【シゴトを知ろう】フィトセラピスト(植物療法) 編

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【シゴトを知ろう】フィトセラピスト(植物療法) 編

2017.08.22

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】フィトセラピスト(植物療法) 編

一般社団法人日本フィトセラピー協会が定義しているフィトセラピーとは、ハーブやアロマテラピー、フィトケミカル栄養学、バッチフラワーレメディ、森林療法、園芸療法など、植物を用いたさまざまな療法によって心身を健康に保つ総合的な自然療法のことです。フィトセラピストには、多様な療法に関する知識の他、体の仕組みや食べ物に関する知識など幅広い範囲の知識が必要とされます。
株式会社ナチュラル・エッセンス代表取締役の山岡由依さんにフィトセラピストの仕事内容についてお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • アロマテラピーから園芸療法まで、植物に関する総合的な知識が必要
  • 植物の持つ力によって、薬が手放せない日々から解放された
  • 人の気持ちに寄り添えるセラピストになるには、豊かな人生経験が欠かせない

植物や体、食などに関する幅広い知識が求められる仕事

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。

ハーブやアロマテラピー(*1)、フィトケミカル栄養学(*2)、バッチフラワーレメディ(*3)に関する仕事を主にしています。1日講座や資格取得のための講座を開いたり、セラピストとしてお客さまに施術をする他、森林療法や園芸療法には、講師を招いてのセミナーや体験ツアーを開催するなどして関わっています。

<ある一日のスケジュール>
09:30 出社、講座の準備
10:00 資格取得のための講座開始
12:00 昼休憩
13:00 講座再開
18:00 講座終了 
19:00 メールチェックなどの事務仕事
20:00 翌日の講座準備
21:00 退社

*1 アロマテラピー(アロマセラピー):精油(植物の有効成分を抽出したオイル)の香り
の効果を利用して、心身のバランスを整えることを目的とする療法。

*2 フィトケミカル栄養学:野菜や果物などに含まれる栄養素のうち、健康や長寿に好ましい効果があるとされる機能性食品因子の研究をする学問。

*3 バッチフラワーレメディ:イギリスのエドワード・バッチ医学博士が開発した「バッチフラワーレメディ」を使用したカウンセリングのこと。悩みや苦しみの本当の原因となっているマイナス感情を癒やして、軽減する効果があるといわれる。


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?
 
新しい知識を得て感動する受講生の姿を見ることが、仕事の楽しさでありやりがいです。
ハーブの効能や使い方、心と体の関係など、講座では今まで知らなかったことをたくさん知ることができます。新しいことを知るたびに受講生の皆さんが驚かれたり感動されたりするので、そういった学びを提供できることに、やりがいを感じますね。


Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?
 
エッセンシャルオイル(*4)やハーブなどを用いたフィトセラピーをされている方は、個人事業主の方が多いように思います。フィトセラピストとして企業に就職される方は、まだ少ないのでしょう。
個人で会社を経営していると安定した収入を得るのが難しいですし、他に代わりはいないので全ての業務を自分で行わないといけないので大変です。


*4 エッセンシャルオイル(精油):植物の有効成分を抽出したオイルのこと。植物によって香りや成分が異なる。

仕事の原動力は「人に喜んでもらえること」

セラピストとしての心構えを話す山岡さん

セラピストとしての心構えを話す山岡さん

Q4. どのようなきっかけ・経緯でこの仕事に就きましたか?

以前は旅行会社に勤めていて、忙しい仕事でしたが楽しく働いていました。でも、体には負担がかかっていたようで、ホルモンバランスが悪くていつも薬を飲んでいました。

そんな時にアロマテラピーに出合い、いつの間にか元気に過ごせるようになっていました。それからアロマテラピーの資格を取り、アロマテラピーの原点のハーブを学び、もっと植物療法について知りたいと思ってフィトセラピーの資格を取りました。


Q5. 専門学校では何を学びましたか?

旅行の専門学校で、旅行業務全般を学びました。
高校生の頃、世界を旅するテレビ番組が好きで、自分もいろいろな国へ行って、そこでしか楽しめない景色を見たり体験がしたいと思ったからです。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?
 
旅行に関わる仕事や今の仕事は、人に喜んでもらえることが共通しているので、つながっていると思います。
旅行会社で働いていた時は、「楽しかったよ」「いいところを教えてもらえて良かった」などとお客さまに喜んでいただけると、仕事が楽しく思えました。
フィトセラピストの仕事では、施術をしたお客さまに「体が楽になった」と言っていただいたり、講座の受講者が「講座を学んで良かった」と喜ばれている時はうれしいですね。

学び続けて20年以上! 植物の世界は奥深い

ずらりと並ぶ資格証明書は、もっと知りたいと学び続けた証し

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Q7. どういう人がフィトセラピストに向いていると思いますか?
 
とにかく好奇心がある人ですね。表面的な知識だけでは満足せずに、もっと深く学びたいと思う人が向いています。

フィトセラピーでは、いろいろな要素を学ばないといけません。アロマテラピーにしてもハーブにしても、その道の専門家がいるほど学ぶことが多く、深い知識が必要とされます。
フィトセラピーとなると、その範囲がもっと広くなります。私が20年以上学び続けているのは、もっと知りたいという気持ちがあるからなのです。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします。
 
高校生の皆さんには、いろいろな経験をしてほしいと思います。
セラピストは失恋であっても成長の糧になります。豊かな人生経験があればあるほど、相手の気持ちに寄り添うことができるようになるので、たくさんの経験を積んだ後にこの仕事を始めても遅くないぐらいです。


植物などに関する幅広い知識が必要とされるフィトセラピスト。いきなり全てを学ぶのではなく、興味のある資格を取ることから始める方が多いそうです。効果を実感したからこそ、他の人にもその良さを伝えていきたいと山岡さんはおっしゃっていました。
フィトセラピーに興味のある人は、まずはハーブティーを試してみたり、エッセンシャルオイルを使ってみたりするなど、楽しみながら生活に取り入れることから始めてみてはいかがでしょうか。


【profile】株式会社ナチュラル・エッセンス 代表取締役 山岡由依

山岡由依のオフィシャルブログ http://ameblo.jp/natural-essence1996

この記事のテーマ
エステ・ネイル・リラクゼーション」を解説

ネイルアーティストやエステティシャンなど、美容のスペシャリストを育成したり、アロマセラピストやマッサージ師のように身体のもみほぐしや香りでの癒しに関わる知識と技術を身につけます。あわせて学校では、職業に応じた専門技術と接客能力を磨きますが、新しい技術やトレンドに対応するため、自ら学び続ける好奇心やセンスが求められます。

「エステ・ネイル・リラクゼーション」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「フィトセラピスト(植物療法)」
はこんな仕事です

植物の力を使って人間の持っている自然治癒力に働きかけ、体の調子を整えたり、病気の予防をしたりする仕事。「フィトセラピー」という療法を用い、植物を使った入浴剤、湿布、ハーブティーなどをつくり、体調の改善などに役立ててもらう。古くから世界各国の医療に植物が用いられてきたことから、実践的な療法とされている。植物の成分や効果、禁忌を理解し、フィトセラピーを実践する知識が必要。関連資格としては、日本フィトセラピー協会が認定している民間資格がある。

「フィトセラピスト(植物療法)」について詳しく見る