【シゴトを知ろう】住まい方アドバイザー 〜番外編〜

  • ようこそ、ゲストさん
  • ログイン
  • メンバー登録(無料)
  • エリア設定
  • 保護者・先生の方へ
MENU
閉じる
  • ようこそ、ゲスト さん

    メンバー登録(無料)

  • 適学・適職診断無料!

    診断を受ける

  • エリア設定

現在4校がカートに入っています。

一度に最大30校までまとめて資料請求することができます。

閉じる

「マイナビ進学」サイトが別タブでが開きます。

【シゴトを知ろう】住まい方アドバイザー 〜番外編〜

2017.08.29

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】住まい方アドバイザー 〜番外編〜

これまで2,000軒以上の家庭に関わってきたという住まい方アドバイザーの近藤典子さん。「【シゴトを知ろう】住まい方アドバイザー 編」では、仕事のやりがいや、この仕事が生まれた経緯を教えていただきました。

さらにお話を伺ってみると、家庭ごとに異なる常識に出合うこともあるそうです。今回は番外編として、そういった家庭との出会いで気付いたことや思い出深いエピソードについて伺いました。

この記事をまとめると

  • 家庭ごとに存在する生活する上での常識を個性として捉えている
  • 住まい方は多方面に通じる知識なので活躍できる場が多い
  • 依頼者に喜ばれると、住まい方アドバイザーとしてのやりがいを感じる

生活上のどんなルールでも、家庭ごとの個性だと気付いた

――各家庭とお話をしていて、自身の価値観が変わったことはありますか?
 
どの家庭にも、生活において独自の常識があります。しかしそれが一般的な常識とは異なる場合もあるのです。初めは戸惑いもありましたが、そういった家庭に出合ううちに「この家庭の個性なんだ」と大切に思うようになりました。ですので、家庭ごとの常識を肯定しつつ、住まい方アドバイザーとしての知識と経験を持って提案を行っています。

例えばトイレ掃除。トイレの中まで掃除機を使用する家庭もあれば、トイレは清潔ではないから掃除機は使わない家庭もあります。その意見を汲んだ上で、「掃除機のアタッチメントは100円均一ショップでも手軽に買えるので、トイレ専用ノズルを用意すれば掃除機を使うのが抵抗なくなるのでは」と提案します。また食器棚の湯のみやグラス、お茶碗といった食器の置き方では、ホコリが食器にたまるのを気にされる下向き派と安定感を優先される上向き派に分かれます。簡単にできる掃除方法をお伝えし、「こういう考え方もありますが、どちらがより楽ですか?」と依頼者の意見を取り入れながら、より良い暮らしに導けるよう心掛けています。
 
 
――住まい方アドバイザーならではの「あるある」を教えてください。

DIY(自分で何かを作ったり修理したりすること)好きな人が増えた現在は、サイズも色もバリエーション豊かな収納用具が市販されています。私がこの仕事を始めたばかりの頃はそうではなく、思うように収納道具が見つからないときは、ホームセンターで売っているカラーボックスを利用していたのです。そのためプライベートでの買い物中でも、生活用品や収納道具が目に入ると「どんな使い方ができるかしら」とつい考えています。文具や食器も、新しい使い方はないか、頭の中で横にしたりひっくり返したりして……。そうしているうちにあっという間に時間が過ぎてしまうほど、楽しんでいます(笑)。
 
 

幅広い業界の人とつながりを持てる仕事

――住まい方アドバイザーという肩書きは普段あまり耳にしませんが、業界内のつながりはありますか?

住まい方アドバイザーの資格は、2014年に誕生しました。現在、全国に76名の資格取得者がいます。私は住まい方アドバイザー養成講座の講師も務めているので、育成の場面ではつながりが多いといえますね。

最近では3期「住まい方アドバイザー養成講座」を東京・大阪で開講中ですが、建築士やCADオペレーター、インテリアコーディネーターなど住まいに関係する方が8割以上、想定していたより多くの業界の方が参加しています。住みやすい家を建てたい、いずれリフォームを考えたいという思いからプライベートで受講するなど、業界外のさまざまな方もいます。休憩時間にお互いの現場の話をしたり、業界以外の方は住む側の疑問を声に出したりと意見交換を楽しんでいます。

また、住空間は電化製品や家具、生活用品全般はもちろん、車やパソコンも含まれます。ですので、そういった商品の開発、店舗作りのコンサルティングの依頼をいただく場合もあり、仕事を通じて幅広い業界の方々と出会えます。
 
 

快適な暮らしを知り、心境に変化がある依頼者もいる

――仕事の中で一番の思い出や達成感を感じたエピソードを教えてください。

私は、今までに2,000軒以上のお宅に伺っており、中にはドラマのような出来事もたくさんありました。語りつくせないほど多くの思い出があるので、一番と聞かれると悩みます。ただ、アドバイスさせてもらう間や住空間を改善し終わったときに、「心に余裕ができて、自分に自信が持てるようになった」「家族や周りの人を大切に思えるようになった」「人に優しくできるようになった」と言ってもらい、依頼者の中で物の見方がいい方向に変わったと感じるとうれしいですね。こうした依頼者一人ひとりとの思い出が私自身の学びにもなっています。その度にいつも、人の役に立てるありがたい仕事に出合えて幸せだなと思っています。
 
 
家庭ごとの常識や、本当に望んでいる生活のスタイルを理解して適切なアドバイスをするためには、机の上での勉強だけではなく仕事の中で得る学びも重要なのですね。住まい方アドバイザーに興味を持った方は、住まい方アドバイザーの資格とあわせて建築士、インテリアプランナー、インテリアコーディネーターなど住宅系の資格も調べてみてはいかがでしょう。
 
 
【profile】近藤典子Home&Life研究所 近藤典子
【取材協力】一般社団法人 日本住まい方アドバイザー協会

この記事のテーマ
建築・土木・インテリア」を解説

建築や土木に関する技術を中心に学ぶ分野と、インテリアコーディネイトなどデザインを中心に学ぶ分野の2つに大きく分かれます。資格取得のために学ぶことは、建築やインテリアの設計やプランニングに必要な専門知識、CADの使い方などが中心です。どちらの分野も依頼主の要望を具体化できる幅広い知識とコミュニケーション能力も求められます。

「建築・土木・インテリア」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「アメニティーアドバイザー」
はこんな仕事です

アメニティーとは、「住宅の居住状況の快適さ」「住み心地のよさ」という意味で、アメニティーアドバイザーは、快適な生活を送るための住居環境を提案、アドバイスする仕事だ。2014年に「住まい方アドバイザー」に名称変更された。具体的には、クローゼット整理・キッチン整理など収納のコツや、その人、その家に適した効率的な掃除方法、家具の配置に至るまで、住みやすい暮らしを実現するための全般的なノウハウを助言・指導する。収納などに悩みを抱えた人が増えている現代において、ニーズの広がりのある仕事といえる。

「アメニティーアドバイザー」について詳しく見る