【シゴトを知ろう】自動車教習所教習指導員 編

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【シゴトを知ろう】自動車教習所教習指導員 編

2017.10.05

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】自動車教習所教習指導員 編

車の運転免許を取りたいと思ったとき、ほとんどの人が通うのが自動車教習所です。教習所では交通規則や運転技術などさまざまなことを学びます。その教習を行う教習指導員には、担当する車の運転免許はもちろん、指導のための専門スキルやコミュニケーション能力が必要です。コヤマドライビングスクール二子玉川校でインストラクターを務める脇坂夏希さんに、その仕事内容を伺いました。

この記事をまとめると

  • 教習指導員の資格を取るため、入社後は3カ月みっちり勉強した
  • 大学時代に通った教習所での経験が教習指導員を目指すきっかけに
  • 教習中は教習生と車内で1対1。明るく社交的な人が向いている

教習生の小さな成功の積み重ねが、自身の喜びにつながる

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。

私の仕事は指定自動車教習所のインストラクターです。指定自動車教習所は、自動車の運転免許を取得するための学科教習や技能教習を行うところで、必要なカリキュラムを全て修了し技能検定に合格すると、技能試験が免除されます。私は普通車と中型車の指導資格を所持しており、その2つの技能教習を担当しています。技能教習は1時限50分で、1日に担当するのは8時限。残業がある時は10時限担当することもあります。

また当教習所には教習以外の業務にも取り組むことができるさまざまな委員会があり、私も営業サポートや社内報の編集などに携わっています。

<一日のスケジュール>
8:50 出社、担当車両の清掃
9:20 朝礼
9:40 技能教習
13:30 昼食
14:20 技能教習
18:30 退社
※最終時限まで担当する場合は21:30まで残業することも


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

私たちの最終目標は、教習生が安全かつスムーズに自動車を運転できるようになることです。そこに至るまでには、カーブをきちんと曲がれるようになった・ふらつかずに安全確認ができるようになったなど、小さな成功の積み重ねがあります。いろいろなことが少しずつできるようになると教習生も喜びますし、それが運転の楽しさにもつながると思います。教習生の成長を感じられたときは非常にうれしく、大きなやりがいを感じます。

Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?

指定自動車教習所のインストラクターになるには、学科・技能・関係法令・面接などの試験に合格し、教習指導員の資格(国家資格)を取得しなければなりません。入社してから3カ月ほどは、資格取得のため勉強漬けの日々でした。大変でしたが同期の仲間と励まし合い、先輩方からも丁寧に指導してもらって乗り越えることができました。
また教習では、ある教習生にはうまくいった指導法だからといって、他の方にも同じように伝わるとは限りません。一人ひとりに合わせた教習を行うため、伝え方を工夫したり先輩インストラクターにアドバイスをもらったりして、指導法の引き出しを増やすように心掛けています。

初めての運転で、力が弱くても大きな車を動かせると感動

Q4. どのようなきっかけ・経緯でその仕事に就きましたか?

大学生の時に運転免許を取ろうと教習所へ通い、そこで教習生が生き生きと学んでいる姿を見て、教習所の仕事に興味を持ちました。私自身もそれまで学校での勉強に意欲的なタイプではありませんでしたが、教習所での勉強は自分でも驚くくらい楽しい・頑張ろうと思えたんです。その後、就職活動の時期を迎え、当社の会社説明会とスクール見学をして、ここで働きたいと思うようになりました。女性社員が多く活躍していて明るく働きやすそうな環境だと感じたことも、入社を決めた理由の一つです。


Q5. 大学では何を学びましたか?

経営学部に進学しましたが、大学の授業で学んだことと現在の仕事はあまりつながっていません。でも先ほどお話したように、大学時代に教習所に通ったことが、この仕事を目指すきっかけになっています。初めて車を運転した時、「力の弱い自分でもこんなに大きなパワーのある道具を動かせるんだ」と感動したのを覚えています。私は子どもの頃から周りよりも背が小さくて、体の大きい人にずっと憧れていました。現在、牽引自動車や大型特殊自動車などの大きな車に魅力を感じるのは、そんな学生時代のコンプレックスがあったからかもしれません。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

中学・高校ではバレーボール部に所属していました。体を動かすことが大好きで、「活発な印象の仕事に就きたい」「かっこよく働きたい」と思っていました。小柄で筋肉がつきにくい体質だったので、大きいものへの憧れもありました。でも具体的な職業については特に考えていませんでした。

身近な大人と積極的に接し、いろいろな話を聞いてほしい

Q7. どういう人が自動車教習所教習指導員に向いていると思いますか?

相手の年齢や性別、職業などに関係なく、誰とでも明るく社交的に接することができる人。教習中は教習生と車内で1対1になります。こちらが緊張したりイライラしたりすると教習生にもそれが伝わってしまいます。教習生がリラックスして運転に臨めるような、明るい雰囲気作りができる人が向いていると思います。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします。

なるべく大人と接する機会を作ってほしいと思います。私もそうでしたが、高校生の皆さんにとって、大人は近寄りがたく話しかけづらい存在ですよね。でも積極的にコミュニケーションをとってみれば、きっと将来のイメージが膨らむ興味深い話が聞けるはずです。私たち教習所のインストラクターも、身近な大人の一人です。皆さんが今後教習所に通うことになったら、インストラクターに対して先生と気構えず、気軽に何でも話してくださいね。



脇坂さんが働くコヤマドライビングスクール二子玉川校は、まるで美術館のようなオシャレな施設。脇坂さんをはじめ女性のインストラクターも多く、明るい雰囲気がうかがえます。働きやすい環境だからこそ、よりステップアップしたいという向上心が生まれるのかもしれませんね。


【profile】株式会社コヤマドライビングスクール 二子玉川校 脇坂夏希
http://www.koyama.co.jp

この記事のテーマ
自動車・航空・船舶・鉄道・宇宙」を解説

陸・海・空の交通や物流に関わるスキルを学びます。自動車、飛行機、船舶、鉄道車両などの整備・保守や設計・開発、製造ラインや安全の管理、乗客サービスなど、身につけるべき知識や技術は職業によってさまざまで、特定の資格が求められる職業も多数あります。宇宙については、気象観測や通信を支える衛星に関わる仕事の技術などを学びます。

「自動車・航空・船舶・鉄道・宇宙」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「自動車教習所教習指導員」
はこんな仕事です

自動車教習所教習指導員は、教習所で生徒が運転免許を取得するために必要な交通規則などの学科教習や、運転技術などの技術教習の指導をする。教習指導員になるには21歳以上で交通違反の罰則の有無を含むさまざまな条件のほか、受審する車種、大型、普通、大特、自動ニ輪、牽引のいずれかの免許を所持し、車両ごとに審査に合格しなければならない。また、卒業すると試験場での技能試験が免除になる公認校で働くには、国家資格である「指定自動車教習所指導員」も必要になる。

「自動車教習所教習指導員」について詳しく見る