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革におしゃれな柄をプリントできる技術ができた!?

2017.09.06

提供元:マイナビ進学編集部

革におしゃれな柄をプリントできる技術ができた!?

書籍やポスターなど、私たちの身近なところに印刷物はあふれています。紙への印刷以外に、革製品や布地などにプリントする技術もあります。印刷業界では、どのような技術が登場し、どういった場面で活用されているのでしょうか?

この記事をまとめると

  • 従来にない高画質で革製品に印刷できる技術が登場
  • スクーターのシートなどに柄をプリントすることも可能に!
  • 進化する印刷技術は、ファッションにも応用されている

新技術によって、高画質で耐久性のあるプリントが可能に

今まで、革製品や布地などの素材にプリントすることは、難しいとされていました。そんな中、富士フイルム株式会社は、天然皮革や人工皮革にプリントできるインクジェット技術「UVIQUE(ユビーク)」を開発。この技術があれば、バッグや財布などはもちろん、靴やスクーターのシートなどの耐久性が求められる製品にも、高画質で鮮やかなプリントが実現できます。

そもそもインクを素材に定着させるには、主に熱で乾燥させる方法と、紫外線によってインクを瞬時に硬化させる方法の2つがあります。熱で乾燥させる場合は、質感や柔軟性はあるものの耐久性がありません。紫外線で定着させる場合は、耐久性はあるものの素材の質感を生かすプリントができませんでした。この2つのインクのメリットを組み合わせたインクジェット技術が、UVIQUEなのです。

スクーターのシートプリントに採用。今後はさまざまな分野に応用も

この技術を使った製品は、既に開発されています。9月に発売されるヤマハ発動機株式会社のスクーター『ビーノXC50D』の20th Anniversary Editionに採用され、チェック柄の特徴的なシートデザインが作られています。

二輪車のシートは、運転する人の動きによって延伸性が求められます。従来のインクでは印刷面にひび割れが起こりやすかったのですが、UVIQUEの技術によって改善され、多彩なデザインが作られるようになりました。今後は、靴やスポーツ用品、インテリアや自動車の内装など、幅広い分野に広がっていく予定です。

写真のようなプリントが施された革のソファといった、今までに見たことのない商品が当たり前に存在する時代がくるのかもしれませんね。

ファッションの世界でも新しい印刷技術が取り入れられている

さまざまな新しい印刷技術は、ファッションの世界でも活用され始めています。セイコーエプソン株式会社は、デジタル捺染(なっせん)という新しい印刷技術を使った洋服のコレクションを発表しました。

布地への印刷は製版と呼ばれる、印刷用の版面をつくる必要がありました。セイコーエプソンのデジタル捺染印刷機『SureColor』シリーズは、製版することなく、PC上のデータを直接布地にプリントすることができるのです。コットンやナイロン、ウールなどさまざまな素材へのプリントが可能なため、商品サンプル作成などのために少量だけ布地にプリントしたいときにピッタリです。

また、ファッションブランドの「ハナエモリ・マニュスクリ」が、3Dプリンターで生花をスキャンして奥行きを表現したデジタルプリントの布地をドレスにしたり、立体的なヘッドドレスを3Dプリンターで製作するなど、ファッションとテクノロジーの融合が話題となりました。ファッションの分野にも印刷の技術革新の波は押し寄せています。

印刷技術の進化によって、幅広い分野に新しい製品が登場しています。今回のトピックに興味を持った人は、印刷の技術や、車やファッションなど、自分の好きなジャンルでどのような印刷技術が使われているのか調べてみてはいかがでしょうか? また、最新の印刷の技術を使ってどんな製品を生み出してみたいか考えるのも面白いかもしれませんね。


【参考文献】
富士フイルム|ニュースリリース
http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_1207.html?link=atp

ヤマハ発動機株式会社
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/vino/20th/

世界的デザイナー山本寛斎氏が語る、エプソンの捺染技術の魅力|EPSON
http://www.epson.jp/technology/topics/201502_1.htm

テクノロジーをまとう|朝日新聞ファッションニュースhttp://www.asahi.com/and_w/articles/SDI2017072705131.html

この記事のテーマ
メーカー」を解説

日用品から航空機に至るまで、製品として世に出るモノは必ずどこかのメーカーによりつくられています。工業技術を用いてモノを生産する企業がメーカーです。生産技術の基礎は、機械などは物理学、薬や洗剤などは化学、食品などは生物学などさまざまです。自動車会社のように機械、電気・電子、情報などの各工学によりつくられた部品を一つの製品に集約するメーカーもあります。

「メーカー」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「印刷・事務機器・日用品」
はこんな業界です

印刷業界は、本・雑誌・ポスター・商品パッケージなど、あらゆる印刷を担当する。現在は、大量印刷から少量多種類の印刷へとニーズが変化している。そのため大きな印刷機と少量対応のデジタル印刷を配備している。事務機器業界は、スキャナー・出力機を兼ねたコピー複合機などを企業向けに販売する。日用品は、個人のライフスタイルに対応した多様な商品が、短いスパンで入れ替わり投入される傾向がある。また、健康志向など、付加価値の高い商品の需要も高い。

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