【シゴトを知ろう】インペグ ~番外編~

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【シゴトを知ろう】インペグ ~番外編~

2017.10.06

提供元:マイナビ進学編集部

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【シゴトを知ろう】インペグ ~番外編~

依頼業者の要望に合わせてミュージシャンの手配を行っていく仕事、インペグ。「【シゴトを知ろう】インペグ 編」では、その仕事内容や、学生時代の経験について株式会社音通堂の山田淳平さんに教えていただきました。

和楽器を専門に手掛け、ステージの演出にも関わる山田さんのお話から、インペグという仕事に興味を持った方も多いのではないでしょうか。番外編では、さらに詳しい仕事の裏側や、思い出に残っている出来事について伺いました。

この記事をまとめると

  • 参考動画などを見てもらいながら、依頼業者とイメージを共有していく
  • この仕事には音響や照明の機器の知識や、パソコンのスキルも必要
  • 大きな仕事を成功させるため、やったことのない分野についても勉強した

現場での実践から、音響や照明の知識を学んでいく

――このお仕事では依頼業者とのイメージ共有が大切だそうですが、うまく意思疎通するために工夫していることがあれば教えてください。

ステージの見え方や曲調などは、言葉だけではどうしても伝わらないことがあります。そういうときは、過去の演奏の動画を見ていただいたりしてイメージの共有を図ります。イメージに近い動画がないときは自分で編集して作成します。

また、適切な演奏者の選定・提案をするためにも、依頼業者の要望は細かくヒアリングしていますね。演奏者は、技術が高くスタジオでのレコーディングに向いている人と、パフォーマンスに華がありステージでの演奏に向いている人、大きく2種類に分けられます。案件に合わせてどちらのタイプが良いか決め、さらに個々の演奏者の得意な音楽ジャンルや年齢、性別なども加味して、最適な人選を行うようにしています。


――この仕事をする上で、音楽の専門知識以外に身に付けたほうがいい知識や経験はありますか?

ステージの演出を考えたり、指示を出したりするためには音響機器、照明機器の基礎知識は必須ですね。私も専門的に学んだわけではありませんが、現場に入って経験を積むことで少しずつ身に付けていきました。例えば照明機器については、機材の仕込みのときに照明担当の方の話を聞いたり、質問したりして勉強しました。あとは、自分がバンドマンとしてステージに立つだけでなく、バンドマンのサポートに徹するような経験があるということなしですね。

また、宣伝や依頼業者への説明のために、写真やビデオを撮影してパソコンで編集し動画サイトにアップロードしたり、プレゼン資料を作成するためのソフトウエアを使いこなしたりするスキルも必要です。インペグは何かに特化したスペシャリストというわけではなく全体を見て取りまとめていく仕事なので、学ぶことの範囲は非常に広いです。どの分野に関しても、実際にやってみて、現場で学んでいくスタイルが一般的だと思います。

テレビを見ていると生演奏か録音かつい判断してしまう!?

――この仕事をしていることで、つい休日にもやってしまう癖があれば教えてください。

テレビで何気なく音楽番組を見ていて歌手の後ろにバンドマンがいると、思わずこの人は誰だろう?と注目してしまいます。また、そのミュージシャンの横にある機材が電源につながっているかどうかを必要以上に見てしまい、生演奏しているのかテープを流しているのかを判断してしまいます。

企業の周年記念行事を成功に導き、大きな達成感を得た

――最後に、お仕事の中で、一番の思い出や達成感を感じたエピソードについて教えてください。

札幌にある地元企業に呼んでいただき、その企業の周年記念行事の一切を任されるという大仕事は、今でも印象に残っています。最初に企業の方からご連絡をいただき本番当日まで、約6カ月間という長い期間をこのプロジェクトに費やしました。会場全体を「和」の文化に染め、1,000名ものお客さまを迎えるために、和楽器演奏の演出はもちろん、パーティーの運営やホテルの配膳業務など、全くやったことのないジャンルの仕事についても勉強してイベントを作り上げていきました。

そして、本番当日は東京から演奏者とスタッフを連れて総勢約15名で札幌に移動しました。そこに現地のスタッフさんも加わり、イベントは和太鼓・お琴・尺八・津軽三味線の和楽器と、ピアノ・バイオリン・チェロなどの洋楽器を織り交ぜたパフォーマンスで大いに盛り上がりました。最後のあいさつのときに社長さんが涙を流していたのを見て、半年間自分がやってきたことは間違っていなかったと確信しました。全員で大仕事を乗り越えた達成感はめったに味わえないもので、打ち上げではおいしい魚介をいただき楽しい時間を過ごしたのを覚えています。

音楽やステージ演出は演奏者だけで完成するものではありません。そこに関わるスタッフとしてみんなで一緒に良いものを作り上げることが大切だと実感しました。


イベントを華々しく彩るミュージシャンによる演奏の裏には、山田さんのようなスタッフの方々による提案や試行錯誤が隠れていることが分かりましたね。山田さんのお話を聞いてこの仕事に興味を持った方は、まずは自分でイベントに足を運んだりバンドの手伝いをしたりして、現場の空気に触れてみると良いのではないでしょうか。いつもと違う視点からステージを覗くことで、新しい発見ができるはずですよ。

 
【profile】株式会社音通堂 代表取締役 山田淳平

この記事のテーマ
音楽・イベント」を解説

エンターテイメントを作り出すため、職種に応じた専門知識や技術を学び、作品制作や企画立案のスキル、表現力を磨きます。音楽制作では、作詞・作曲・編曲などの楽曲づくりのほか、レコーディングやライブでの音響機器の操作を学びます。舞台制作では、演劇やダンスなどの演出のほか、舞台装置の使い方を学びます。楽器の製作・修理もこの分野です。

「音楽・イベント」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「インペグ」
はこんな仕事です

スタジオミュージシャンなどの手配を行う専門の会社や個人のことを指す。コーディネーターやブッキングデスクなどと呼ばれる場合もある。アーティストやバンド、作詞家、作曲・編曲家、プロデューサー、ディレクター、コンポーザーなどから要望を受けて活動する。音楽制作、演奏に必要な音楽家のスケジュール調整、報酬の交渉まで一切を引き受けて紹介・斡旋などの業務を推進。コンサートや舞台、イベント関連学科のある専門学校などを経て、この職をめざすのが一般的。卒業後は音楽業界の人脈を築く努力も肝要である。

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