成績が悪くて、行きたい大学が見つからない。志望校をどう決めればいい? ~進路のミカタ知恵袋~
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Q. 高校2年生になったばかりですが、成績が悪くて、行きたい大学が見つかりません。どのようにして志望校を決めたらいいですか?
A. 大学で学びたいことや経験したいことを明確にしよう
まずは大学で学びたいことや経験したいことを明確にして、自分に合った大学を見つけることが大切です。本気で行きたい大学なら、これから成績を伸ばす努力ができるはずです。
そして志望校を決めたら、現実的な対策を立てて、計画的に勉強しましょう。今から着実に勉強を進めていけば、大学の選択肢も広がるでしょう。
【行ける大学と、行きたい大学の違い】
大事なことは「行ける大学」を探すのではなく「行きたい大学」を探すことです。まずは「大学で何を学びたいか」を考えましょう。さらにもっと先の話をすると、大学を卒業した後どんな仕事をしたいかを考えていくことが大切です。
「営業など、人と関わる仕事がしたい」「IT関連の仕事をしたい」「専門的な技術を身に付けたい」など、最初は漠然とした考えでもいいのです。「その仕事をするためには、大学で何を勉強したらいいか」を考えましょう。
営業の仕事がしたいなら、経済や経営学、マーケティングの勉強がいいかもしれません。機械に興味があったら、機械工学や電気工学といった工学系の勉強がいいでしょう。どのような仕事に就きたいかをイメージして、そこから「何を勉強するのか」を考えていきましょう。
【成績を上げる一番の方法は、「目標設定」】
「行きたい大学」のイメージができたら、自分の成績とその大学・学部が求める成績を照らし合わせてみましょう。かなり頑張らないと難しい場合もあるかもしれませんが、ここで諦めることはありません。
まだ高校2年生になったばかりなので、これから勉強すればまだまだ成績は上がる可能性があります。今は「目標をはっきり決めること」が大切なのです。そして、その大学に進学するために、現在の自分に何が足りないかを考えて勉強していきます。あなた自身が「どうなりたいか」をイメージして勉強すると、勉強の効果をグンと上げることができるでしょう。
志望校を決定する前に、まずは自身の目標を決めましょう。そして次に、その目標のために何をするかを考えて実行しましょう。行きたい大学はそこから見つかり、それに向かって頑張っていけば、きっとあなたの実力は大きく伸びていくはずです。
【回答者:進路のミカタ編集部】