【シゴトを知ろう】二次会プロデューサー 編

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【シゴトを知ろう】二次会プロデューサー 編

2017.10.12

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】二次会プロデューサー 編

近年の結婚式のスタイルは多様化しており、自分たちらしい結婚式・二次会を挙げたいと考える人が増えています。

そんな中、よりオリジナリティーの高い二次会や、最近増えてきている結婚披露宴と二次会の中間的な位置づけの「1.5次会」と呼ばれるパーティ形式のカジュアルな遊宴などに注目が集まっています。

今回は、株式会社メイションで二次会プロデューサーをする渡部学さんに、詳しい仕事内容を伺いました。

この記事をまとめると

  • 結婚式の二次会や1.5次会の総合プロデュースを行う
  • パーティに派遣する専任スタッフの採用・育成・管理も重要な仕事
  • 人を喜ばせることが好きな人、奉仕の心を持った人がこの仕事に向いている

二次会や1.5次会の企画から運営までをプロデュースする仕事

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。
 
結婚式の二次会の総合プロデュースをしています。最近では、結婚披露宴も兼ねたカジュアルなスタイルの式で1.5次会の要望も増加しています。

具体的な仕事内容は、まずパーティの企画立案をするプランナーと相談しながら内容を決定します。そしてパーティに派遣する司会・ディレクター・運営スタッフ・音響スタッフなどの人員手配やスタッフのスケジュール管理などの業務があります。時には、自分自身も現場でスタッフと共に運営スタッフの一員として作業をすることもあります。

本番当日はほとんど土曜日か日曜日で、平日は終わったパーティの報告・評価・反省や次の週末に控えているパーティの準備業務を行います。

現場では多くの専任スタッフが必要となるので、スタッフの採用・研修を頻繁に行っています。スタッフ教育も二次会プロデューサーの重要な仕事の一部です。

1年で最も忙しいのは9月〜11月、その次が3〜7月です。比較的落ち着いているのは1月・8月・年末年始です。繁忙期は毎週30〜40組のパーティがあるのではないでしょうか。土曜日1日だけで30組あるようなことも多いです。

<一日のスケジュール>
11:00 出社
11:30 朝礼 掃除 グループ朝礼 各種業務
15:00 休憩
16:00 業務再開
20:30 終了 帰社

※土・日曜日は、スタッフの送り出し・荷物のチェック・報告を受けるなど、パーティの管理とサポートに関する業務を行う。休みは平日。

Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?
 
毎回が真剣勝負ですから、無事にパーティーを終わらせることができた時には大きな達成感があります。

一般的に、結婚披露宴はとても高額な費用がかかるものですが、二次会はそれに比べるとかなり安価です。ですが、限られた予算内でいろいろな趣向をこらして盛り上げてがんばった結果、お客様にお褒めの言葉をもらえると、やった!と思いますね。

何より楽しく思えなければ、このような慶事にかかわる仕事は続けられないですよね。お客さんとお話することも、スタッフと会話することも楽しむようにしています。

また、スタッフの成長も自分の中では大きなやりがいの一つです。スタッフの年代は幅広く、中には大学生などもいます。業務内容の手引きはもちろんのこと、自分が関わった若い人たちがいざ社会人になった時、立派に通用する人間にしたい、ということを目標のひとつとして、日頃から指導をしています。


Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?

学生時代にも、友人・知人に頼まれて二次会の企画や司会をやった経験がありますが、みんな友達や知り合いですから提案もしやすいですし、企画運営は当然やりやすかったんです。

ところが仕事として始めてみると、相手はお客様ですから、その方のことを何も知らない、相手も私のことを何も知らない。ですので、まずは仲良くなって信頼関係を築き、企画運営をしていくということが必要でした。それが始めた当初、苦戦した部分でしたね。
でも、お客様と親密になって、まるで友達のような関係になることを常に目指してやってきました。

二次会では、いつも新郎新婦の友達の代わりをさせていただいている、という気持ちで取り組んでいます。プロですので、もちろんクライアントとの一線は引いていますが、けれど、親しみやすさを感じてもらえる接客をいつも心掛けていますね。

子ども時代から明るくにぎやか。幹事や企画をいつも任されていた

Q4. どのようなきっかけ・経緯でこの仕事に就きましたか?
 
高校卒業後、3年間別の会社に勤め、21才の時に今の会社に入りました。今年で10年目です。

この仕事をしたいと思った直接のきっかけは、いとこの結婚式に参列した時のことです。それまで結婚式には堅く真面目なイメージしかなかったのですが、いとこの友達がサプライズで、当時はやっていた「パラパラ」(*)を派手な曲に合わせて踊るのを見てびっくりしました。結婚式ってこんなに楽しく自由にいろいろなことをやってもいいんだ、と思いましたね。何よりその空間が幸せに満ちていて、それがいいなあと思い、初めはウエディングプランナーになりたいと思いました。

しかし、ウエディングプランナーになるには専門学校に入り直す必要があり、再び学生をやることには気が進みませんでした。そんな時にインターネットで今の会社の二次会プランナーの募集記事を見つけました。昔から何かの行事やイベントをする時には、いつも企画を立てる中心的な存在だったので、自分にはぴったりな仕事だと思いました。

*パラパラ:1990年代後半に流行したダンスの振り付け。左右にステップする独特の動きが特徴。


Q5. この仕事に就いてからどんなことを学びましたか?
 
学んだことは本当にたくさんありますが、その中でも、私たちは明るく盛り上げるのだけれどもあくまで黒子であり、主役は新郎新婦なのだということをいつも忘れないようにしています。

司会者には、目立つことの好きなお笑い芸人や役者さんが多くいますので、あまりに盛り上がって司会が主役になってしまうことがないように、日頃からスタッフにも徹底して指導をしています。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?
 
両親はかなり真面目でお堅い人たちでした。私は3兄弟の末っ子で、長男は親同様に真面目なタイプ、2番目は女性にモテるスポーツマン、私は小学生の時から陽気な性格の子どもでした。小学校の時にクラスに一人はいるムードメーカー的な存在の子どもっているじゃないですか。まさにそれです。明るくにぎやかな性格なので、飲み会や同窓会の幹事はいつも任されていました。

この仕事は、新郎新婦の友達の代わりとなって二次会を取り仕切ってみんなを盛り上げ、楽しい気持ちをお届けする仕事です。今考えてみると、学生時代からの自分の役割に似た仕事に就いていると改めて思います。

まずは身近な人を喜ばせる工夫をしてみよう

Q7. どういう人がこの仕事に向いていると思いますか?
 
人を喜ばせるのが好きなことは大前提ですね。パーティの企画や演出を考えたりもするので、面白いことが好きな人やどうやったらみんなが楽しめるか、笑いが起きるかを考えられる人。

そして、この仕事は祝いごとのお手伝いですから、内向的な性格で、感情をうまく表現することが難しいような人は向いていないだろうなと思います。普段おとなしくても、仕事の上で切り替えができれば大丈夫です。

それに加え二次会プロデューサーは、たくさんのスタッフと関わり、一人ひとりに対してかなり立ち入った指導や教育もするので、人の成長を喜べる人がいいんじゃないかと思います。どちらかというと、奉仕する心、利他の心を持っている人が向いていると思います。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします。
 
大きなことよりも、まずは、身近な人を喜ばせてみようと考えるのがいいと思います。

例えば、家族に誕生日のお祝いをする時にもただプレゼントを渡しておしまいではなく、ちょっとひとひねり工夫してサプライズを演出してみることで大きな喜びが生まれます。日常の中でもうひと手間の工夫を持つことが、企画力・サービス精神・ホスピタリティーを養ってくれると思います。そして知恵を絞ったアイデアが功を奏して目の前の人を喜ばせ、その姿を見て自分もうれしい!と感じる経験をぜひしてもらいたいですね。
 
 

一生に一度の結婚パーティを思い出深いものにするために、二次会プロデューサーやスタッフの皆さんはさまざまな努力をされているのですね。渡部さんのように、明るくにぎやかで人を喜ばせることが好きな人にとっては、二次会プロデューサーはまさにうってつけの仕事だといえるでしょう。
 
 
【profile】株式会社メイション 人材サービスグループ 関東マネージャー 渡部学
株式会社メイションhttp://www.mation.co.jp/

この記事のテーマ
音楽・イベント」を解説

エンターテイメントを作り出すため、職種に応じた専門知識や技術を学び、作品制作や企画立案のスキル、表現力を磨きます。音楽制作では、作詞・作曲・編曲などの楽曲づくりのほか、レコーディングやライブでの音響機器の操作を学びます。舞台制作では、演劇やダンスなどの演出のほか、舞台装置の使い方を学びます。楽器の製作・修理もこの分野です。

「音楽・イベント」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「2次会プロデューサー」
はこんな仕事です

結婚式の2次会を企画、トータルコーディネートする仕事。新郎新婦の意向や予算に合わせ、会場探しから案内状の作成・発送・出欠確認、料理や景品の手配、当日の会場装飾、受付・司会・カメラマンの派遣、会計まで請け負う。近年、友人に負担をかけず全ゲストに楽しんでもらいたい、披露宴も兼ねた1.5次会にしたいという要望に加え、同窓会や企業パーティーの幹事代行ニーズもあり、需要が高まっている。ウエディング専門学校や、全日本ブライダル協会主催の各種養成講座・認定資格によりステップアップが図れる。

「2次会プロデューサー」について詳しく見る