テクノロジーの進化が「保険」を変える!? データ分析で作られる、あなた専用保険

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テクノロジーの進化が「保険」を変える!? データ分析で作られる、あなた専用保険

2017.08.30

提供元:マイナビ進学編集部

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テクノロジーの進化が「保険」を変える!? データ分析で作られる、あなた専用保険

大人になれば、保険はとても身近で重要なものになります。生命保険、自動車保険などその種類は多岐に渡りますが、最近はITの進歩によって細やかな保険サービスや、ユニークな保険が次々と登場しています。最新の保険業界の取り組みを紹介します。

この記事をまとめると

  • 一人ひとりに応じた保険を提供するためには、ITを駆使した個人データの分析が必要
  • 膨大な情報を解析する「データサイエンティスト」の育成が課題となっている
  • スマホから気軽に家電製品に保険をかけられるサービスが登場

多様化が進む保険サービス

生命保険や医療保険など、保険にはさまざまな種類があります。生命保険に入っていれば、もしものことがあっても家族がお金を受け取れたり、医療保険に入っていれば、重大な病気にかかり高額な医療費や入院費が必要になっても、費用を支払うことができます。

生命保険や医療保険に加入する場合、加入時の年齢、健康状態や家族構成などによって毎月保険会社に支払う金額(保険料)が変わり、高齢になるにつれ病気にかかるリスクは大きくなるので、当然保険料も高くなります。特に生命に関わるような、がんや心筋梗塞を発症したことがある人は、保険に加入できないケースもあります。

日本初のデータサイエンティスト養成学部がスタート

現在、保険業界では「Insure Tech(インシュアテック)」と呼ばれる、保険の加入や保険金の支払いにITを取り入れた新たな取り組みが始まっています。例えば、保険に加入する場合、既往歴(過去に患った病気)やお酒を飲むか飲まないかといった生活習慣は重要な情報となります。そこでIT機器を利用した体調管理を行い、血圧や体脂肪率、喫煙の有無といったデータを正確に管理すれば、個人に合った最適な保険プランを提案できるようになります。

保険分野に関わらず、こうして集められた膨大なデータ(ビッグデータ)を管理、分析する専門家を「データサイエンティスト」といいます。海外ではその数が増えてきているものの、日本ではまだ人手不足の現状があり、インシュアテックで新しいサービスを提供していくためには、データサイエンティストの育成が大きな鍵となります。

大手生命保険会社の第一生命保険株式会社と滋賀大学は、2017年にデータサイエンティストを育成する「データサイエンス学部」を日本で初めて創設しました。このことで第一生命保険はインシュアテック開発で培ったデータ分析の技術を学生たちに提供し、そこで育った学生のインターンシップの受け入れも進めていくようです。

また、大手自動車保険会社のあいおいニッセイ同和損害保険株式会社は、4月に滋賀大学の中にビッグデータ専門の研究センターを設置。大学の研究グループと協業しながら次の世代を担うデータサイエンティストの育成を開始しました。

同社は自動車保険について、車の運転状況を記録するカーナビやGPSなどの車載機と、移動体通信システムのデータをもとに保険料を算定するサービスの開発を進めています。もしかすると、学生たちも自動車の運転をデータ化して、そのデータから保険料を決める方法など、あいおいニッセイ同和損害保険と一緒に研究するのかもしれません。

家電製品を必要なときだけ保険適用する

もっと皆さんに身近なところにある物を対象としたインシュアテックのサービスがあります。東京海上日動火災保険株式会社など保険会社3社は、大阪市にあるITベンチャー企業と共同で、家電製品を対象とする保険サービスを開始しました。

このサービスでは専用のアプリをダウンロードし、対象製品をスマホで撮影して登録すればOK。万が一破損した場合の保険金請求もスマホ1台でできるという手軽さが魅力です。商品購入後の一定期間であればいつでも登録可能で、これによってノートパソコンやデジタルカメラなどの精密機器を外に持ち出す期間だけ保険をかけられる、ユーザーにうれしいサービスが実現します。

ITの進歩、そしてインシュアテックの登場によって、保険業界ではリアルタイムでの情報交換が可能になり、より効率的に、よりきめ細かいサービスが実現するようになりました。「生保・損保」に興味があるという人は、インシュアテックの今後の展望も注視しながらこの業界を目指してみてはいかがでしょうか?


【参考文献】
会社設立ドットネット|Insurtech(インシュアテック)とは?
http://office-tsuda.net/insurtech.html

第一生命HD|データサイエンティストの育成を目的とした滋賀大学との産学連携について
http://www.dai-ichi-life-hd.com/newsroom/newsrelease/2017/pdf/index_009.pdf

あいおいニッセイ同和損保|日本初のデータサイエンス学部を開設する滋賀大学との保険業界初の提携
http://aioinissaydowa.co.jp/corporate/about/news/news_dtl.aspx?news_id=2017031700359&cate_id=02

マイナビニュース|あいおいニッセイ同和、「テレマティクス自動車保険」を開発
http://news.mynavi.jp/news/2017/03/14/342/

あいおいニッセイ同和損保|日本国内初 運転挙動反映型テレマティクス自動車保険の開発について
http://www.aioinissaydowa.co.jp/corporate/about/news/news_dtl.aspx?news_id=2017031400356

産経ニュース|必要なときだけ保険に加入 家電製品、1日19円から
http://www.sankei.com/photo/daily/news/170703/dly1707030025-n1.html

この記事のテーマ
金融」を解説

おカネ(資本)の流れを円滑にし、経済を活性化させる仕事。企業や公共団体、個人から集めたおカネを、設備投資や商品購入のために必要としている先に融通します。おカネそのものを扱う銀行、資産運用を目的とした信託銀行、株式や債券などの証券を扱う証券会社、保険商品を開発・販売する保険会社などが含まれます。現在は電子化が進み、世界の市場でリアルタイムに取り引きが行われています。

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この記事で取り上げた
「生保・損保」
はこんな業界です

突然の損失や損害に対し、費用的に備えるためのサービスが保険である。生命保険は、人の死亡や傷病によって生じる損失を対象とし、損害保険は、自動車事故や自然災害などで生じる損失を対象としている。いずれも契約者に損失が生じたときの保険金支払いに備えて対価である保険料を徴収し、これを株式・債権などで運用することで保険金支払いの原資を確保する。インターネット普及により、販売方法など事業のあり方も変わりつつある業界である。

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