【シゴトを知ろう】細胞検査士 ~番外編~

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【シゴトを知ろう】細胞検査士 ~番外編~

2017.09.29

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】細胞検査士 ~番外編~

人間の体を形作る細胞はおよそ60兆個。顕微鏡を使い、その細胞の検査を行う専門職が細胞検査士です。細胞検査士による検査はさまざまな治療領域において役立っていますが、中でもがんの発見に大きな成果を上げています。

そんな細胞検査士の仕事の裏側や資格取得のための勉強法について、「【シゴトを知ろう】細胞検査士編」に引き続き、埼玉メディカルセンターで働く三瓶祐也さんにお話いただきました。

この記事をまとめると

  • 実技試験の勉強と筆記試験の勉強は違う場所で行うようにしていた
  • 日々の学習へのモチベーションを保つため、休日はジムで息抜きしている
  • 学会や講習会などで、県内はもちろん全国の細胞検査士との交流がある

勉強を頑張るためにも、息抜きの時間が大切

――三瓶さんは臨床検査技師の国家資格と細胞検査士の認定試験、2つの試験を受験されたそうですが、合格に役立った勉強のコツを教えてください。

細胞検査士の資格試験は筆記試験の他に、標本の作製や顕微鏡を見て答える実技試験もあります。家には顕微鏡がないので、学校で過ごす時間は顕微鏡を使用した勉強に費やしていました。筆記試験の勉強は電車での移動時間や自宅でするようにして、はっきりと場所を分けて勉強していましたね。

皆さんも定期テストや受験で実技試験と筆記試験、両方の勉強が必要になることもあるかと思いますが、そういうときの参考にしてみてください。メリハリも付くので、勉強する環境を変えるのはオススメです。


――このお仕事は意識して勉強し続けなければならないと聞きました。長期間にわたりモチベーションを保つために心掛けていることがあれば教えてください。

日々医療業界は発展し変化しているので、より正確な検査を行うためには継続して勉強を頑張らなければいけませんが、そのためにもしっかりと息抜きするのが大切だと考えています。

仕事中は顕微鏡を見ていることが多く座っている時間も長いので、休日はジムに通い、体を動かしてリフレッシュしています。体を動かすことで気分も明るくなりますし、健康にもつながるので一石二鳥ですね。

全国各地の細胞検査士と交流し、情報交換

――細胞検査士会は全国に支部がありますが、他の支部の人との交流はありますか? 細胞検査士同士の横のつながりなどがあれば教えてください。

日本には約6,000人の認定資格を持った細胞検査士がいます。細胞検査士会や日本臨床細胞学会などの全国の学会や講習会、他県との合同研修会などもあり、全国の細胞検査士の方にお会いする機会があります。学会の後の懇親会で交流することも多いです。規模が大きいときは催し物が行われるときもあります。

もちろん、所属する支部内でも勉強会が多数あるので、同じ県の他の施設で働く方とも交流する機会は多いです。他県で行われる会合を合わせると大体月に1回か2回は、集会や講習会が行われています。そのような場では、他の病院の方と話し情報交換できるので貴重な時間となっています。

勉強会で初めて講師をしたときの経験が印象に残っている

――最後にお仕事の中で、一番の思い出や達成感を感じたエピソードについて教えてください。

細胞検査士をしていると病院での仕事の他に、学会での発表や勉強会での講師をする機会があります。私が資格を取って2年目のときに、初めて勉強会での講師をしたときのことはよく覚えています。

県内で開催された勉強会で、細胞検査士の資格を取ったばかりの人や、これから取る人に向けて行う30分程度の講義でした。話すのは短い時間でしたが、いざ自分で講義の準備をしてみると、分かりやすく正確に伝えるということが難しく苦労しました。特に、この仕事に慣れた人ではなく、これから勉強や経験を積んでいくという人々に向けて噛み砕いて説明するのは、高度な内容を話すのとはまた別の大変さがありました。これからもまた、こういった勉強会で講師をしたり、学会で発表をしたりする機会があると思いますが、当時の経験を生かして、丁寧に取り組んでいこうと思います。


医学の発展により、がんの早期発見に役立つ検査方法も増えているそうですが、最終的には細胞や組織を直接顕微鏡で見て判断する必要があります。そこで重要となるのが細胞検査士の仕事ですが、日々の勉強はもちろん、積極的に学会に参加し全国の同業者とコミュニケーションをとることで、技術の向上を図っているのが三瓶さんのお話で分かりましたね。

この仕事に就くには、三瓶さんのように臨床検査技師の国家資格を取った後養成所に入る他、養成コースのある大学に入る方法などがあります。興味のある人はぜひ調べてみてください。

 
【profile】独立行政法人地域医療機能推進機構 埼玉メディカルセンター 細胞検査士 三瓶祐也
【取材協力】埼玉県細胞検査士会

この記事のテーマ
医療・歯科・看護・リハビリ」を解説

医師とともにチーム医療の一員として、高度な知識と技術をもって患者に医療技術を施すスペシャリストを育成します。医療の高度化に伴い、呼吸器、透析装置、放射線治療などの医療・検査機器の技師が現場で不可欠になってきました。専門的な技術や資格を要する職業のため、授業では基礎知識から医療現場での実践能力にいたるまで、段階的に学びます。

「医療・歯科・看護・リハビリ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「細胞検査士」
はこんな仕事です

人間の身体をつくっている細胞を顕微鏡などで調べて、がん細胞を発見する仕事。細胞をガラス板に置いて染色し、これを顕微鏡で覗いて悪性細胞と思われるものを発見。その中にがん細胞があった場合は医師と一緒に診断する。「細胞検査士」は認定資格で、「細胞検査士認定試験」に合格する必要がある。受験資格は、養成コースが設置された学校で所定単位を修得するほか、学校卒業後、「臨床検査技師」か「衛生検査技師」の国家資格に合格した上で専門の養成所を卒業するなどの方法で得られる。

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