夏休みから始めても間に合う受験勉強の方法を教えて! ~進路のミカタ知恵袋~
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Q. 高3です。初めは専門学校に進学しようと考えていましたが、やはり大学へ行くことに決めました。夏休みから始めても間に合う受験勉強の方法を教えてください。
A. 自分自身の学力、学校選び、勉強方法と真剣に向き合うことが必要
まずは今の学力を把握しましょう。大学入試は、全国の受験生と競争することになります。学校の先生に相談したり、大学予備校などの模擬試験を受けたりして、今の成績が全国的に見てどのレベルなのかをしっかり理解しましょう。
大学への進学を決めたのであれば、自分自身の学力、学校選び、勉強方法と真剣に向き合うことが必要になります。今から専門学校志望から大学進学志望へと切り替えようと考えている場合、ぜひ以下のことを参考にしてみてください。
【学校での勉強がどれだけ身になっているのかが結果を左右する】
進学先を専門学校しか考えていなかったとしても、日頃の授業をきちんと復習することによってしっかりとあなたの中に知識・学力として蓄積されていれば、あとは大学入学共通テスト対策や志望校の出題傾向に対する対策をしていけばいいでしょう。
一方、高校での勉強の内容をもう一度復習する場合は、かなりの努力が必要となることでしょう。多くのライバルが高校2年の後半ごろから受験対策を始めているとすれば、1年分の遅れがすでにあるので、それをおよそ半年で巻き返すだけの努力が必要になるという覚悟をもって受験へと備えていきましょう。
現状の自分自身の客観的な学力を知るのであれば、予備校や塾が実施している模擬試験を受験することも有効かと思われます。
【塾などの夏期講座の力を借りて一気に巻き返す方法も】
塾や予備校は、志望校別の夏期講座を実施している場合もあります。ご自身の志望校に特化した講座があればそういったコースを受講することも大切かもしれません。志望校に特化したコースが無い場合にも受験対策全般をカバーしている講座は用意されているかと思いますので、受講を検討してみる価値は十分にあるかと思います。
夏期講習での勉強方法がご自身に合っていると感じたら、そのまま塾や予備校の講座に継続的に通うということも選択肢の一つではないでしょうか。
もちろん塾や予備校の力を借りるというだけではなく、図書館や自習室などで集中して勉強に打ち込むことができれば、大学に合格できる確率が少しずつ上がっていくことにつながると思います。
一日一日を大事にして、大学受験を成功させましょう。
【回答:進路のミカタ編集部】