【シゴトを知ろう】スクールカウンセラー 編

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【シゴトを知ろう】スクールカウンセラー 編

2017.10.03

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】スクールカウンセラー 編

学校で、皆さんの悩みや不安を聞いてくれる「スクールカウンセラー」。実際にスクールカウンセラーに相談をして、気持ちが軽くなった経験がある高校生もいるのではないでしょうか。

今回は、仕事におけるやりがいや苦労、どのようにしてスクールカウンセラーになったのかなど、東京都の公立学校でスクールカウンセラーとして活躍中の小林友也さんに伺いました。

この記事をまとめると

  • この仕事では、相談者の状況を把握し、臨機応変な対応が求められる
  • 大学・大学院を卒業後、認定試験を受けて「臨床心理士」の資格を取った
  • 人と関わることが好き、得意な人はカウンセラー向き

児童・生徒の悩みが解決したときに、やりがいを感じる

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。
 
スクールカウンセラーは、児童・生徒・保護者の悩みについて、彼らと一緒に考えていくのが主な仕事です。寄せられる悩みとしては、いじめ・不登校・友人関係・家族関係・勉強や進路に関するものが多いです。

所属する自治体によって、仕事内容には若干の違いがあります。私の所属する東京都の場合、児童・生徒が相談に来るのを待つだけではなく、休み時間に「相談室にお話に来ていいよ」と声掛けしたり、一緒に給食を食べてお話をすることもあります。

私は現在、2つの小学校と1つの中学校に、各校週1日ずつ勤務しています。それ以外の日は、他の自治体にある発達支援センター(発達障害児、発達障害者への支援を行う機関)で働いています。私のように、学校に勤務していない日は、別の企業や団体でカウンセラーとして働いている人もいます。

<一日のスケジュール>
08:00 出勤~ 朝礼・打ち合わせ
09:00~16:00頃  児童・生徒との面談、カウンセリング、保護者との面談
(上記の業務がないときは)授業の様子を見に行く、児童・生徒に声掛け
16:00 会議、先生との情報交換、記録
18:30 退勤


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?
 
児童・生徒と一緒に悩みについて考えて、解決したときにはやりがいを感じます。また、彼らが元気に勉強をしていたり、楽しく過ごしていたりする姿を見たときには、とてもうれしい気持ちになります。
 
 
Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?
 
児童・生徒が、困っていたり、つらいと感じていることの原因や解決手段は、人によってさまざまです。その子自身の状況や、クラスの状況などを把握して、ケースバイケースで対応をしなければいけません。また、小学校低学年くらいの子だと、自分の置かれた状況をうまく理解できていないことがあるので、より丁寧に話を聞く必要があります。

例えば、ある子から「〇〇さんから、いじめられた」という報告があったとします。でも、〇〇さんや、周囲の子の話を聞いてみると、「狭い廊下で偶然ぶつかっただけだった」ということも。そのような場合は一緒に状況を整理して、本人が安心できるように努めています。問題に応じて、担任の先生方とも対応を一緒に考えます。
 
 

カウンセラーになったきっかけは、心理テストだった

Q4. どのようなきっかけ・経緯でその仕事に就きましたか?
 
私が中高生のとき、心理テストが流行り、それをきっかけに人の心理に興味を持つようになりました。大学で心理学を学ぶことを決めたときも、受験勉強の合間に簡単な心理学の本を読んでモチベーションを高めていました。

心理学を専門的に生かすことができる仕事は、主に研究者、もしくはカウンセラーです。私は自分の適性を考えてカウンセラーを選びました。
 
 
Q5. 大学・大学院では何を学びましたか?
 
心理学には、教育心理学・学習心理学・認知心理学・社会心理学・臨床心理学といったさまざまな分野があるので、それらを網羅しました。それと同時に、カウンセリングの技法のトレーニングを行ったり、カウンセラーが働いている現場で実習したりしました。大学卒業後は大学院に進学し、「臨床心理士」の資格を取得しました。

私の所属する東京都の場合、臨床心理士はほぼ全てのスクールカウンセラーが取得していますが、自治体によっては持っていなくても活躍できるようです。また、平成30年からは国家資格である「公認心理師」の試験も実施されると聞いています。

スクールカウンセラーになりたい高校生の皆さんには、今後どのような資格が必要になるのか、情報収集を欠かさないようにしてほしいです。
 
 
Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?
  
高校生のときから、心理学を学び、困っている人を援助したいと思っていたので、夢は叶いました。ちなみに、小学生のときはコックさんになりたかったのですが、人を喜ばせるという点では、今の仕事につながっているように思います。 
 
 

高校生には、人との関わりを大切にしてほしい

Q7. どういう人がスクールカウンセラーに向いていると思いますか?
 
人と関わることが好き、あるいは得意な人です。友だちの困りごとの相談に乗ったり、気持ちに配慮したりすることができる人は適性があると思います。また、優しさを持つだけではなく、その人が置かれた状況や心理を冷静に分析することができる人は、きっとカウンセラーとして活躍できますよ。
 
 
Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします。
 
家族・先生・友人・先輩後輩といった人との関わりを大切にしてください。相手の気持ちを考えながら、自分がどういう対応をしていくか……。このような思考と経験の積み重ねが、実際に働くときに役立ちます。心理学も実務において参考になりますので、しっかりと勉強することをおすすめします。

 
スクールカウンセラーは、他の人の悩みについて、一緒に考えていく大変な仕事です。だからこそ、悩みを解消できたときの充実感も大きいのでしょう。

友だちの困り事などを聞いて、その後、明るい気分になってもらえるとうれしいと感じる人は、ぜひスクールカウンセラーを目指してみてはいかがでしょうか?
 
 
【profile】東京都公立学校スクールカウンセラー 小林友也
【取材協力】東京臨床心理士会

この記事のテーマ
教育」を解説

教育機関や子ども向けの施設で、教育指導に関わる仕事を目指します。小・中学校や高等学校の教員を目指す場合、大学や短期大学の教職課程で学ぶ必要がありますが、専門学校の中にも、提携する大学や短期大学の通信教育を受けて、教員免許状を取得できる学校もあります。語学教師や臨床心理士など希望する職種により、必要な資格や免許が異なります。

「教育」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「スクールカウンセラー」
はこんな仕事です

教育機関で、心理学の専門家として子どもの悩みや相談に応える仕事。臨床心理士、精神科医、大学の臨床心理専攻の教員のいずれかである必要がある。相談内容は、いじめや不登校、友人や親子の関係、学習の問題など幅広く、発達障害や精神疾患、問題行動など、ますます多様化する傾向にある。事件や事故の被害を受けた子どもの心のケアや、保護者や教職員へのカウンセリング、学校内の会議への参加も仕事であり、近年ではストレスを抱える教員が増えているため、教員のメンタルヘルスのニーズもある。

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