語学力があればいい訳でもない!? スポーツの通訳に必要なことって?

  • ようこそ、ゲストさん
  • ログイン
  • メンバー登録(無料)
  • エリア設定
  • 保護者・先生の方へ
MENU
閉じる
  • ようこそ、ゲスト さん

    メンバー登録(無料)

  • 適学・適職診断無料!

    診断を受ける

  • エリア設定

現在4校がカートに入っています。

一度に最大30校までまとめて資料請求することができます。

閉じる

「マイナビ進学」サイトが別タブでが開きます。

語学力があればいい訳でもない!? スポーツの通訳に必要なことって?

2017.09.29

提供元:マイナビ進学編集部

語学力があればいい訳でもない!? スポーツの通訳に必要なことって?

日本のスポーツ界では、多くの外国人選手や監督が活躍しています。そんな外国人と日本人の間で、コミュニケーションのサポートをするが通訳者の仕事です。

スポーツにおける通訳者は、選手や監督の言葉を素早く、的確に相手の言語に翻訳し、伝えることが求められます。

この記事をまとめると

  • サッカー日本代表など、外国人の監督や選手の傍らでは、多くの通訳者が活躍してきた
  • 感情をしっかり理解した上で、翻訳内容を伝えることが大事
  • 東京五輪に向けて、今後、通訳者の需要はさらに増えるかもしれない

歴代外国人監督を陰でサポートしてきた通訳者たち

2010年にサッカーの日本代表監督を務めたイタリア人監督・ザッケローニ氏は、就任時「選手との対話」を重要視しました。こうした意思疎通を明確にする上でも、スポーツ界で通訳者は大きな役割を担っています。
   
ザッケローニ氏の通訳者を務めたのは、15歳のころからイタリアでプレーするなど、自身もサッカー経験のある矢野大輔さん。監督が選手との対話をスムーズに行うためには、サッカーに対する情熱や知識、そして選手と同じ目線を持った通訳者が必要だったのでしょう。

その矢野さんは、監督の言葉を選手に伝える際、日本人とイタリア人の物事の考え方や文化の違いなどを踏まえて、お互いが歩み寄るポイントを探しながら通訳したそうです。また、監督の言葉をただ通訳するだけでなく、監督から依頼をもらい、日本代表に選ばれなかった選手に対して労いの声をかけるなど、選手へのフォローも行っていたといいます。海外でサッカー経験があり、選手の気持ちが分かる矢野さんだからこそできたコミュニケーションかもしれませんね。

このように通訳者たちは、外国人監督と選手のコミュニケーションを言葉の面でサポートしてきました。

あえて言わないこともある? 相手の気持ちを細かく代弁する翻訳スキルが必要!

しかし、ひと口にスポーツの通訳者といっても、話したことをそのまま日本語に訳せばいいわけではありません。通訳者は日本人と外国人のコミュニケーションを、円滑にする役目があります。そのため細かなニュアンスの違いや、より相手の国の感覚になじんだ言葉で表現することが求められるのです。

サッカーの通訳を例にあげると、競技の知識だけでなく、担当する外国人がどんな国で育ち経験を積んできたのか、性格的な面もしっかりと理解しなければならないといわれています。また場合によっては、監督の厳しい叱責など通訳者の判断によって、選手たちには訳されない内容もあるようです。

外国人監督や選手の通訳者の多くは、こうした相手の意思をしっかりと理解するため、スタッフの一員としてグランドを駆け回ることもあります。また通訳者がチームのムードメーカーとして、場を和ませることもあるようです。このような意思疎通の支援や、国際大会でのチームの帯同、取材対応などスタッフや選手のコミュニケーションを支えることが通訳者の仕事です。

最近では、簡単に翻訳できるスマホアプリなどが出てきています。しかしスポーツ通訳が求められる現場では、場の空気や相手の気持ちを読み取ることを求められるため、人間以外では務まらない仕事なのかもしれません。

言語だけでなく、その国の歴史や文化を学ぶことも通訳者の第一歩

このような通訳者になるための第一歩が、その国の語学を学ぶことです。単純にその言語を話せるだけでなく、文法やその構造、意味をしっかりと理解をしていくことが大切です。

また語学の学問分野では、言語学習の他にも、その言語が使われている地域の歴史や政治、文化などの研究を行うこともあります。近年では国際的なコミュニケーション能力を高めるため、実用的な語学力を学ぶことに重点を置く学校が増えています。その一環として交換留学制度で外国人留学生との交流を図ったり、ネイティブスピーカー(外国語を母語とする人々)による授業が行われるところもあります。

2020年には東京五輪が開催され、多くの外国人選手やスタッフたちが日本に来ることでしょう。そのため今後通訳や翻訳のスキルは、ますます必要となると予想されます。

さまざまな競技で活躍する外国人選手や監督と、チームをサポートする通訳者は、まさにスポーツを通じた国際交流の懸け橋として、欠かせない存在なのです。スポーツに関わる仕事をしたい人は、通訳者という道についても調べてみてはいかがでしょうか。

この記事のテーマ
語学・外国語」を解説

世界中にはさまざまな言語が存在します。言語は思考の原点ですから、それだけ多くの考え方が世界にはあり、言語の数だけさまざまな文化が存在するということです。世界中の人々が幸福に生活するためには、相互理解が欠かせません。その架け橋となるのが語学です。言語の成り立ちや文法、発音などの構造的な特徴を追究し、外国語を習得してコミュニケーション能力を高めることで、国際人としてのグローバルな視野を養います。

「語学・外国語」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「語学(外国語)」
はこんな学問です

専攻する言語を選び、その言語を高いレベルで使いこなせる能力を習得する学問。文法や構造、意味など言語学的な観点からの研究のほか、各言語が使われる地域の歴史や政治、文化なども研究することで、世界への理解を深めることにもつながる。また、言語社会心理や言語教育などより深く踏み込んだ視点からの応用研究を行う学校もある。古典小説などの読解力よりも、実用的な語学力に重点を置く学校が多い。

「語学(外国語)」について詳しく見る

あなたの適性にあった学びや仕事が見つかる

適学・適職診断

無料

進学・適職診断を受ける