ホントは怖い?童謡に隠された「言葉」の秘密

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ホントは怖い?童謡に隠された「言葉」の秘密

2017.09.15

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ホントは怖い?童謡に隠された「言葉」の秘密

この記事をまとめると

  • 童謡に隠された都市伝説
  • 都市伝説が生まれる背景は、言葉の「多義性」(たくさんの意味)
  • さまざまな意味を持つ「言葉」。一つひとつを紐解いていくことで新たな発見が生まれる。

あの可愛い童謡の本当の意味?

小さい頃に誰もが口ずさんだことがある童謡。実はその中に、怖い意味が隠されているという話を聞いたことはありませんか?

例えば「かごめかごめ」。一人の子が目隠しをして座り、その周りを子供たちが輪になって「かごめかごめ かごの中の鳥は」と歌いながら回り、歌の終わりになったとき、目隠しをしている子が自分の真後ろにいる人が誰かを当てるという遊びです。このかごめかごめには、こんな都市伝説があるのです。おなかの中に赤ちゃんがいる妊婦が、誰かに背中を押されて階段を滑り流産してしまった。実は「かごめかごめ」は、妊婦の背中を押した「後ろの正面」は誰?と尋ねる恨みの歌…そんな内容です。私たちが小さい頃に歌ったり遊んだりしていたかわいらしい童謡にそんな事実があったなんて…とショックを受けるかもしれませんね。
ほかにも、「通りゃんせ」は子どもが神様への生贄となる人身御供がモチーフとなっている、といわれることも多いです。人身御供や人身売買といった悲しい歴史が日本にもありました。「通りゃんせ」は作詞者が不詳です。過去の歴史が伝聞のように語り継がれ、童謡になって残っているのかもしれませんね。

さまざまな推測や解釈がある童謡

今回紹介した童謡の怖い解釈ですが、あくまでも都市伝説であり、真実とは言い切れません。ですが、一度は耳にしたことがある怖い都市伝説が、どうして流行したのでしょうか。
一つ考えられるのは、さまざまな解釈ができる歌詞であるからかもしれません。かごめかごめの歌詞には、「夜明けの晩」や「後ろの正面」など、一見すると正反対の単語が並んでいる箇所が見受けられます。そのため、文字通りに解釈することが難しく、その背景にどんな意味があるのかを考える必要があったようです。
先ほどの怖い意味以外にも、「徳川の埋蔵金の隠し場所」「囚われの身になっている人の歌」といった歌詞解釈もあるようです。そういった複数の解釈の中には、「かごめかごめは、幼児向けの遊びの歌」という考えももちろんあります。怖い解釈ばかりではありませんので、安心してくださいね。

「言葉」の可能性を考える

言葉には多義性(たくさんの意味)があり、それを紐解いていくと、思いもしなかった結果に至る場合もあります。かごめかごめも、本来は子ども向けの遊びの歌であり、音に合わせるために深い意味はなく歌詞を当てはめただけだったのに、言葉の中に含まれるさまざまな意味から、新しい解釈が生まれていったのかもしれません。
同じ言葉の中に複数の意味が含まれているのが、言葉の面白さでもあり、難しさでもあります。例えば、「流す」という単語で考えてみましょう。「笹舟を川に流す」「うわさを流す」「わだかまりを水に流す」「CMを流す」など、同じ「流す」という言葉でも前後にくる単語や文脈によって意味が変わっていきます。言語学は、こうした言葉の不思議さを研究していく学問です。言語学と聞くと少し難しく感じられるかもしれませんが、皆さんになじみがあるところでは「ら抜き言葉」のニュースがあります。文化庁の2015年度「国語に関する世論調査」によると、「見れた」「出れる」といった「ら抜き言葉」を使う人の割合が、正しい使い方である「見られた」「出られる」を上回りました。いずれは「ら抜き言葉」が正しいとされる日も訪れるかもしれません。
言語学は私たちの生活に欠かせない言葉を学んでいく学問であり、日々変化していくからこその面白さがあります。興味を持った方はぜひ、言語学にチャレンジしてみてくださいね。

この記事のテーマ
語学・外国語」を解説

世界中にはさまざまな言語が存在します。言語は思考の原点ですから、それだけ多くの考え方が世界にはあり、言語の数だけさまざまな文化が存在するということです。世界中の人々が幸福に生活するためには、相互理解が欠かせません。その架け橋となるのが語学です。言語の成り立ちや文法、発音などの構造的な特徴を追究し、外国語を習得してコミュニケーション能力を高めることで、国際人としてのグローバルな視野を養います。

「語学・外国語」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「言語学」
はこんな学問です

世界の言語の特徴や特質を研究する学問。言語を成り立ちや構造、変化・変遷、分布、比較などさまざまな角度から捉えることで理解を深める。学問領域は、主に言語の本質を探るための「意味論」「語彙論(ごいろん)」「文法論」「文字論」「音韻論」などから成っているが、関連するほかの学問と融合した比較言語学や社会言語学などもある。言語障がいに関する研究や、通訳・翻訳分野、日本語教育分野など、学校によってさまざまな研究の深め方がある。

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