【シゴトを知ろう】自動車教習所教習指導員 ~番外編~

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【シゴトを知ろう】自動車教習所教習指導員 ~番外編~

2017.10.10

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】自動車教習所教習指導員 ~番外編~

運転免許を取得するために多くの人が通う自動車教習所。高校生の皆さんの中にも、18歳になったら免許を取ろうと考えている人がいるかもしれませんね。コヤマドライビングスクール二子玉川校でインストラクターを務める脇坂夏希さんも、大学時代に自動車教習所に通ったことがきっかけで、教習指導員の仕事を目指すようになりました。運転に慣れない受講者に、マンツーマンで運転技能を教える教習指導員。指導方法にはどのような工夫をしているのでしょうか。

この記事をまとめると

  • 仕事のおかげで初対面の人とも積極的に話せるように
  • 障がいを持つ方への教習のため、特別車両の運転や手話を習得
  • 1日中助手席にいると日焼けしがち。教習中は日焼け止めが欠かせない

教習指導員には、明るく元気な教え上手が多い

――教習指導員にはどんなタイプの方が多いですか?

明るくて元気な人が多いです。同僚や先輩達と接していても、話しやすくて教えるのが上手だと感じます。仕事で困ったことがあっても先輩インストラクターがしっかりアドバイスしてくれるので、とても心強いですね。また私たち教習指導員は、万が一にも仕事に影響が出ないよう、仕事の前日はお酒の飲み方には注意しています。みんな盛り上げ上手なので、教習所のメンバーとの集まりではお酒がなくても十分楽しむことができますよ。


――仕事を通じて自分が変わったと思うことはありますか?

仕事に慣れるにつれて、初めて教習を担当する教習生でも「こんなタイプの方かな?」と分かるようになってきました。私より年上の方も多いですが、教習生の雰囲気に合わせて話をすることで教習もスムーズに進められるようになります。プライベートでも、初対面の人と物怖じせず積極的にコミュニケーションが取れるようになりました。

自分の教習風景を録画し、客観的な視点で指導方法を改善

――指導方法などで工夫している点はありますか?

統一された教習マニュアルがあり、まずはそれをしっかりとマスターしました。その後は定期的に、自分の教習の様子を録画し、指導スタッフにアドバイスを受けたりインストラクター同士でディスカッションをする研修があります。自分の教習を客観的に見ることで改善点に気付くことができますし、普段見ることができない他のインストラクターの指導方法から「こんなやり方があるんだ」と学ぶことも多いです。


――スキルアップのために取り組んでいることは?

当教習所では「ジョイフルコース」という、障がいを持つ方のための専用教習プランを設けています。例えば四肢に障がいをお持ちの方には、ハンドルを回しやすくするレバーや、アクセル・ブレーキのペダルの代わりになる手動装置などがついた専用の教習車を使用します。また耳の不自由な方には、手話による教習を実施しています。このジョイフルコースの技能教習を担当するため社内研修や先輩からの指導を受け、特別装置のついた車両の運転や指導法を学びました。手話についても、勤務時間前の朝の時間を使うなどして勉強を重ねました。

また現在私は普通車と中型車の技能教習を担当していますが、指導できる車種の幅を広げるためには、指導資格や運転免許の取得が必要です。そのために教習前のコースを使って朝練をします。今練習しているのは大型特殊自動車。勉強や練習の苦労よりも、いろいろな車を運転できるようになる楽しさの方が大きいです。

さらなる資格取得を目指し、常にレベルアップを

――お仕事にまつわる「あるある」エピソードがあれば教えてください。

休日に友人とドライブに出掛けた時、助手席に座っているとつい安全確認をしてしまいます。嫌がられるのでなるべくしないように気を付けているのですが(笑)。あとは助手席で「危ない」と思った時に、とっさに右足がスッと無いはずの補助ブレーキの位置に伸びてしまうことがあります。

また教習車にはUVカットガラスが使われているものの、1日中乗っているとどうしても日焼けしがちです。長袖の制服を着ていても、油断していると手の甲だけ真っ黒になってしまうことも。女性のインストラクターは特に、休み時間のたびに頑張って日焼け止めを塗っています。


――今後チャレンジしていきたいことは?

まずは指導ができる車種をもっと増やしたいと思っています。今は大型特殊自動車の免許取得のために運転を練習中ですが、先日は牽引自動車の運転免許を取得しました。さらに指導の資格も取って、技能教習を担当できるようになりたいですね。

また教習所には私のようなインストラクターの他、決められた教習を終えた後に受ける技能検定を行う技能検定員がいます。今後は技能検定員の資格取得も目指して、もっと勉強を続けていきたいと思います。



障がいを持つ方への教習のため手話を習得し、トレーラーなどの牽引自動車も運転できるという脇坂さん。その優しい笑顔とはうらはらに、情熱を持って仕事に取り組む姿勢が印象的でした。脇坂さんが勤めるコヤマドライビングスクールでは、無料運転体験や見学を随時受け付けています。教習指導員の仕事に興味を持った人は見学してみるのもいいかもしれませんね。


【profile】株式会社コヤマドライビングスクール 二子玉川校 脇坂夏希
http://www.koyama.co.jp

この記事のテーマ
自動車・航空・船舶・鉄道・宇宙」を解説

陸・海・空の交通や物流に関わるスキルを学びます。自動車、飛行機、船舶、鉄道車両などの整備・保守や設計・開発、製造ラインや安全の管理、乗客サービスなど、身につけるべき知識や技術は職業によってさまざまで、特定の資格が求められる職業も多数あります。宇宙については、気象観測や通信を支える衛星に関わる仕事の技術などを学びます。

「自動車・航空・船舶・鉄道・宇宙」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「自動車教習所教習指導員」
はこんな仕事です

自動車教習所教習指導員は、教習所で生徒が運転免許を取得するために必要な交通規則などの学科教習や、運転技術などの技術教習の指導をする。教習指導員になるには21歳以上で交通違反の罰則の有無を含むさまざまな条件のほか、受審する車種、大型、普通、大特、自動ニ輪、牽引のいずれかの免許を所持し、車両ごとに審査に合格しなければならない。また、卒業すると試験場での技能試験が免除になる公認校で働くには、国家資格である「指定自動車教習所指導員」も必要になる。

「自動車教習所教習指導員」について詳しく見る