【シゴトを知ろう】テレビプロデューサー 編

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【シゴトを知ろう】テレビプロデューサー 編

2017.09.05

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】テレビプロデューサー 編

皆さんが日頃目にするテレビ番組は、出演者とたくさんのスタッフの手によってつくられています。その中でも総責任者の立場を担うのが、テレビプロデューサー。よく耳にするものの、実際にどのような仕事をしているのか知らないという人もいるかもしれませんね。
今回は、株式会社SOMEの代表取締役であり、さまざまな番組のプロデュースを手掛けてきた染谷智(さとる)さんに、テレビプロデューサーの仕事内容について伺いました。

この記事をまとめると

  • テレビプロデューサーは企画から予算管理まで行う、番組の総責任者
  • 現場で学べた人間関係を形成する力は、今に生きている
  • コミュニケーションが得意で、決定力がある人に向いている

テレビ番組企画の計画・管理・予算管理・人事まで手掛ける。責任もやりがいも大きな仕事

Q1.テレビプロデューサーのお仕事についてと、一日のスケジュールを教えてください。

テレビプロデューサーの仕事は、一言でいえばその肩書きどおりテレビ番組をつくり出すことです。テレビの企画を計画・管理し、予算管理や人事も行う、番組の総責任者ですね。私自身がゼロから企画を考えることもあれば、ディレクターたちの意見をまとめて一つの企画にすることもあります。

一日のスケジュールは毎日異なるので一概にはいえませんが、例えば番組収録の前日を一例として挙げますと、出社後まず番組に使うVTRのチェック、台本チェック、ナレーションチェックなどを行います。一度全ての確認が終わった後に再度確認を行うので、一日の大きな割合を占める作業ですね。それと並行して、出演者の事務所に最終確認の電話を入れます。

そして収録本番前日とはいえ、その本番の次の回も動いているので、合間に次の回の打ち合わせもします。打ち合わせから収録までは一カ月くらいかけていますので、常に何本かの企画が同時進行しているという形になります。


Q2. お仕事をされる中で、やりがいや楽しさを感じるのはどんなときですか?

自分が考えたことが企画として実現できて、時にはそれによってブームを巻き起こせるかもしれないということが、まず大きなやりがいですね。一つの番組企画が決まるまでの道程は簡単ではなく、面白いと思ったことでも、視聴者は面白いと思ってくれるか、現実的にテレビ番組として成り立つのか、予算面は問題ないかなど、さまざまな側面から考え悩みもします。そしてようやく企画が通ったときは本当にうれしいです。

また、これはテレビ業界で仕事を始めてから共通していえることですが、毎日いろいろな人たちとの出会いがあり、非日常を味わえる機会が多いことも楽しさであり魅力です。


Q3. お仕事の中で大変さや苦労を感じるのはどんなときでしょうか?

苦労というより、テレビというメディアで番組をつくる責任の大きさは強く感じます。例えば、視聴率の低い番組、仮に視聴率1パーセントだとしても、全国で約130万人が見ていることになります。

どのような番組であっても、番組中に流れるテロップの1文字1文字まで誤字などないように慎重にならなければいけませんし、万が一誤字があればそれは重大な過失です。番組の責任を負う立場として当然ではありますが、そうしたことは常に意識し気を引き締めています。

もともと好きではなかったテレビ業界にあえて挑戦し、その中でやりがいを見つけてきた

Q4.テレビプロデューサーを志すようになったきっかけを教えてください。

高校生の頃からの夢が「何でも知っていて子どもたちに慕われるおじいさん」になることでした。昔から音楽、特にUKロックが好きで、私自身も高校に通いながらスタジオミュージシャンとして活動していました。

卒業後は私にとって音楽の本場であるイギリスに渡り音楽活動を続けていたのですが、21歳で今までの人生を振り返ったとき、好き勝手なことばかりしてきたなと気付きました。その好き勝手なことを周囲・世間も認めてくれていたことは幸運でしたが、そのまま続けていても理想の自分にはなれないと思ったのです。

では何をすれば良いのかと考えた結果、当時は敬遠していたテレビに関わる仕事にあえて挑戦してみようと思いました。帰国し見習いのAD(アシスタントディレクター)から始めて、好きではなかったテレビの番組制作の中にも面白さを探しました。徐々にやりがいを見付けながら経験を重ね、プロデューサーになったという経緯です。


Q5.今のお仕事のために、どのようなことを学びましたか?

AD時代から今に活きているのは、人間関係の形成について現場で学べたことです。テレビプロデューサーは日々いろいろな人と関わり、プロフェッショナルなチームの人たちを動かすことが重要な仕事なので、それがうまくいけばいくほど自分にもプラスになっていきます。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

高校時代は音楽を続けていくことしか考えていませんでしたが、エンターテインメントに携わりたいという思いは今も高校時代も同じです。方法は違っても、何かを表現したいという気持ちはつながっていると思います。

失敗を怖れず挑戦し、一度始めたらすぐには諦めず努力を続けて

Q7. どういう人がテレビプロデューサーに向いていると思いますか?

人との関わりが何より大事な仕事なので、まずコミュニケーション能力が高い人。そして相手に合わせるだけではなく、決定力があり自分の芯をしっかりと持っている人ですね。


Q8. 最後に、高校生に向けたメッセージをお願いします。

失敗を怖れずに、まずは何でも挑戦してみましょう。失敗することは悪ではなく、経験です。一つのことに集中するのもよいですが、今やりたいと思うことには片っ端から取り組んでみることをおすすめします。

そして一度始めたら、壁に突きあたっても自分には向いていないとすぐ諦めるのではなく、少なくともそれなりにできるようになるまで努力を続けてください。その後もし挫折してしまったとしても、それもまた人生の良い経験となるでしょう。



常に複数の番組を抱え、多岐にわたる業務を行うテレビプロデューサーは大変な部分も多そうですが、染谷さんのお話からは、仕事の魅力や喜びの大きさが伝わってきますね。

高校時代の理想の自分になるため、好きではなかったテレビに関わるお仕事を選び、その中でやりがいを見付けてきたという染谷さん。失敗したときのことを考えてなかなか踏み出せないという人も、今回の染谷さんのメッセージを参考に、新しいことに挑戦してみてはいかがでしょうか。


【profile】株式会社SOME 代表取締役・テレビプロデューサー 染谷智

この記事のテーマ
マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」を解説

若い感性やアイデアが常に求められる世界です。番組や作品の企画や脚本づくり、照明や音響などの技術スタッフ、宣伝企画など、職種に応じた専門知識や技術を学び、実習を通して企画力や表現力を磨きます。声優やタレントは在学しながらオーディションを受けるなど、仕事のチャンスを得る努力が必要。学校にはその情報が集められています。

「マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「テレビプロデューサー」
はこんな仕事です

自分が担当するテレビ番組の総責任者として、番組制作を管理。仕事の範囲は広く、企画立案や制作スタッフの決定、出演者の交渉、予算の管理、スポンサーへの営業など、番組づくりだけでなく側面支援的な仕事も担当する。大部分のテレビ番組は、テレビ局と番組制作会社が協同で制作しており、プロデューサーも双方に存在している。いずれの立場であっても、番組制作の現場で下積みから経験を重ねながら、徐々に成長して大きな役割を任されるようになるケースがほとんど。番組制作の全般を取り仕切れる充実感が得られる。

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