【シゴトを知ろう】介護ヘルパー 編

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【シゴトを知ろう】介護ヘルパー 編

2017.09.21

提供元:マイナビ進学編集部

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【シゴトを知ろう】介護ヘルパー 編

高齢者や障がいのある人を支援する介護ヘルパーの仕事。活躍の場はさまざまですが、今回は、日中施設に通う認知症の方を支援する「認知症対応型通所介護施設(デイサービス)」での仕事内容について、東京都にあるデイサービスふぁみりぃで働く坪山大地さんに詳しく教えていただきました。

この記事をまとめると

  • 利用者が楽しめるよう、明るい雰囲気を作っていくことが大切
  • 国家試験を受験する際に受けた講習で介護への心構えを再認識した
  • 人と直接関わる仕事なので、コミュニケーション能力が必要

介護ヘルパーは、人の感謝や優しさが直で感じられる仕事

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。
 
いわゆる介護ヘルパーの中には、職場や働き方、仕事内容によってさまざまな職業があります。私の場合は、生活相談員兼介護職員として、在宅で生活し日帰りで施設を利用する高齢者のサポートをしています。私が勤めているデイサービスふぁみりぃでは、8人ほどの職員、看護師で一日に12人ほどの利用者さんの対応をします。業務内容は作業・訓練支援や食事や入浴の支援、毎日行うレクリエーションの企画進行、車での送迎などがあります。これらの業務を職員の中でローテーションして担当するので、自分がどれを担当するかによってその日の動きも変わるのです。

<ある一日のスケジュール> 〜企画進行を担当する日〜
09:00 出勤、受け入れ準備
10:00 朝の会、歌唱や笑いヨガの指導
11:30 口腔体操のサポート
12:00 昼食の配膳、交代で昼休憩
13:30 体操指導、連絡ノートと日報の記入
14:30〜15:00 レクリエーション、終了後おやつの準備
15:50〜17:00 送迎対応
18:00 職員ミーティングや掃除終了後、退勤
 
 
Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

常に人と触れ合う仕事ですので、自分の行動によって生まれた結果や、人の役に立てた瞬間がダイレクトに伝わる点ですね。人の感謝や優しさを直で感じられるのは大きなやりがいになっています。

認知症の利用者さんは気分の移ろいが激しく、突然「もう二度と来ない!」と怒って外に出て行ってしまう人もいます。それでも、最終的に「楽しかった」「また明日もここに来たい」と言って帰っていただけると、私自身もとてもうれしい。ですので、日中は浮き沈みがあっても最後には皆さんが笑顔で帰宅できるように心がけています。そのためにも施設の明るい雰囲気作りは重要。毎日職員全員が力を合わせて取り組んでいます。
 
 
Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?
 
利用者さんが言いたいことが理解できないとき、逆に私の伝えたいことが利用者さんに届かないときはつらいですね。例えば利用者さんが何かに怒っている場合、私たちもありとあらゆる手を尽くして対応しようとしますが、どうしても原因が分からずその場をおさめるのに手一杯になってしまうことがあります。

こういったときには、利用者さんが帰られた後に客観的に振り返り、職員どうしのミーティングで利用者さんの怒りの原因を分析します。対人の仕事なのでうまくいかないこともありますが、そこからどう改善していくかが重要だと思っています。

高校からの親友の言葉で、運送業から介護職に転向した

Q4. どのようなきっかけ・経緯で介護ヘルパーの仕事に就きましたか?

私は初め、運送の仕事をしていました。そんな中、ふと高校時代からの親友に介護職を勧められたことがきっかけです。当時介護施設に柔道整復師として出入りしていた親友に、「お前が施設長をやっているイメージができる。向いているんじゃない?」と言われたのです。それまで介護の世界には縁も興味もなかったので、あまりに突然の発言で驚きました(笑)。しかし、ちょうど転職を考えていた時期だったこともあり、調べていくうちに介護ヘルパーに興味を持ち、目指そうと決心することになりました。

その後、介護の会社に入社して、研修や市区の勉強会で知識を付けていきました。その会社で10年ほど働き介護福祉士などの資格を取得した後、2年前に今の会社で働き始めました。
 

Q5. 大学では何を学びましたか?

大学へは柔道のスポーツ推薦枠で入学し、法学部で学びました。事情により2年間しか在籍できず基礎科目しか学べませんでしたが、介護に関わる法律の知識は少しだけ得られたかと思います。

また、大学ではありませんが介護の勉強で印象的だったのは、介護福祉士国家試験の実技免除講習会でのことです。短期間でビシバシ鍛えられ、「まさか社会人になってからこんなに怒られるなんて……」と驚いたのを覚えています(笑)。しかし、この講習のおかげで自分の仕事への姿勢を見つめ直すことができました。利用者さんへの意思確認、「自分に置き換えたらどう思うのか?」という問いかけを一つひとつ徹底していく大切さを改めて実感しました。
 

Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?
 
高校生のころは父の影響で、漠然と「将来は人や社会の役に立ちたい」と考えていました。父は自宅で柔道の道場を開いており、師範として地域に貢献してきた人だったのです。自分も道場に通いながらその姿を間近で見ているうちに、「人に良い影響を与えられる仕事がしたい」と思うようになりました。

介護の道を勧めてくれた親友と出会ったのも高校生のときです。同じ柔道部で共に練習に明け暮れていました。親友であると同時に良きライバルでもあり、たくさんの刺激を与えてくれた存在です。高校時代のこういった環境や出会いが、今の介護の仕事につながっているなと感じます。

どんな経験も生かせるので、たくさんチャレンジしよう

Q7. どういう人が介護ヘルパーの仕事に向いていると思いますか?

一番は、人と人のつながりを大切にする人ですね。この仕事では利用者さんとのやりとりはもちろん、職員同士の連携も非常に大事なので、何よりコミュニケーション能力が求められます。

ちなみに、周りにいる職員の方はとにかく優しい人が多いですね。細かい知識や技術は実務の中で学べるので、まずは人が好きで関心を持てるかどうかがポイントだと思います。私はこの仕事を始めてから、より深く人を好きになれるようになりました。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします。
 
この仕事は人と人、地域と地域、人と社会を結びつけることができる仕事だと思います。どんな学びも、経験も生かせる仕事です。例えば今皆さんがやっている部活動や趣味だって、利用者さんとの思わぬ共通点となり、会話が膨らんでいく種になるかもしれません。何事にも一生懸命に取り組み、たくさんの引き出しを作っておくことが大切です。また、それは介護の仕事に限らず、社会で人と関わっていく上で必ず役立つはずですよ。
 

利用者さんやそのご家族、周りの職員、たくさんの人々と関わる介護ヘルパーの仕事をはじめこの仕事に興味を持った方は、普段共に過ごしている友人や家族との交流をより深めてみてはどうでしょうか。悩み事がありそうな友人に声をかけてみたり、家族に自分の学校生活のことをいつもよりも話してみたりするのもいいでしょう。高校時代からの親友の言葉がきっかけで介護の道を志した坪山さんのように、今の人との関わりが将来につながってくるかもしれません。
 

【profile】デイサービスふぁみりぃ 生活指導員・介護職員 坪山大地

この記事のテーマ
福祉・介護」を解説

現場で福祉を担う介護福祉士などのスペシャリストや、福祉サービスの企画・提案ができる人材を育成します。通常の生活を営むことが困難な人の生活を助けるための専門知識、技術を身につけ、職種により就業に必要な資格取得を目指します。高齢化が進む中、精神的なケアや寝たきりを防ぐための運動指導など、必要な専門知識や技術も幅広くなっています。

「福祉・介護」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「介護ヘルパー」
はこんな仕事です

高齢者や障がい者がその人らしく快適に暮らせるよう、日常生活をサポートする仕事。食事や着替え、入浴、トイレなどの介助を行い、在宅者に対しては洗濯や掃除、買い物を代行することもある。また話し相手になったり、病気や孤独な生活に不安を抱えている人を元気付けたりと、メンタル面のケアが求められることもある。相手は加齢や障がいにより体が弱くなっていることが多いため、介護をする際は事故が起きないよう安全への十分な配慮が必要だ。

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