【シゴトを知ろう】介護ヘルパー ~番外編~

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【シゴトを知ろう】介護ヘルパー ~番外編~

2017.09.21

提供元:マイナビ進学編集部

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【シゴトを知ろう】介護ヘルパー ~番外編~

「【シゴトを知ろう】介護ヘルパー 編」では、東京都にあるデイサービスふぁみりぃで働く坪山大地さんに、デイサービスにおける介護ヘルパーの働き方について教えていただき、人とのつながりが大切な仕事であることが分かりました。

番外編では、利用者に楽しんでもらうための工夫や、思い出に残っているエピソードについてお話いただきました。

この記事をまとめると

  • レクリエーションは企画の内容よりも「どう楽しむか」を重視している
  • 職員同士の情報共有の徹底、有効な関係作りが良い介護につながる
  • 人との触れ合いを通して、本来の活力ややる気が湧く利用者もいる

職員全員で盛り上げ、利用者が楽しめる雰囲気を作っていく

――通所介護の特徴としてレクリエーションを行うことが挙げられますが、より楽しい時間を過ごすために心掛けていることがあれば教えてください。

レクリエーションの内容を工夫するのはもちろんですが、まずは全員で楽しめるような雰囲気を作っていくことが大切です。何を楽しむかというよりは、どうみんなで楽しむかを職員で考えていきます。レクリエーションのときには職員のうち1人が司会として場の進行を担いますが、ただ司会をしていても利用者さんはなかなか話を聞いてくれません。そのため、司会に注目がいくように周りの職員が元気に盛り上げたり、「何かやるみたいだよ」と声かけをしたりすることで、利用者さんの気持ちがレクリエーションに向かうよう工夫しています。

職員全員で一緒に楽しめる空気を作り上げ、状況に応じて柔軟に動くことが楽しいレクリエーションに必要不可欠なのです。


――職員同士の連携のために、日頃気を付けていることがあれば教えてください。

何よりも意識しているのは情報共有です。日々の申し送りを職員間で徹底するようにしています。先ほどお話したレクリエーションの運営も同様ですが、同じ情報を持ち、課題を共有できると、支援の方向性が定まり施設一丸となって仕事に取り組めます。

申し送りの際には、「ちゃんと相手に伝わる」ことを全員で気を付けています。具体的には、事務所の見やすいところに貼り紙をしたり、各々が申し送りを確認する頻度を高く設定したりしています。

また、私の職場では職員同士のプライベートでの付き合いも活発です。みんなでお酒を飲みに行ったりランニングの同好会があったりと、とても仲が良いのです。もし、職員同士がいがみ合っていると利用者さんにも悪い空気が伝わります。働いている人たちが良好な関係を築くことが、結果的に利用者さんにとっても気持ちの良い介護につながるのです。

いつも一緒にいる職員や利用者が夢に出てくる!?

――この仕事ならではの「あるある」があれば教えてください。

道を歩いていると、この人、ひょっとして認知症の方かな? と気付く機会が増えました。そんなときは、困ってはいないかな? と少しの間見守るのですが、支援を要するほどの局面に遭遇した経験は、幸いなことにまだありません。

また、仕事の夢もよく見ます。印象的な出来事が多い職場なので、仕事中の光景がそのまま夢に出てきたりするのです。いつもすぐ帰ろうとする利用者さんが登場したり、同僚が現実とは異なる役に扮していたり……。この仕事をしているとどの人とも深く関わるからか、無意識にみんなの顔が浮かんできます。

人は人との触れ合いを求めて生きていると実感した思い出

――最後に、お仕事の中で、一番の思い出や達成感を感じたエピソードについて教えてください。

車椅子生活を送っていた一人暮らしの利用者さんが、デイサービスをきっかけに生活や人生に対する意欲を持ってくださったことです。その方は私たちの会社の訪問介護(利用者の自宅を訪れて行う支援)を利用していたころから、少し気難しい方として知られていました。ところが、一度試しに私の働くデイサービスを利用されたところ、「ここ、楽しいね!」とすぐに気に入ってくださったのです。相性が良かったのかもしれませんね。通所を重ねるごとに活力を取り戻し、他の利用者さんと触れ合ううちに「歩けるようになりたい」と目標を表明し、さらに自主的に車椅子から立ち上がる練習を始めました。週2回だった通所は今では週5回になり、周囲の人にもこのデイサービスの良さを伝えてくださっています。

こういった姿を見ていると、やっぱり人は、人との触れ合いを求めているんだなと改めて実感します。一人で家に閉じこもっていると、どうしてもふさぎ込んでしまったり行動に移すのを諦めたりしがちです。何歳になっても、人との関わりから得られるパワーは計り知れませんね。


坪山さんのお話からも、楽しい職場の雰囲気が伝わってきましたね。毎日学校に通う皆さんも、クラスや部活内の雰囲気作りには頭を悩ませることがあるかもしれません。そういうときこそまず現状を周囲と共有し、コミュニケーションを通して歩み寄ってみるといいのではないでしょうか。 

【profile】デイサービスふぁみりぃ 生活指導員・介護職員 坪山大地

この記事のテーマ
福祉・介護」を解説

現場で福祉を担う介護福祉士などのスペシャリストや、福祉サービスの企画・提案ができる人材を育成します。通常の生活を営むことが困難な人の生活を助けるための専門知識、技術を身につけ、職種により就業に必要な資格取得を目指します。高齢化が進む中、精神的なケアや寝たきりを防ぐための運動指導など、必要な専門知識や技術も幅広くなっています。

「福祉・介護」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「介護ヘルパー」
はこんな仕事です

高齢者や障がい者がその人らしく快適に暮らせるよう、日常生活をサポートする仕事。食事や着替え、入浴、トイレなどの介助を行い、在宅者に対しては洗濯や掃除、買い物を代行することもある。また話し相手になったり、病気や孤独な生活に不安を抱えている人を元気付けたりと、メンタル面のケアが求められることもある。相手は加齢や障がいにより体が弱くなっていることが多いため、介護をする際は事故が起きないよう安全への十分な配慮が必要だ。

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