【シゴトを知ろう】アンティークショップ 編

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【シゴトを知ろう】アンティークショップ 編

2017.09.14

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】アンティークショップ 編

美しい絵柄が描かれた食器や、制作当時の文化を感じられる工芸品。アンティークの作品は、コレクターをはじめ多くの人を魅了しています。今回お話を伺ったのは、銀座の「アンティーク ティアドロップ」店長であり、自らヨーロッパでの買い付けも行う服部由美さん。アンティークを扱う仕事についてお話いただきました。

この記事をまとめると

  • お客様に「これを買ってよかった」と言われたとき、報われたと感じる
  • 買い付け先でのアクシデントも自己責任。健康管理は非常に重要
  • 好奇心旺盛で海外に興味があり、責任感が強い人に向いている

買い付けからショップでの販売まで、業務は多岐にわたる

Q1. お仕事の概要と、1日のスケジュールを教えてください。

西洋のアンティークを銀座のショップで販売する傍ら、ネット販売も行っています。アンティークは私自身がヨーロッパへ行き、直接買い付けています。

買い付けからショップの運営まで全て一人で行っていますので、毎日の業務は多岐にわたります。1日のスケジュールは、銀座のショップにいる場合を例に挙げますと、まず午前中にショップへ行き、11時に開店します。お客様がご来店されたら対応し、いらっしゃらない時間にはメールチェックや商品の発送など、お問合せやネットショップ関連の業務をこなします。その後は新たに買い付けてきた商品の写真撮影・Webサイトに掲載する際のコメントを書いたりします。

ショップにいらしたお客様とは、お話しながらランチやティータイムをご一緒することも多いです。そして経理の仕事などを終わらせ、閉店は20時です。

アンティークを買い付けてから店頭に並べるまで簡単ではないが、やりがいも大きい

Q2. お仕事をされる中で、やりがいや楽しさを感じるのはどんなときですか?

うれしく思うのは、お客様に「これを買って良かった」と言っていただけることです。一つのアンティークを買い付けて店頭に並べるのは簡単なことではありませんが、その言葉をいただけたときに報われたと感じます。
仕事の魅力としては、買い付けでヨーロッパ各地を訪れることができたり、自分の店で販売を行っているためマイペースにスケジュールを決められることです。


Q3. お仕事の中で大変さや苦労を感じるのはどんなときでしょうか?

仕事をする中で、自己責任という言葉の重みを感じることが多いです。買い付け先の海外でアクシデントが起きたり、体調が悪くなっても、代わりに仕事をしてくれる人はいません。全て自分で解決しなければなりませんし、特に健康管理は非常に重要です。

また買い付けの際には、たくさんのアンティークを日本へ持ち帰るので、いくつものスーツケースを引きずって帰国することも多々あります。そしてそれらのアンティークをそのまま店頭に置くわけではなく、例えば食器であれば丁寧に磨き、商品として納得できる状態になって初めてショップに出します。時間も手間も掛かっているからこそ、それが報われたときの喜びがあるのだと思います。


Q4. 現在のお仕事を志すようになったきっかけを教えてください。

高校時代にアメリカ留学で英語を学んだことから、私にとって海外が身近なものになりました。そしてアンティークという古いものの魅力に惹きこまれ、最初は購入する側でしたが、自分でもアンティークを出品する展示会に参加するようになりました。参加を重ねるうちに本格的に取り組みたいと思うようになり、現在の仕事につながっています。


Q5. 大学ではどのようなことを学びましたか?

大学時代は経営学部情報管理学科で、マーケティングや経営学、コンピューターに関するさまざまなことを学びました。現在自分のショップを持ち経営をする上で、こうした知識が役立っていると思います。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

高校時代にはアメリカ留学をしていて、将来は英語を使った仕事に就きたいと思っていました。現在の仕事では買い付けの際に英語を使いますので、その夢は実現できたと思います。

明確なビジョンがなくても、出会いを大切に、好きなことに一生懸命取り組んで

Q7. どういう人がアンティークショップで働くのに向いていると思いますか?

好奇心旺盛で、特に海外に興味がある人。そして大変さの部分でお話した理由から、責任感が強い人が向いていると思います。


Q8. 最後に、高校生に向けたメッセージをお願いします。

まだ将来について明確なビジョンが決められない人も多いと思いますが、好きなことに一生懸命取り組んでください。さまざまな人との出会いを大切にしていくことを軸に頑張れば、今後の長い人生においてプラスになっていくと思います。



高校時代の留学で英語を学んだ経験が、現在のお仕事に生かされているという服部さん。美しいアンティークを自らの目で選び買い付け、時間をかけて商品となったものだからこそ、お客様に喜んでもらえるという服部さんのお話からは、大変な面が多い分やりがいも大きい仕事だということが伝わってきました。西洋文化や歴史が好きな人は、アンティークについて調べてみてはいかがでしょうか。


【profile】アンティーク ティアドロップ店長 服部由美
http://www.antiqueteardrop.com/

この記事のテーマ
デザイン・芸術・写真」を解説

デザインは、本や雑誌、広告など印刷物のデザイン、雑貨、玩具、パッケージなどの商品デザイン、伝統工芸や日用品などの装飾デザインといった分野があり、学校では専門知識や道具、機器を使いこなす技術を学びます。アートや写真を仕事にする場合、学校で基礎的な知識や技術を身につけ、学外での実践を通して経験やセンスを磨きます。

「デザイン・芸術・写真」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「アンティークショップ」
はこんな仕事です

アンティークとは、フランス語で「骨董品」のこと。また、製造から100年経過したものが「アンティーク」と呼ばれる。西洋の骨董品を扱うのが一般的だが、最近では西洋に限らず、着物や古美術品など日本の物品を扱う店が多い。アンティークショップを開くには、実際に店で働いて経験を積んでから独立し、店を持つというパターンが多い。海外に買い付けに行く場合は、古い物品の由来や歴史などの奥深い知識が得られるので、その点でこの仕事に大きな魅力を感じている人も多い。開業には警察の「古物営業許可」が必要だ。

「アンティークショップ」について詳しく見る