【シゴトを知ろう】テレビディレクター 編

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【シゴトを知ろう】テレビディレクター 編

2017.09.07

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】テレビディレクター 編

テレビ番組の制作現場において、幅広い業務に携わるディレクター。今回お話を伺ったのは、株式会社SOMEでディレクターの仕事をされる竹田有加里さんです。番組ディレクターならではのやりがい、仕事への思いなどをたっぷりと語っていただきました。

この記事をまとめると

  • テレビ番組制作上のあらゆる過程に携わるのがディレクター
  • 伝えること以上のものを受け取ってもらえることがやりがい
  • いろいろな人と関わるのが好きな人が向いている仕事

番組制作のためのリサーチから映像編集まで、あらゆる過程に携わる仕事

Q1. テレビディレクターのお仕事についてと、一日のスケジュールを教えてください。

テレビディレクターは、テレビ番組を制作する上でのあらゆる過程に携わる職業です。情報を仕入れること(リサーチ)から始まり、番組内容に関係する事柄についての取材を行ったり、撮影ロケにも行きます。取材・ロケ終了後には、その映像から実際に番組で使う部分を編集するのもディレクターの仕事です。

一日のスケジュールは日によって異なりますが、まずリサーチの日の場合には、11時に出社後、企画会議を行い、それからは一日中さまざまなウェブサイトや参考文献などを用いた情報収集をしています。

地方ロケが入っている日の場合は、朝6時には出掛け、一日掛かりで現地取材をします。日付が変わる頃に社内に戻り、そこから朝9時半まで編集作業です。編集終了後にチェックを行い、また直したりして、その日の夜に放送ということもあります。


Q2. お仕事をされる中で、やりがいや楽しさを感じるのはどんなときですか?

この仕事の大きな魅力は、いろいろな方に出会う機会があるということです。農家を営む方、野球選手、タレントの方、企業の社長……そうした方々との出会いは、仕事という枠を超えて自分の人生の素晴らしい経験となります。

そしてやりがいを感じるのは、自分が関わった番組を観て「感動した」「面白かった」といった視聴者の方の声を聞けたときですね。伝えること以上のものを常に目指さなければいけないのは大変でもありますが、その分受け取っていただけたときの喜びは大きいです。


Q3. お仕事の中で大変さや苦労を感じるのはどんなときでしょうか?

先ほどお話したスケジュールのとおり、朝早くから始まり次の日の夜まで徹夜で仕事をし続けることも多く、テレビ局に何日も泊まることがあります。睡眠時間やお風呂に入る時間も確保できない日もありますので、それは女性として特に大変に感じる部分ですね。

業務に関していいますと、被災地や事故現場の取材などでは、ただでさえ大変な状況の中にいる現地の方々に取材のご対応をお願いするのは心苦しいのですが、どのような場合であっても取材相手に誠意を持ってお話を聞くということを常に意識しています。

顔の見えない相手に何かを伝えたいという思いから制作会社へ

Q4. テレビディレクターを志すようになったきっかけを教えてください。

私は大学では舞台について学び、舞台監督として学内の公演に携わっていたので、いつも舞台裏で見に来たお客様の反応を直に感じることができていました。相手の顔が直接見える状態で伝えることの楽しさを知る中で、もし相手が見えない状態だったらどうだろうと考えたんです。

テレビ番組というのはまさにそうですよね。顔の見えない相手に何かを伝えることに挑戦してみたいという思いから、テレビ番組の制作会社で働くことを志望するようになりました。最初はAD(アシスタントディレクター)として、現在ではディレクターとしてお仕事をさせていただいています。


Q5. 今のお仕事のために、どのようなことを学びましたか?

仕事の内容については、全て就職してから学びました。最初は取材・ロケでの映像を記録するビデオテープの種類を覚えることからでした。テレビ業界で使っているテープは、一般に使われているものとは異なり種類もたくさんあるので、最初はみんな見慣れないものかと思います。

取材の段取りや映像編集の方法なども先輩に教えていただきながら、実務を通して学んでいきました。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

高校生のときから舞台が好きで、好きなことを学びたいという思いから、演劇について学べる大学に進学しました。現在の仕事は直接舞台に関わっているわけではありませんが、舞台俳優の方や舞台関係のお仕事をされている方とお会いする機会があるとき、良いコミュニケーションのきっかけとしてそれが生きていると感じることはありますね。


Q7. どういう人がテレビディレクターに向いていると思いますか?

人と関わることが好きで、溜めこまない性格の人だと思います。いろいろなタイプの人と関わる仕事なので、相手がどのような人でも区別せずに接することができる人は向いているのではないでしょうか。私自身、周りに人たらしといわれるほど、もともと人と話すこと自体が大好きです。

今興味があることを経験して、迷ったらそこでまた考え直せばいい

Q8. 最後に、高校生に向けたメッセージをお願いします。

高校生の頃には、自分が今の仕事に就くとは思ってもいませんでした。皆さんの中にも、自分の将来のイメージが浮かばない人、選択肢が多すぎてどうすればいいのか分からない人がいるでしょう。

そんな中でも、とりあえず今興味があることを経験してみて、迷ったらそこでまた考え直し決めていけばよいと思います。何かを始めてから辞めたくなっても、少しは頑張ってみてほしいですが、挫折したからといって卑下することもありません。その都度選べる道はありますから、まずは今やりたいと思うことに触れてみてください。



情報収集から取材・映像編集まで、番組制作に関する全ての業務に携わり、伝える以上のことを求められるディレクター。ハードな一面もある分、得るものも大きいと語る竹田さんからは、人とお話することが心から好きだということ、顔の見えない相手にも伝えたいという強い思いが伝わりました。将来の目標が決まっていない人も、竹田さんのメッセージを参考に、まずは今興味があることに取り組んでみましょう。


【profile】株式会社SOME 番組・映像制作部 ディレクター 竹田有加里

この記事のテーマ
マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」を解説

若い感性やアイデアが常に求められる世界です。番組や作品の企画や脚本づくり、照明や音響などの技術スタッフ、宣伝企画など、職種に応じた専門知識や技術を学び、実習を通して企画力や表現力を磨きます。声優やタレントは在学しながらオーディションを受けるなど、仕事のチャンスを得る努力が必要。学校にはその情報が集められています。

「マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「テレビディレクター」
はこんな仕事です

テレビ番組の制作現場で、テレビディレクターは全体を指揮する存在。映像収録、キャスティング、編集など全てに関わり、番組立ち上げの企画立案、予算管理に携わる場合もある。実際に番組の多くをつくっているのは、テレビ局外部の制作プロダクションのため、新人はアシスタントディレクター(AD)として、まず現場の仕事を覚えるケースが一般的。一人前になり、自分が思うような番組を制作し、人気や視聴率の高い番組を扱えるようになるとやりがいは大きい。

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