楽教室で出会った仲間とバンドを組んで大会に出たりと、アートや音楽、ものづくりに興味を持っていました。しかし、アート関連ではない4年制大学に通ってほしいという両親の願いがありましたので、大学は心理学科に通いました。今思うと両親は私に知見を広げて選択肢を増やしてほしかったのだと思いますが、大学在学中は音楽デビューをしたいという夢を抱き続けていましたね。

しかし現実的には難しく、自分の進路を本気で考え始めたのは卒業間近になってからでした。音楽と並行して自分がやりたいと思える、かつ自分らしい仕事を目指すうちに、デザイナーになりたいと思う転機が訪れました。

アルバイト先のレストランでDTPデザイナー(パソコンを使って印刷物のレイアウトを行うデザイナー)と知り合い、一緒に旅行へ行ったときのことです。彼女が「納期さえ守れば、旅行をしていても仕事は大丈夫」と話していて、その自由に生きる姿に惹かれました。また、手に職をつけるという意味でもデザイナーの仕事は魅力的に見えたので彼女に相談したところ、「今はWebの時代だから、Webデザインを勉強したらどうだろう?」とアドバイスされました。その言葉をきっかけに学校を調べ、専門スクールに入学しました。
 
 
Q5.専門スクールでは何を学びましたか?
 
「Illustrator(イラストレーター)」や「Photoshop(フォトショップ)」といったデザインを制作するためのソフトウェアや、「Dreamweaver(ドリームウィーバー)」というプログラミングやHTMLコーディングを行うためのソフトウェアの使い方、そしてHTMLコーディングの基礎を約半年間学びました。

卒業するまでに、中間課題やグループワーク、卒業制作として学んだ知識をアウトプットする機会もありました。中間課題や卒業制作は自分でテーマを考え、いちからWebサイトを制作しましたが、グループワークでは実際の仕事と同じようにお客様がいました。制作を進める中でお客様から評価をもらい、お客様が目指すWebサイトの要望と自分が持つスキルを組み合わせて進めました。グループワークですのでそれぞれが担当する工程があったのですが、私は誰もやろうとしないコーディングを担当しました。私自身、開始当初は気が乗らなかったのですが(笑)、コーディングの楽しさを知るきっかけになりました。
 
 
Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、Webクリエーターの仕事につながっていると感じることはありますか?
 
高校生の頃にはミュージシャンになって、作曲や作詞をしたいという夢を抱いていました。当時はバンドのメンバーと一緒に音楽活動をしており、現在ではカメラマンやイラストレーターといった人たちとWebサイト制作をしています。いろいろな役割を持った人たちと作品を作るという意味では、音楽とWebサイトは似ているのかもしれませんね。
 
 

好奇心を持って取り組んだ経験は無駄にならない

Q7. どういう人がWebクリエーターに向いていると思いますか?
 
Webのトレンドはあっという間に変化していきますので、好奇心がある人や新しいものをリサーチするのが好きな人は向いていると思います。また、先ほどお話したようにWebクリエーターはお客様をはじめ多くの方と一緒に仕事をするため、いろんな人と関わりながらものづくりをすることが好きな人も適しているかもしれません。
 
 
Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします。
 
私は父から「無駄なことは一つもない」と言われた記憶がありますが、その通りだなと思っています。高校生の頃、自分には音楽しかないと考えるほど熱中していた音楽活動を今でも続けていているのは、やりたいと願い続けていたからだと思います。それに、音楽を通して知り合った方からWeb制作の依頼をいただく機会もあり、仕事にもつながっています。皆さんも今取り組んでいる勉強や部活、アルバイトといった一つひとつの物事に意味があると思って、好奇心を持って続けてください。
 
 
長年続けていた音楽活動をする一方で、多くの工程を踏むWeb制作に取り組む久保田さん。工程ごとにさまざまなツールを使い分けて、一つのWebサイトが作られているのですね。

自分のライフスタイルに合わせた時間の使い方ができる、フリーランスという働き方も視野に入れてみてはいかがでしょうか。今から時間の使い方を意識してみるのもいいかもしれませんね。
 
 
【profile】Webクリエーター 久保田涼子

この記事のテーマ
コンピュータ・Web・ゲーム」を解説

デジタル情報をつなぐシステム構築をはじめ、webやゲーム、アニメーション、映画など、メディアやコンテンツを創り出します。コンピュータの設計・開発などを学ぶ情報処理系と、アニメ・ゲームなどの制作を学ぶコンテンツ系があります。また、ビジネスの現場で広く使われているアプリケーションを使いこなすスキルを身につける授業もあります。

「コンピュータ・Web・ゲーム」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「Webクリエーター」
はこんな仕事です

Webページのデザインとコーディングの双方を一人で担当する仕事。コンセプトに沿ったデザインを構築。プログラミング言語によってそのデザインを実現するのがコーディングという。クライアントの要望をより高度なレベルで実現するために、画像やアイコンを効果的に配置するなどし、使いやすさや見やすさにも配慮しなくてはならない。そのため、発想力・思考力に加え、斬新なものを生み出し続けようとするバイタリティーも必須。経験と実績を積み、独立する人も多くいる。

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